ジラール・ぺルゴ 【ロレアート アブソルート Ti 230】発表

ソーウインド ジャパン株式会社のプレスリリース

ジラール・ペルゴは 230 年前の 1791 年に創業されましたが、この同じ年、イギリスの聖職者ウィリアム・グレガーが英国コーンウォールでチタンを発見しました。新たに発表されるロレアート アブソルート Ti 230 では、この軽い元素とマニュファクチュールのノウハウとが組み合わされています。こうして生まれた 2 つの時計は、現代的で個性に富み、コントラストの効いた陰影と形が巧みに反復されています。この重要な記念となる年をさらに強調するために、Ti 230 の ブルーの文字盤のモデルは、発売後 1 か月間はヴェンペのみで独占販売されます。

 

今年はジラール・ペルゴの創業 230 周年にあたります。これを記念して、マニュファクチュールではブランドを象徴するモデルに新しい解釈を加え、多くの新作を発表します。このメゾンの歴史は、1791 年、弱冠 19 才だったジャン=フランソワ・ボットが自身初の懐中時計をつくったときにさかのぼります。しかし、ブランドの歴史において最もロマンチックなエピソードが生まれたのは、1854 年、コンスタン・ジラールとマリー・ペルゴが結婚したときのことです。これにより、時計産業屈指の偉大なブランドが誕生しました。

1791 年は、イギリスの聖職者ウィリアム・グレガーが英国コーンウォールで「メナカナイト」と呼ばれることになる 黒い砂を発見した、注目すべき年です。グレガーは、分析した結果、この砂には酸化鉄と未知の金属が含まれていると結論しました。その後、この金属はチタンであると特定されました。チタンは、ギリシア神話でウラノス とガイアの間に生まれた子供、タイタンから命名された元素です。現在、チタンは時計製造にかぎらず、航空宇宙、医療、モータースポーツなどの分野で広く使われており、多くの利点によって選ばれています。

ロレアート アブソルート Ti 230 には、ジラール・ペルゴとウィリアム・グレガーという 2 つの物語が結びついており、230 年以上にわたって蓄積されてきたノウハウが駆使されています。チタンはさまざまな形を取り、他の元素 と組み合わせて合金となることもあります。ジラール・ペルゴで好んで使用されるのは、グレード 5 のチタンです。これは特に強く、耐腐食性があり、軽量で、アレルギーを起こしにくいからです。こうした特徴により、着用者は満足のいく体験が得られます。

グレード 5 のチタンを使用するもう 1 つの理由は、金属の研磨が可能なことです。ジラール・ペルゴのロレアート アブソルート Ti 230 では、軽くサンドブラスト仕上げをした 44 mm のケースが使用され、これがポリッシュ仕上げの面を取り囲むことで、美しい輝きと繊細なコントラストが備わっています。2 種類の仕上げを巧みに組み合わせることは大変なことですが、しかしこれまで幾度となく示してきたように、ジラール・ペルゴが試練を前に躊躇することはありません。

ジラール・ペルゴの CEO、パトリック・プルニエはこう述べます。「ロレアート アブソルート Ti 230 によってつくろう と思ったのは、1975 年以来ブランドを象徴してきた時計の新しいバージョンです。このモデルは現代的ではあ りますが、伝統的なクラフトマンシップが駆使されています。また、さらに豪華なディテールとして、サンドイッチ 構造の文字盤と GP の世界初のラバー合金ストラップ(今回はチタンを加えたもの)が採用されています。最後 に、価格は通常よりもお求めやすくなっていますが、典型的なジラール・ペルゴのクオリティを備え、当社の他 のモデルとまったく同じ高級感があります。」

Gerhard D. Wempe KG(ヴェンペ)のマネージング オーナー、Kim-Eva Wempe(キム-エヴァ・ヴェンペ)は、こう述べます。「ジラール・ペルゴは、この新しいモデルの世界的な発売を前に、またしても私たちに打診いただき、独占販売を提案していただきました。こうした機会が得られたことは光栄で、当社ではジラール・ペルゴとの 密接な業務関係を高く評価しております。この関係は長年かけて培われたものですが、とくに昨年、当社がドイツ国内の独占販売店となる幸運に恵まれ、強固なものとなりました。」

このモデルは、八角形のベゼルやリューズに加え、直線と曲線が組み合わされ、美しいコントラストを織りなしています。ロレアート アブソルート Ti 230 の文字盤はブルーとグレーから選ぶことができ、視覚的な魅力が高められています。ロレアート アブソルートのリューズには、初めてラバーストラップの色あいにマッチしたラバーリングが巻かれることになりました。一見して目につくような細部ではありませんが、事情に通じた人の目には留まることでしょう。

文字盤はサンドイッチ構造になっており、下の層の上に、多数の開口部が設けられた上の層が乗っています。上の層の開口部からは、グレーの下の層が部分的に見えるようになっています。こうした設計を採用することで、開口部がくぼんだ蓄光塗料付きバトン型インデックスの役割を果たし、巧みに立体感が生まれており、文字盤全体が強調されています。

ロレアート アブソルート Ti 230 の心臓部で鼓動するのは、自社製自動巻ムーブメント、キャリバー GP03300-1060です。218 個の構成部品からなり、いずれもジラール・ペルゴの厳格な基準を満たして製造されています。

ロレアートの伝統を守り、ストラップは一体化されています。これは 1975 年に発表されたオリジナルモデルに見られる特徴です。ストラップは GP ラバー合金製で(今回はチタンを使用)、文字盤のカラーに完璧にマッチしながら、ファブリック調の触感があり、グレーのステッチが趣味よく活気を添えています。どこまでも妥協を排した態度で臨むジラール・ペルゴによって選ばれたのは、通常のラバーよりもしなやかで丈夫な特性を備えた FKM ラバーでした。このストラップに組み合わせるために、微調整システムを備えたチタン製フォールディングバックルが選ばれました。サイズの微調整が可能で、最高の装着感が得られます。

ロレアート アブソルート Ti 230 は、前述のように、ブルーとグレーの 2 つのバージョンが用意されます。それぞれ 230 本限定生産です。

ブルーの文字盤のロレアート アブソルート Ti 230 は、1 か月間はヴェンペのドイツの 10 店舗とニューヨークとロンドンの旗艦店のみで独占販売されます。その後は、ジラール・ペルゴ正規販売店全店とブランドのインターネットサイトでも販売されます。

グレーの文字盤の方は、ジラール・ペルゴ正規販売店全店とブランドのインターネットサイトで販売されます。

ロレアート アブソルート TI 230
リファレンス:81070-21-001-FB6A(グレー文字盤)
リファレンス:81070-21-002-FB6A(ブルー文字盤)

ケース 素材:グレード 5 のチタン
直径:44.00 mm 厚さ:14.65 mm
風防:無反射加工サファイアクリスタル
防水:300 m(30 ATM)
ムーブメント 機械式自動巻きムーブメント
パワーリザーブ:約 46 時間
機能:時、分、センターセコンド、日付
ストラップ:チタンを注入したファブリック調のラバー、ステッチ入り
バックル:チタン、フォールディングバックル

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