新開発「RUBEAR NRソール」採用の弾むような履き心地のスニーカーを発売

株式会社スピングルカンパニーのプレスリリース

株式会社スピングルカンパニー(本社:広島県府中市、代表取締役社長:内田貴久)は、天然ラバーの長所である柔らかさ、しなやかさはそのままに、弾力性と耐摩耗性を向上させた新開発の「RUBEAR NR(ナチュラルラバー)ソール」を採用したスニーカーSPINGLE MOVE「SPM-341」を、2021年8月21日から発売します。
「RUBEAR NR ソール」は、当社の新たなソールブランドである「RUBEAR /ルベア」の第二弾となります。
本商品は、初年度1,000足の販売を計画しています。

 

■商品特長
1)新開発「RUBEAR NR ソール」を初めて採用
天然ゴム樹脂をそのまま時間をかけ固体化・成形して作られる天然ラバーソールは、弾むような弾力と透明感のある色味といった特長があります。
「RUBEAR NR ソール」は、それらの特長を再現・強化しつつ、弱点である耐摩耗性を向上させています。天然ラバーソールと同等の柔らかさと弾力性で弾むような履き心地を実現しただけでなく、従来のSPINGLE MOVEのアウトソールと比べて耐摩耗性はほぼ同等のまま、約20%の軽量化を実現しました。(※当社調べ)

 

「RUBEAR NRソール」は天然ラバーソール特有の 透明感のある色味を再現。「RUBEAR NRソール」は天然ラバーソール特有の 透明感のある色味を再現。

㈱ニチマンの昔の社章モチーフの RUBEAR(ルベア)マーク㈱ニチマンの昔の社章モチーフの RUBEAR(ルベア)マーク

【ソールブランド「RUBEAR /ルベア」の第二弾】
ソールブランド「RUBEAR /ルベア」は、親会社である株式会社ニチマンのポリシーである「足の健康・安全・安心なフットウェアの開発」を受け継ぎ、「ソールの可能性の追求」をテーマに研究・開発を進めています。
今年6月には、「セルロースナノファイバー」を配合し、従来よりも耐摩耗性を約40%向上させた第一弾「RUBEAR CNFソール」を採用した2品番を発売しています。

 

 

 

【「RUBEAR NR ソール」の特長(データ)】
 ■硬度 ▶️ 天然ラバーソールと同様の柔らかさを実現

 ■重量 ▶️ 当社製SPINGLE MOVEなどのソールに比べて約20%軽量

 ■摩耗 ▶️ 天然ラバーソールと比較できないほどの耐摩耗性

 ■反発弾性率 ▶️ 天然ラバーソールよりも優れた弾性

2)新デザインのアッパー

 

人気の定番モデルSPINGLE MOVE 「SPM-110」の要素を取り入れ、アッパー(上部分)にステッチワーク、トゥガードに定番ソールの意匠、ヒール部分にヌメ革ブランドネームが付きます。またカカトには主に紳士靴に使用される硬質な芯材「ホットメルト」を採用し、安定した履き心地を実現しています。

 

3)アッパーに、シボ加工を施したカンガルーレザーを初めて採用
アッパーには「SPM-110」と同じカンガルーレザーを採用。カンガルーレザーは繊維質が高密度で、引き裂き・引っ張り強度が高く、牛革の2/3の厚みで同レベルの強度を保て、軽量かつソフトな特性があります。素材の表情を豊かにし、より重厚感のある印象にするため、SPINGLE MOVEでは初の試みとなるカンガルーレザーにちりめん状の細かいシワ模様を表現するシボ加工を施しました。

 

4)「ストローベル製法」と「COOL MAXIM/クール マキシム」インソール
SPINGLE MOVEのスニーカーの大半のモデルには、革のパーツを縫い合わせた後、木型に合わせて内側に引っ張ることでアッパーの形をつくる「吊り込み」という工程を採用しています。これに対して今回は中底に直接アッパーの革を縫いあわせる「ストローベル製法」(袋縫い製法)を採用しているため、軽量かつ屈曲性が良く、柔らかな履き心地となっています。
また、インソールに使用した「COOL MAXIM/クール マキシム」は、防臭・抗菌・防カビ機能を持ち、吸汗性・速乾性にも優れた機能素材で、55%が使用済みペットボトルや繊維くずなどの再生素材から作られています。異型断面を持つ繊維同士の隙間が毛細管の役目を果たし、水分をため込まず足裏をドライな状態に保ちます。

■展開商品
SPINGLE MOVE「SPM-341」

 

 

SPINGLE MOVE「SPM-341」は、アッパーにカンガルーレザー(シボ加工)、ソールには「RUBEAR NR ソール」を採用。バルカナイズ製法で生産。ホワイト、ブラック、ダークブルーの3色。M~XLの全4サイズ展開。
メーカー希望小売価格:2万3,100円(消費税込)
発売日:2021年8月21日

【ご参考】
■バルカナイズ製法について

バルカナイズ製法は、靴本体と硫黄を加えたゴム底材を釜に入れ、加熱・加圧をかけて底付けを行う製法です。底がはがれにくく、靴本体の型崩れが少ないといった利点があります。一方で、生産効率の低さから、この製法を採用するメーカーは極めて少なくなっています。
SPINGLE MOVEは、その希少価値の高い製法で、手作業を惜しまず、職人の手によって1足ずつ丁寧に生産されています。

■SPINGLE MOVEブランドについて
SPINGLE MOVEは、株式会社スピングルカンパニーのオリジナルブランドです。2002年1月にブランドデビューし、世界で活躍する日本のデザイナーブランドとのコラボレーションを次々に発表。履き心地にこだわり、自社工場で長年培った技術と足になじむ革素材を融合させた新しい “レザースニーカー”として、「職人たちが持つ高い技術と品質を活かした、個性的かつ流行に左右されない商品とは何か」を追求しています。
これまでには、地域の素材や伝統文化を取り入れたモデルも数多く発表し、ファッションの幅を広げています。2012年からは、ビジネスシーンでも合わせられるSPINGLE Bizを展開。紳士靴とスニーカーの両方の利点を高次元で融合させた新しいビジネスシューズを提案しています。

■SPINGLE COMPANYについて
株式会社スピングルカンパニーは、モノづくりが盛んな備後地方にある広島県府中市に本社を構えるスニーカーのメーカーです。親会社の株式会社ニチマン(代表取締役社長:内田貴久)が1997年に設立し、オリジナルブランドSPINGLE MOVEの企画・製造・販売を手掛けています。
株式会社ニチマンは1933年に広島県府中市で創業し、戦後は「日満ゴム工業」としてゴムタイルや製靴用ゴム製品、ゴム長靴や運動靴などを製造・販売してきた老舗のゴム加工メーカーです。創業時からの主力であるゴムタイル(現・株式会社ニチマンラバーテック製造)は成田国際空港や東京ビッグサイト、全国の主要な駅や文化施設などの床材としても活用されています。
80年以上培ったゴム加工技術はSPINGLE MOVEの履き心地やデザインに余すところなく活かされています。また、底修理のサービスを展開するなど、製品のその後を見据えたモノづくりにも活用されています。

・社名:株式会社スピングルカンパニー
・所在地:〒726-0005 広島県府中市府中町74-1
・代表者:代表取締役社長 内田貴久
・設立:平成9年(1997年)4月
・事業内容:メンズ・レディスレザースニーカー生産・企画・販売
・販売店:SPINGLE SHOP14店舗、全国の百貨店、シューズショップ350店舗(2021年7月現在)
・HP URL:https://www.spingle.jp/

 

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