自分の価値を高める入門機械式ビジネス腕時計no.1のブランドを作ります !

ISHIDA C&T OFFICEのプレスリリース

高級腕時計にも携わる職人の研磨でご好評を頂いたI.TARU watch Classic。加えて5月15日にI.TARU Classicシリーズの入門機種を1コレクション発表します。さらに、I.TARU watch Classicで既にご購入者様などの声を反映した製品とレディースモデルを2027年までに開発・販売することを目標とします。
当社は、4月1日を夢は発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースはISHIDA C&T OFFICEの夢です。

  • 「I.TARUブランド」成立の背景 – 身近でなくなりつつある自動巻き腕時計

我々ISHIDA C&T OFFICE(https://itaruwatch.com)の「I.TARU」は2022年に立ち上げたビジネス向け日本製自動巻腕時計ブランドです。

日本の人口動態はアメリカを除く先進国と同様に少子化が進んでおります。移民が急速に増えない限り若年層を中心に今後も日本の人口の減少は続くことが見込まれます。世界の腕時計市場はスマートウォッチの急速な普及に加えてコロナによる続く外出自粛が重なり、2020年度は腕時計全体の販売数量・金額が世界中で急減しました。その影響で多くの海外の高級腕時計メーカー各社はそれまで店頭販売が中心だった腕時計販売をメーカーによるEC(電子商取引)直販で一部販売するようになりました。コロナは今後早かれ遅かれ終息に向かうと思われます。しかし、世間で言われている生活様式の変容により、腕時計メーカー各社によるEC販売自体は今後も続くと見られます。

今後は腕時計を含むウェアラブル機器市場全体では、アメリカで始まりつつある”luxury x ESG”ビジネスに流れる莫大な投資がテクノロジーを駆使したウェアラブルwellbeing市場として形作られようとしています。我々はこれが早かれ遅かれ従来の腕時計市場を更に侵食する可能性があるかと拝察します。世界の大手アパレル会社では続々とESG+を掲げており、腕時計・ウェアラブル機器市場への進出も懸念する点です。既に世界のクォーツ腕時計の販売量・販売額共に年々急減している状況です。従来の自動巻き腕時計メーカー様・ブランドにとってはいかに潜在需要家に訴求するかが喫緊の課題なのでは無いでしょうか。

今後ESGsを追求すると製品が割高になるため、今後腕時計は安値競争で戦える市場ではなくなると我々は拝察しております。また、技術・素材調達・芸術との関わりが強い高級腕時計では、スイスの人件費の上昇や金を始めとした希少金属の価格が今後も上昇が続くことで、既存の需要家にとって手に入りにくくなるでしょう。
2023年現在は各国ともコロナ前の需要までの回復期にあり、特に経済発展が著しいインドや東南アジアの数か国では自動巻き腕時計の市場が拡大しております。しかしながら、従来の需要家にとって手が届きにくくなっている事実は変わりません。

自動巻き腕時計の価値はスマートウォッチやウェアラブルwellbeing機器では表現できないエレガンスそのものであると我々は考えます。あなたを彩り、時に勇気づけ、周りの方々と共に幸せに導くものであるべきです。我々は国内協力会社様によるOEM生産の下、上記を踏まえた今後の皆様のニーズに合う自動巻き腕時計をご提供すべく立ち上げたものです。

I.TARU watchで使う貴金属はムーブメントとベルト以外は原則全て回収可能(ステンレス)、または環境低減に配慮した素材を志向し、皆様の手の届く値段を目指します。デザイン面ではI.TARU watchが新鋭ブランドのため、積み上げられた意匠権が無い我々ではどうしてもデザインが少し古めと感じる方が多いかもしれません。2022年~2023年の現在は大手腕時計メーカーで50年ほど前の旧作復刻のトレンドにあることから、I.TARU watchが皆様に受け入れられやすい市場環境であることも腕時計に参入した大きな理由でございます。

  • 自動巻き腕時計市場に新しい風を吹きこむ

我々は2022年にクラウドファンディングで「I.TARU watch Classic」を発表しました。高級腕時計の制作で有名な協和精工株式会社殿にOEMでの制作を依頼。テーマは「高級腕時計にも携わる腕時計職人による研磨を活かしたチビ厚の青色サンレイ文字盤3針腕時計」です。
残念ながらクラウドファンディングは振るいませんでした。皆様から得たな反響から「ステンレスブレスの角の腕への当たりを研磨の変化で低減」「価格の大幅な低減」「風防に反射低減コーティングを採用」を協和精工殿のご協力で何とか実現。その上で2023年1月一杯の期間で麻布十番にてpop-upストアを開催。腕時計webニュースサイト「WatchLIFENEWS」殿(https://www.powerwatch.jp/2023/01/08/01-0650-230108/)に取り上げて頂いたこともあり、日本の腕時計のコミュニティーの方々にはコスパが高い自動巻き腕時計として総じて良い評価を頂きました。

2023年1月のPop-up期間中Twitterでは閲覧数の総計が9万viewまで広まったのは、腕時計コミュニティーの皆様の温かい目、並びに、よりニーズに寄せた改善への期待があることと真摯に受け止めております。

(1) 都内でショールームを毎月開催し、直接見に来て頂ける機会を増やします。
我々の現在の販売方法は主に自社ホームページのECサイトとなっております。今年4月30日(日)からは毎月1回都内でショールームを開催します。別途、今年は関西でpop-upストア(2023年は5月14日の1日間)を計画しております。良い自動巻き腕時計を直接見に来て頂く機会を増やし、ご自身の価値を高める入門機械式ビジネス腕時計を手に取れる機会を増やします。さらに「I.TARU watch Classic」により合うベルトなど皆様のニーズを汲み取り今後の製品に反映します。​​

(2) 3月26日(日)のpop-upストアで「I.TARU Classic gauge」を先行発売しました。
5月15日に「I.TARU watch Classic」とは別の下位クラスのモデルを発表します。株式会社ルノータス殿のご協力により、既製品を基にポップ調ビジカジスタイルの入門機械式腕時計の発表です。入門機械式としては異例の青焼き針を採用。ケース径38mmで厚さ10.6mmの肉薄SUS316Lケースに本革ベルトで、女性のビッグサイズとしてもお使いいただけます。各文字盤に合う革ベルトの色も自由にお選びいただけます。高校生~新社会人のお子様がいらっしゃる親御様やファッショナブルな腕時計コーデをお求めの方にもおすすめのクラシック腕時計です。

(3) I.TARU Classicは国外の認知獲得へ
5月1日~31日に海外クラウドファンディング「Indiegogo」に出展予定です。テストマーケティングとして小規模の実績を出すことでマイクロブランドとして海外の認知を得ること、また、国外消費者様のフィードバックを得ることが目的です。

さらに、皆様からご指摘頂いた内容と当該プロジェクトの結果を反映したコレクションとして、「I.TARU watch Classic」とは別のコレクションを3年以内に開発・発表することを実現します。海外ではインドと東南アジアから1~2カ国に限定して進出します。仕様は当該マーケットにも合う腕時計を徐々に展開する予定です。

(4) 2027年までにレディースモデルを開発します。
数年前にレディースモデルの開発に必要な小幅ケース径を実現するための汎用ムーブメントがMIYOTAから発表されました。I.TARUブランドの展開に合わせてレディースモデルも開発し幅広いニーズに応じます。

(5) こだわりがある自動巻き腕時計を随時発表します。
社会環境が変わると人と社会のあり方も変わります。人と社会のあり方が変わると求められる自動巻き腕時計のあり方も変わるばずです。今後の我々のコレクションにご期待ください。

  • 2050年の世界にあるべくビジネス自動巻き腕時計ブランドを目指して

今後はスマートウォッチを含むウェアラブルwellbeingテック製品による腕時計市場の侵食が続くことが見込まれます。大手アパレル企業はESG+を掲げて腕時計市場に参入し、また、各国では我々のようなマイクロブランドも乱立することで腕時計市場は玉石混合を極めることが想定されます。その中において、スマートウォッチメーカー以外の各大手腕時計メーカー様は高級腕時計市場に軸足を移すことが想定されます。

我々は「自分の価値を高める入門機械式ビジネス腕時計」no.1のブランドを目指し、各腕時計OEM会社様やユーザー様の声を真摯に反映した自動巻き腕時計をお求めやすい価格で提供することで、皆様に寄り添った存在であり続けることを実現します。

「April Dream」は、4月1日が企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちは夢の実現を本気で目指しています。

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