原産国名で一括りにされないブランドは一流だ。

株式会社VANGVIのプレスリリース

当社は、4月1日を夢を発信する日にしようとするApril Dreamに賛同しています。このプレスリリースは「株式会社VANGVI」の夢です。

 

 

  • もし生まれで未来がおおよそ決まる世界ならつまらない

ウルワツタイガーのストーリーは、旅先の路上の小さなお店で出逢った埃をかぶった一つの鞄から始まります。それはノーブランドで、鞄としての縫製はボロボロでした。この鞄に可能性がどれだけ秘められているかなんて誰にも分かりません。

でも、どんな場所で生まれ育っても、立ち上がりぞんざいに扱われずに目の前に与えられた原石を磨き続ければ、外の世界に翔ける存在になるかもしれない。条件が最高じゃなくても、一つ一つ丁寧に物事に立ち向かえば、きっと成すことが出来る。

例え、路上に売られているような鞄でも、心を込めてとことん向き合えば唯一の存在になる。その想いで、旅先の路上の小さなお店でインスピレーションを受けた一つのバッグを元にブランドを作ることにしました。

「サンプルを作ってみるよ」と言ってくれた工場のオーナーに金額をふっかけられ、適当に数だけ作って売れない商品を納品されたり、最初から躓いたバッグ作り。

余りにも無知だったと思い知らされた旅人は、生地の質と特徴・単価・作り方を学ぶ為に、自分の足でベトナム、韓国、中国、インドネシアを廻り3,000店舗以上の生地屋さんを訪れ、その行動の通り0からブランドを作るという無謀としか言えない世界に歩みを進めます。

言葉も通じない人たちのお店に行って門前払いをされては、行き場のない悔しさに涙を流しながらも、お店を訪れる度に一つ一つ鞄の知識を付けていき、やっと思いで人の役に立つと思える納得の行く商品を作り上げました。
 

  • ネガティブなイメージはリアルで解決したい

あれから数年の時が経ち、街でウルワツタイガーの鞄がよく見かけられるようになった今も、原点を忘れず一つ一つ大切に最高と思える鞄のみを世の中に送り出しています。

しかしながら、生まれが路上ということで今でも全てが順風満帆というわけではないということを思い知らされることがあります。

それは「外国産と一括りにされることで安物の鞄と判断される時」です。

日本の基準で素材にこだわり品質にこだわって時間をかけて大切に作っても、有名ブランドでない限り、まだまだ生まれた国=質と考えている人が多いのが現実であることを思い知らされました。

それと同時に、良いものがお手頃であれば喜んでもらえるというのは一つの事実ではありますが、何故このクオリティの鞄を相場の価格以下で提供出来るかあえて言葉で伝えていなかったことで、購入前に誤解されることがありました。

ただこれは、商品を手に取って貰えば必ず喜んで貰えるだろうという、一方的な片想いが生み出したすれ違いだったにすぎません。
 

  • 同業者のMADE IN JAPANの鞄工場と話して知り得たこと

外国産と一括りにされることに悔しくなり、一度国内で製作しようと日本国内で作った場合のコストを直接日本の鞄工場に聞きに行ったことがあります。

総じて言われたのはここまでのクオリティを維持するなら【材料費と製造コストで今の販売価格を越えてしまう】ということ。

日本で長年鞄を作っている職人に、どうやってこのクオリティでこの値段で販売しているか遠回しに何度も訊かれたのでした。そして話していく中で知ったウルワツタイガーの大きな強みは、外国の問屋と日本の商社を通さない日本と同品質の高級生地と部品でした。

ウルワツタイガーでは、ブランドを作る過程で3,000店舗以上の生地屋を自分の足で見て廻ったこともあり、今でも生地と金具を製作者と直接取引して中間会社を一切通さずに製造工房に送っています。

この手法を取り入れている理由は、コストカットではなく、作り手と直接何度も何度もセッション出来ることによる品質の向上にあります。

これはブランドにとって良いことであり、また生地屋と金具屋にとっても良いことでした。

特に金具屋に副産物として大きかったと言われるのが、ウルワツタイガーの商品基準で部品を改善した事によってコロナ禍による倒産を免れたということ。

大量生産で数を売れば良かった時代が終わり、必要なものだけが残る時代に移り行く最中。丁寧に磨き上げられたモノに価値が付いたことによってクオリティ重視で部品を購入してくれるようになったと言われました。

これは、ウルワツタイガーが目指している「原産国ではなく商品で判断される」未来に近づいていると言えます。
 

  • 原産国で判断されない一流のブランドになる

路上のボロボロの鞄を日本のブランドにまで築き上げたウルワツタイガーだからこそ、声高に伝えたいことがあります。

それは、原産国で判断されないブランドになる。

数千の生地屋・金具屋をその目で見てきたウルワツタイガーだからこそ、日常のあらゆる商品が外国産として一括りにされる理由は誰よりもよく理解しています。

しかしながら、一流のブランドは品質に一定の信頼があるので原産国に判断されないというのも事実です。

ネガティブでもポジティブでもない、リアルをお届けし伝えたい。日本製だからといって胡座をかくのでなく、外国製だからといって安価な素材を用いるのではなく、いい物を正直に大切に。

ウルワツタイガーが鞄作りを通じて未来に伝えたいことは、どこで生まれたかではなく、どこで生まれても目の前に与えられた原石を磨き続ければ一流として世界に羽ばたけるということへの証明です。
 

  • 未来をより良くする幸運のアイテムとして寄り添います

ウルワツタイガーは他ブランドと異なり、PREMIUM品質の生地の開発に最初から直接関わっていることもあり、鞄の販売価格は同品質のブランドの1/2程度です。

本来存在する中間業者がほとんど存在しない為、コストがかからず従来の1/2の価格というリーズナブルな価格で販売することが出来るようになりました。

「路上で売られているような鞄を日本で売るなんて馬鹿げている。全くの未経験からブランドの立ち上げ?そんなの時間の無駄だ。」

ウルワツタイガーを作った時にこのような言葉を投げかけられました。

それでも諦めずにブランドが認知されるようになったのは「どこで生まれても目の前に与えられた原石を磨き続ければ世界に羽ばたけるということ」を証明したかったからです。

一つの諦めない気持ちがグッと力強く未来を変えてしまうならば、それに賭けてみたい。

まだ見ぬ最高の未来を切り開く最高の脇役として、ウルワツタイガーはあなたと共に夢を見たい。

ウルワツタイガーは、未来をより良くする幸運のアイテムとして、貴方だけのストーリーに付き添えることを嬉しく思います。

※「April Dream」は、4月1日に企業がやがて叶えたい夢を発信する、PR TIMESによるプロジェクトです。私たちはこの夢の実現を本気で目指しています。

 

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