想いある創作者と共にその想いをカタチにする   ~ワールド・ファッション・クラウド(β)始動~

株式会社 ワールドのプレスリリース

 ファッションのみならず、“個”が活躍し、“共感”が購買動機となる時代が到来し、 “共感エコノミー”といわれるように個の作り手・発信者に対する期待は高まっています。その一方で、生産背景や人的リソース、グローバル展開のノウハウのように個の作り手が活躍する為には課題も多いのが現実です。

 ワールドは、元来、様々なブランドを展開しながら、ファッションの多様性・個性を信じ、事業を行ってきました。今後、“個”のクリエイションが輝き、より多様なファッションの未来を信じています。
こうした考えのもと、ワールドは数年前より、個人の作り手に対する支援を開始し、共感エコノミーの可能性や作り手が持つ悩み・課題に現地現物で感じ、共に向き合い、活動してきました。

 2018年には、クラウドファンディングを始めとする資金調達ノウハウ、様々な個人や企業とのつながりと、ファッションを形にするサービス、ノウハウを掛け合わせることで、クリエイターの支援体制確立を目指した取り組みを開始。2019年には、アジアを起点とした新たな才能を発掘するアワードとして、資本提携先のCAMPFIREと
連携して推進している国際的コンペティション「bigデザインアワード」 を開催(30ヵ国から123件の応募)。社外クリエイターとのタッチポイントを創出し、ワールド北青山ビル内の開発LABOの設置をはじめ、サポートサービスの展開を開始しました。
 2020年より、一部生産サポートの運用を開始し、ワールド北青山ビルを社外クリエイターに向けてコレクション会場として開放しています。

 また、今秋、ワールド ネオエコノミー事業では、女性エンパワメント・シューズブランド「Oito(おいと)」をローンチ。新たなブランドの立ち上げを実践し、もの作りからマーケティングまでの立ち上げノウハウ・メソッドを実践検証してきました。こうした多様なトライアルの結果として、2021年秋より作り手とファンを繋ぐ仕組みとして「ワールド・ファッション・クラウド(β)」を始動いたします。

 各々の志、想いを大切に、ワールドがこれまで培ってきたサプライチェーン、顧客タッチポイント、アクセラレーション、ファイナンス等のアセットをつなぎ合わせ、“個”とファンを繋いでいきます。それに加え、作り手・発信者の可能性の発揮と各々の事業成功の両立を図るべく、これまでのノウハウを“ワールド・ファッション・クラウド・メソッド”として、アセットの支援のみならずソフト支援を行ってまいります。
 ワールドはこれからも、多様性を認め合える社会の実現に向けて、ファッションを通じて未来へつながる新たな価値を創造してまいります。

左)AKIKOAOKI @Rakuten Fashion Week TOKYO 2021 A/W
中)2021年11月ローンチ シューズブランド「Oito」
右)bigデザインアワード 第1回目の受賞者と審査員

  • ワールド・ファッション・クラウド(β)が提供するソリューション

​個人で活動する作り手それぞれの課題やニーズを、ワールド独自のソリューションでワンストップでサポートします。初期コンセプトからのブランド開発支援はもちろん、生産においては、ワールド内のブランドで経験を積んだ担当者が窓口となってきめ細やかなアドバイスとサポートを行います。ニーズに沿った柔軟な対応と自社工場をメインに活用したクオリティの高さはワールドならでは。ファッションやライフスタイルにフィットするデジタルソリューションやマーケティング、販売支援も行っています。

  • 2021年秋より始動した取り組みと今後のインフルエンサーモデル事業

2021年から2022年にかけて、インフルエンス力のある個人の尖った世界観を実現する事業をローンチ。革新的な新しい素材、生産技術を取り入れながら、インフルエンサーのクリエイションをサポートします。展開アイテムはアパレルに限定せず、ライフスタイルグッズ全般を開発対象としています。多様なインフルエンサーと協業することで、今後のワールドの新たな事業の成長も視野に入れて活動をいたします。

>>11月:女性エンパワメント・シューズブランド「Oito(おいと)」

 

Makuakeでの先行受注で目標比4500%を達成した、女性エンパワメント・シューズブランド「Oito(おいと)」が2021年11月から公式ウェブストア(https://oito-jp.com)で販売を開始しました。

 

>>12月14日:瀬戸晴加氏によるブランド「cloenc(クロエンス)」

 

インフルエンサー瀬戸晴加氏をブランドディレクターとしたライフスタイルブランド。忙しく都会的な芯のある女性へ向けた、長く使えるアイテム選びで上質なものづくりにこだわったアパレルと、衣食住へのこだわりをもった無駄のないデザインのテーブルウエアを展開します。

>>1月上旬:インフルエンサーモール「mylect(ミレクト)」​

 

「mylect」=私【my】が選ぶ【select】。“私”のセレクト。インフルエンサーが、自分の欲しいものだけを作るために、デザイン、パターン、素材選定、縫製、製品化、販売まで全てをサポート、提供できる場所です。

>>1月中旬:橋本マナミ氏ブランドディレクター「NAMIMA(ナミマ)」

 

橋本氏自身がライフスタイルの変化(妊娠、出産)で感じた悩みとSNSを通じて、フォロワーの中に自分と同じような悩みを抱えている女性が多くいることを実感し、同じ女性として 、その悩みに寄り添いながら自分の悩みやストーリーを発信するブランドです。

<参考資料>

 

クリエイターサポート取組み事例 ~ワールド北青山ビルにおけるファッションショー
ワールド北青山ビルを舞台に、様々なクリエイターブランドがコレクションの発表の場としてファッションショーを開催しています。

左)mikiosakabe @Rakuten Fashion Week TOKYO 2021 A/W
右)KEISUKEYOSHIDA @Rakuten Fashion Week TOKYO 2021 A/W
 

左)AKIKOAOKI @Rakuten Fashion Week TOKYO 2021 A/W
右)SREU @Rakuten Fashion Week TOKYO 2022 S/S

クリエイターサポート・発掘取組み事例 ~bigデザインアワード
アジアを起点とした新たな才能を発掘するアワードとして、資本提携先のCAMPFIREと連携して推進している国際的コンペティション「bigデザインアワード」。第1回目は2019年8月にワールド北青山ビル1階にて開催しました。ファイナリストは13種類16台の工業用ミシンをはじめ工業用アイロン台、トルソー、ラック、鏡など、製作に必要なものを完備したワールド北青山ビルの開発LABOの活用が可能です。

左)bigデザインアワード第1回目の受賞者と審査員
右)ワールド北青山ビル 地下1階にある開発LABO

クリエイターサポート・コラボレーション取組み事例 ~ポップアップイベント 246st.MARKET

2019年よりワールド北青山ビル1階でクリエイターとユーザーをつなぐPOP-UPイベント「246st.MARKET(ニイヨンロク ストリートマーケット)」を開催。「GOOD FOR FUTURE」をテーマにこれまで4回開催しており、期間中はワークショップやトークセッション、インスタライブ等、クリエイターと生活者がつながるイベントをオフライン・オンラインの双方で多数開催しています。

■246st.MARKET公式サイト https://246stmarket.com/
■2021年8月 ニュウマン横浜での開催時動画 https://youtu.be/tksZPur4mC8

左)2020年にワールド北青山ビルで開催した際の模様。
右)現代美術家 谷敷 謙氏が手掛けた作品は、ARと一体になった演出で来場者を魅了した。

左)2021年にニュウマン横浜で開催した際の模様。
右)クリエイターと直接対話ができるワークショップも開催。

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