ファッションにおける多様性促進に取り組む「カプリ・ホールディングス財団」が奨学金プログラムを発表

マイケル・コース ジャパン株式会社のプレスリリース

英ロンドン2021年12月8日、カプリ・ホールディングス・リミテッド (ニューヨーク証券取引所でのティッカーシンボルはCPRI)」は、今年2月に設立したファッションにおける多様性促進に取り組む「カプリ・ホールディングス財団」(Capri Holdings Foundation for the Advancement of Diversity in Fashion)が、広範な奨学金プログラムを新たに行うことを発表しました。

ニューヨーク州立ファッション工科大学 (FIT)、ハワード大学、ペンソールフットウェアデザインアカデミー、ロンドン芸術大学 セントラル・セント・マーチンズとの提携のもと、今後4年間で、BIPOC(黒人、先住民、有色人種)を含む歴史的に十分な教育を受けられていないコミュニティからファッションおよびマーチャンダイジング分野の学位取得を目指す100名近くの学生に奨学金を提供します。
この奨学金プログラムは、カプリ・ホールディングスが今年2月に発表した、ファッション業界における平等性向上と長期的な変化の促進を目的とした2,000万ドル相当の取り組みの一環です。奨学金は、各大学とのパートナーシップを通じて、学生の授業料、寮費、食費に充てられるほか、学生がファッション業界でインターンシップを行う際のインターンシップ関連資金にも活用されます。

カプリ・ホールディングスは、かつてからインクルーシブな職場が生み出す力を信じており、大学・高校との協力のもと、多様なバックグラウンドを持つ人々にファッションに携わる有意義な機会を提供することで、労働力の多様性促進に取り組んでいます。
カプリ・ホールディングス財団は、学内での人材採用、メンターシップ、奨学金プログラムの開発を通じて、次世代のファッション業界を担う人材を確保し、学生が同業界で成功するための支援を目指しています。
 

カプリ・ホールディングス会長兼最高経営責任者のジョン・アイドルは次のように述べています。
「私たちのブランドは、あらゆるバックグラウンドを持つ学生が、より多くの教育機会と実社会での経験を得るための支援に積極的に取り組んできました。この奨学金は、学生の経済的負担の軽減だけでなく、多様な人種的・民族的バックグラウンドを持つ学生が直面してきたファッション業界での障害を取り除き、彼らがより多くの機会を得るための支援の一環です」
 
ファッション工科大学学長のジョイス・F・ブラウン博士は次のように述べています。
「教育を通して得られる力と、キャリア開発の機会は、BIPOCの若者の人生、そしてライフサイクルそのものを変えるでしょう。この課題に対するFITの取り組みに共感し、寛大な支援を申し出てくれたカプリ・ホールディングス財団に深く感謝しています。」
 
ハワード大学 チャドウィック・A・ボーズマン美術大学学部長のフィリシア・ラシャド氏は、次のように述べています。
「ハワード大学の学生にこのような機会を与えてくださったカプリ・ホールディングス様に感謝いたします。当大学のファッションデザインプログラムは、ファッションデザインやその関連業界で活躍する次世代のアーティスト・学者・デザイナーを育成することを目的として、2011年秋に設立されました。私たちの学際的なプログラムは、グローバル市場におけるテキスタイル、アパレル、ホームファニシング業界の市場予測、生産、評価、ブランディング、持続可能性に関する優先課題に特化していますが、私たちは、自らのアイデアを視覚的、言語的に表現し、地域、国内、グローバルに競争できる社会意識の高いリーダーの育成を約束します。学生のニーズと業界の要求を満たすためには、カプリ・ホールディングス財団というパートナーは、紛れもなく不可欠な存在です。」

ペンソールフットウェアデザインアカデミー創設者のドウェイン・エドワーズ氏は次のように述べています。
「デザインの仕事に就くことを想像さえしたことがなかった人たちが、デザインをより身近に感じられる環境を用意することで、業界のダイバーシティを促進したいといった私たちのビジョンを、カプリ・ホールディングス財団が支持してくれたことを、大変光栄に思います。同財団とのパートナーシップによって、何千人もの消費者が自らクリエイターになるための機会と刺激を受け、私たちの業界を再定義する未来のリーダーが誕生するでしょう。私たちの学生に人生を再設計する機会を与えてくれたカプリ・ホールディングス財団には心から感謝しています。」

セントラル・セント・マーチンズ校長兼ロンドン芸術大学副学長のジェレミー・ティル氏は、次のように述べています。
「これまで正当な評価を得られて来なかった次世代のファッションリーダーたちの支援を目的とした奨学金プログラムを設立してくれたカプリ・ホールディングス財団に心から感謝しています。カプリ・ホールディングス財団からの寛大な贈り物は、修業までの学習期間のすべてを通して、学生が自らの学習に積極的かつ持続的に従事するための支援となります。こうした有望な人材がセントラル・セント・マーチンズでの学生生活やその後の人生においてそれぞれの形で成長を続けることを楽しみにしています。」

カプリ・ホールディングスのダイバーシティ&インクルージョンへの取り組みについて、詳しくはhttp://www.capriholdings.com/DiversityInclusion「ダイバーシティ&インクルージョン」をご覧ください。

【カプリ・ホールディングス・リミテッドについて】

カプリ・ホールディングス・リミテッドは、デザイン、スタイル、クラフトマンシップにおいて業界をリードする有名ブランドで構成されるグローバルファッションラグジュアリーグループです。傘下ブランドが扱う製品は、ウィメンズ及びメンズアクセサリー、フットウェア、レディ・トゥ・ウェア、ウェアラブル端末、腕時計、ジュエリー、アイウェア、あらゆる種類のフレグランスなど、ラグジュアリーファッション領域におけるすべての分野を網羅しています。グループとしての目標は、各ブランドの独立性とそれぞれのDNAを確実に維持しながら、世界規模のブランドビジネスを継続的に拡大することです。カプリ・ホールディングス・リミテッドはニューヨーク証券取引所に、CPRIのティッカーシンボルで上場しています。
 

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