グッチは新たに「Gucci Equilibrium インパクトレポート」を発表、環境負荷の削減目標を4年間前倒しで達成、大幅なフットプリントの削減を示す2020年度環境損益計算書(EP&L)を公開

GUCCIのプレスリリース

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2020年6月15日 ミラノ ─ ピープル(人)とプラネット(地球)のためにポジティブな変革をもたらすことを目指すグッチのコミットメントを示すデジタル プラットフォーム Gucci Equilibrium(https://equilibrium.gucci.com/ja/)の拡充から1年を経て、グッチは、Equilibrium.Gucci.com (https://equilibrium.gucci.com/impactreport/)にて新たにインパクトレポートを発表しました。Gucci Equilibrium インパクトレポートは、グッチが未来を見据えながら取り組んできたことの進捗や活動内容を報告するものです。同時に2020年の実績を集計した環境損益計算書(EP&L)もこちら(https://gucci-kering-group.opendatasoft.com/pages/gucci-epl-2020/)に公開しました。この環境損益計算書によると、グッチは2015年に基準値を設定以来、2020年末までに環境負荷総量を44%削減、温室効果ガス(GHG)排出量を47%削減し、2025年までの目標値を4年前倒しで達成したことが明らかになりました。このポジティブな傾向は、2015年から毎年、前年比で継続的に環境負荷の削減が進んでいることも示しています。2020年には、前年と比較して温室効果ガス(GHG)排出量を17%削減し、フットプリント全体を9%削減することができました。

グッチ社長兼CEOのマルコ・ビッザーリは、「この新しい『Gucci Equilibrium インパクトレポート』は、すべての活動において包括的で持続可能な責任ある企業となるための私たちの行動とコミットメントを示しています。フットプリントの削減目標を4年早く達成できたことは、私たちの変革への取り組みの着実な歩みを表しています。よりよい未来のために行動を起こすことは私たちの使命であり、グッチの事業にかかわるすべてと、より広い世界において、人々、気候、そして自然にとっての真の価値を構築していきます」と述べています。

Gucci Equilibrium インパクトレポートでは、ピープル(人々)とプラネット(地球)という2つの軸において、持続可能な社会へのポジティブな影響と環境スチュワードシップを推進するための戦略的ビジョンを具体的な行動として示すグッチの取り組みをご紹介しています。以下はレポートの主な内容の要約です。

ピープル(人々)
• イタリアのBest Workplace 2020を受賞(2年連続)。
• ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョンの統合・強化を推進するグローバル エクイティ ボードを創設。
• 世界中の女性管理職者が57.4%を占め、フランスの2020年ジェンダー パリティ指数において98/100の評価を獲得。
• ジェンダーの平等のためのプロジェクトと擁護団体の支援に向けて、CHIME FOR CHANGEを通じて2020年1年間で1,750万ドル以上の寄付金を調達し、89カ国442のプロジェクトに資金提供、28,379名の女性と少女に直接影響をもたらす。
• 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)による2020年の「Welcome. Working for Refugee Integration」賞を受賞(2年間連続)。
• ワクチンへの公平なアクセスをはじめとしたCOVID-19の世界規模での救援活動に、250万ユーロ以上の支援金を寄付。
• パンデミックで打撃を受けたイタリアのファッションサプライヤーを支援するためにバンカ・インテーザ・サンパオロと共に有利な条件で迅速に融資を受けられるプログラムを立ち上げ、2020年12月31日付で2億ユーロを上回る融資を実施。
• 北米各地の多様なコミュニティで社会貢献や人種間の平等を促進するため、500万ドルのChangemakers 基金を創設し、2020年には12都市52,000人にポジティブな影響をもたらす。また、ファッション業界を志望する多様な背景を持つ才能ある若者を支援するため、150万ドルの奨学金プログラム を開始。
• ラグジュアリーファッションを生み出すクラフツマンシップとその技術の継承を目的とする「Gucci École de l’Amour」を2018年に開校し、これまでに526名の職人候補生が入学。
• 世界各地の10校のファッションスクールから選出された若手デザイナーに、プロとしての実践的な研修の場を提供し文化交流を促す「グッチ デザイン フェローシップ プログラム」を導入。

 

プラネット(地球)
• 2020年度環境損益計算書(EP&L)では、グッチは自社の事業活動および全サプライチェーンにおいて、2015年を基準値として環境フットプリント44%削減、温室効果ガス(GHG)排出量47%削減を達成。
• 2018年以降、温室効果ガス(GHG)プロトコルのスコープ1、2、3においてカーボンニュートラルを実現。
• 全世界の事業所(ショップ、オフィス、ウェアハウス、直営ファクトリー)における再生可能エネルギーの使用率を2020年に93%達成、2022年までに100%実現の予定。
• 原料・素材の総合的なトレーサビリティを95%確保。
• 循環型ビジネスモデルを追求し、Gucci Circular Lines からの初のコレクション「Gucci Off The Grid」をローンチ。
• グッチ ショップとオンラインショップで環境に配慮したグリーンの新パッケージを導入。
• ファッションショーなどのイベントにおいて国際規格ISO 20121認証を取得。
190万ヘクタール以上の森林、マングローブ林、生物多様性の保全と再生のための投資を実施。
• 環境再生型農業への投資を含む、新たな環境戦略ポートフォリオを発表。
• 絶滅危惧種の野生動物や生息地の保護を目的としたライオンズシェア基金に加盟。

詳細については、「Gucci Equilibrium インパクトレポート」第1号(https://equilibrium.gucci.com/impactreport/)をご覧ください。2020年度 環境損益計算書(EP&L)の詳細は、デジタル EP&L(https://gucci-kering-group.opendatasoft.com/pages/gucci-epl-2020/)をご覧ください。

GUCCI
1921年、フィレンツェで創設されたグッチは、世界のラグジュアリーファッションを牽引するブランドのひとつです。ブランド創設100周年を迎え、クリエイティブ・ディレクター アレッサンドロ・ミケーレと社長兼CEO マルコ・ビッザーリのもと「ラグジュアリーを再定義する」というミッションを掲げ、クリエイティビティとイノベーション、イタリアのクラフツマンシップをブランドバリューの核としながら、次の時代に向けて歩みを続けていきます。グッチは、グローバル・ラグジュアリー・グループであるケリングの中核をなすブランドです。ケリングは、ファッション、レザーグッズ、ウォッチ、ジュエリーの名だたるブランドを擁し、その発展を支えています。詳しくは、www.gucci.com をご覧ください。

Gucci Equilibrium
Gucci Equilibrium(グッチ エクリブリウム)は、ピープル(人々)とプラネット(地球)にポジティブな変化をもたらすことを目指す、グッチのコミットメントです。クリエイティビティとコラボレーションを原動力に、環境負荷の削減と自然保護に取り組みながら、グローバルなグッチコミュニティの誰もがそれぞれ異なる本来の自己を自由に表現できるように、包括性と尊厳を擁護していきます。ブランド創設100周年迎え、グッチは今後数十年間にわたり「Culture of Purpose」に引き続きコミットし強化できるように前進し、社会および環境のサステナビリティ実現に向かう革新的な道を通じて私たちの価値観を示していきます。Gucci Equilibriumは、よりよい未来に向けて地球や互いを大切にするための私たちの原則や行動をひとつに繋ぐものです。Gucci Equilibriumについての詳しい情報は www.equilibrium.gucci.comをご覧ください。また、サステナビリティに特化したグッチのInstagramアカウント Instagram.com/GucciEquilibrium からも情報を発信していきます。

お問い合わせ先
グッチ ジャパン クライアントサービス
0120-99-2177
https://www.gucci.com/

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