株式会社日本経営センターのプレスリリース
つけられない。売れない。捨てられない。それでも、手放せない指輪がある。引き出しにしまったままの形見の指輪が、読み終えたあとには違って見えてくる一冊です。
フローラル出版(株式会社日本経営センター)は、2026年11月4日(水)に深沢栄治著『ジュエリーの奇跡~母の指輪から始まる「わたし」の物語~』を発売します。予約期間中には、Amazonの売れ筋ランキング4部門と新着ランキング4部門で1位を獲得しました(いずれも24時間以上維持)。
• 売れ筋ランキング1位:モード/工芸/古美術・骨董/彫刻・工芸
• 新着ランキング1位:モード/工芸/古美術・骨董/彫刻・工芸

■ 宝飾メーカーの社長が「値段ではない」と書く理由
ジュエリーの価値は、宝石の値段や希少性で決まる。多くの人がそう考えています。
本書の著者・深沢栄治氏は、宝飾品をつくる会社の経営者で、米国宝石学会の宝石鑑定士(GIA G.G.)の資格も持っています。値付けの仕組みを知り尽くした深沢氏は、希少性は需要と供給で決まる「数の話」にすぎず、市場が変われば値段も変わると言います。
代わりに本書が示すのが、「奇跡性」という物差しです。たとえば指輪の金は、地球で生まれたものではありません。地球ができるより前に、宇宙の別の場所で起きた中性子星どうしの合体のような天体現象でつくられたと考えられています。天然ダイヤモンドの多くも、地下150〜200キロメートルの高温高圧の中で、10億年以上前に結晶になりました。
人の一生をはるかに超える時間と、人には設計も制御もできない自然の営み。それが、手のひらに載る小さな指輪の中に重なっています。そこに人が意味を託し、修理し、形を変え、次の人へ手渡していく。本書は、値段とは別のこの価値を、「宇宙の奇跡」「大地の奇跡」「ヒトの奇跡」の三つから説き起こします。
■ 著者本人が登場する「小説×解説」
物語は、雨の午後に始まります。外資系企業でマーケティングの仕事をする40代前半の白石澪が、小さなグレーのケースを持って著者のもとを訪ねてきます。中に入っていたのは、母から託された古い指輪です。大きな石も、ひと目でわかる華やかさもありません。
「母は、これを渡すとき、少し泣いていました」。けれど澪には、その指輪がなぜ母にとって大事だったのかがわかりません。その問いに答えていくのが、作中に登場する著者・深沢氏本人です。各章は前半の物語と後半の解説の二部構成で、ジュエリーに詳しくない読者も、澪と同じ目線で読み進められます。巻末にはエッセイを収録しています。
■ つけられない、売れない、捨てられない指輪
実家の片づけや形見分けで、親のジュエリーを受け継ぐ。けれども、つける機会はなく、売る気にもなれず、捨てることもできない。そうして引き出しにしまったままの指輪を持つ人は、40代・50代になると増えていきます。
澪の物語も、母から渡された指輪の意味がわからないところから始まります。やがて澪はその指輪を自分の指にはめ、「軽いのに」とつぶやきます。手のひらに載るほど小さな指輪に、母の時間と、これからの自分の時間が重なっていることに気づいたからです。読み終えたとき、読者の手元にある「意味がわからないまま、しまってきたもの」も、違って見えてくるはずです。
■ 下村朱美氏(ミス・パリ・グループ代表)推薦
「これからの人生を自分らしく生きたい全ての女性に、そっとこの本を渡してあげたい」
■ 発売日は光・彩の60執念記念式典の日
発売日の11月4日は、株式会社光・彩の60周年記念式典の日でもあります。本書は、その節目に合わせて刊行されます。なお、式典の取材はお受けしておりません。
■ 編集者コメント
制作に携わらせていただく前は、ジュエリー=希少=高価、なのだと思っていました。
しかし原稿を読み進めるうちに、それはジュエリーの価値のごく一部にすぎないと知りました。また、人類がその発祥の初期から、手間をかけて装飾品を作っていたという事実にも驚かされました。人の知恵を超えたジュエリーの成り立ちを、ぜひ本書で体感してください。
■ 目次
第1章 雨の指輪 ─ そもそも、ジュエリーとは何か
第2章 時間の廊下 ─ 神と権力から個人の人生へ
第3章 砂利とダイヤモンド ─ 希少性を超える〝奇跡性〟とは何か
第4章 人生の支点 ─ ジュエリーは人をどう変えるのか
第5章 奇跡までの距離 ─ ジュエリーの奇跡を遠ざけるもの
第6章 橋を架ける人たち ─ 奇跡を、すべての人に
第7章 受け取って、渡す ─ 母から私へ。そして、その先へ

■ 著者プロフィール
深沢 栄治(ふかさわ えいじ)
株式会社光・彩(山梨県甲斐市)代表取締役社長。光・彩は1967年創業の上場企業で、指輪などのジュエリーと、その部品となるジュエリーパーツを、国内の自社工場で開発・製造しています。
1965年、山梨県生まれ。1987年に東京大学工学部を卒業し、1989年に同大学院工学修士課程を修了しました。野村総合研究所でシステムエンジニアとして勤務したのち、米国へ留学し、GIA G.G.(米国宝石学会宝石鑑定士)とスタンフォード大学CBAを取得しています。
1995年に株式会社光彩工芸(現・株式会社光・彩)へ入社し、経営企画室長、副社長を経て、1999年に代表取締役社長に就任しました。日本ジュエリー協会常任理事、東京ニュービジネス協議会副会長、甲府商工会議所議員なども務めています。
■ 書籍概要
書名: ジュエリーの奇跡~母の指輪から始まる「わたし」の物語~
著者: 深沢 栄治
出版社:フローラル出版
発売日: 2026年11月4日(水)
価格: 1,800円+税
ページ数: 176ページ
サイズ: 四六判(縦188mm・横127mm)
ISBN:978-4-910017-96-9
Amazon:https://amzn.asia/d/06BWwa8L


