ランドセルの職人が、大人の鞄を。豊岡鞄®認定の新ブランド「羽倉鞄工房」始動

株式会社アーツのプレスリリース

兵庫県豊岡市の株式会社羽倉が新ブランド「羽倉鞄工房」を始動。傷やムラで活かしきれなかった革を主役に据えたオリジナルレザーを自社開発しました。

玄武レザーを使用した BA バックパック(左)と BA ブリーフ(右)

株式会社アーツ(本社:大阪府吹田市、代表取締役:黒木伸治)とグループ会社の株式会社羽倉(本社:兵庫県豊岡市)は、メンズレザーバッグの新ブランド「羽倉鞄工房」を立ち上げ、第一弾として「BA バックパック」および「BA ブリーフ」(各88,000円・税込)を2026年10月17日(土)より発売します。同社は1963年創業、ランドセルの製造を主軸としてきた豊岡の鞄工房です。傷やムラのために活かしきれなかった革を主役に据えたオリジナルレザーを開発し、全製品が兵庫県鞄工業組合による「豊岡鞄®」認定を取得しています。

あなたの人生を ともに旅する鞄

羽倉鞄工房が大切にしているのは「旅」をテーマにした物語性です。ただし、それは「旅をするための鞄」という意味ではありません。日常をともに過ごし、使い続けることで生まれていく物語――日常そのものを特別な旅として感じられるような、イマジネーションを触発する存在であることを目指しています。 

その姿勢は素材づくりにも通じています。これまで規格外として活かしきれなかった革や、革本来の傷やムラを、私たちは欠点ではなく個性として捉え直し、製品づくりの主役に据えました。 

見過ごされがちなものの中に価値を見出す姿勢は、日常の中に特別な物語を見出す、私たちのものづくりの姿勢そのものであり、使う人にも新しい視野とより深い価値観をもたらすと考えています。 

ランドセルの職人が、大人の鞄をつくる

羽倉は、兵庫県豊岡市で60年以上にわたり鞄をつくり続けてきました。主軸はランドセルです。6年間、毎日使われ続けるランドセルには、確かな丈夫さと、背当ての構造や負荷のかかる箇所の補強といった、目に見えない部分の仕立てが求められます。妥協のないものをつくるという設計思想は、大人向けの洗練されたデザインにも息づいています。 

熟練のタンナー職人が液状の蝋を塗り重ねる「蝋引き」の工程

オリジナルレザー「玄武レザー」:活かしきれなかった革を、主役に

革は天然素材でありながら、長く「均一であること」を求められてきました。天然ゆえの傷やシワは加工で隠され、十分に活かされないまま終わる革も少なくありません。

羽倉鞄工房が開発したオリジナルレザー「玄武レザー」は、その常識から一歩離れ、革本来の個性と向き合うことから始まります。革の銀面(表面)をあえて削る「銀すり加工」を施し、そこに熟練のタンナー職人が一枚ずつ液状の蝋を塗り重ねる「蝋引き」を重ねます。染み込んだ蝋によって革本来の風合いが浮かびあがり、手仕事ならではのランダムな濃淡が生まれます。

同じかたちの鞄でも、使う革の部位によって模様も色味も一点ずつ異なります。名前の由来は、豊岡市にある国の天然記念物「玄武洞」の「玄武岩」です。約160万年前の火山活動が生んだ岩が、風雨にさらされて表情を変えていくように、この革もまた時とともに深まっていきます。

革の表情を最大限に活かすシンプルなフォルム。BA バックパック 88,000円(税込)

豊岡鞄®認定:合格率およそ5割の審査

「豊岡鞄®」は、2006年に特許庁へ地域団体商標として登録された、兵庫県鞄工業組合の登録商標です。鞄製品としては日本初の登録でした。

認定を行うのは、同組合に設置された「豊岡鞄」地域ブランド委員会。企業審査と製品審査の二段階があり、製品審査では七つの品質基準をすべて満たすことが求められます。内装を裏返し、着脱できるパーツを外し、目に触れない部分まで確認される。縫い目が一つでもズレていれば不合格となり、その合格率はおよそ5割です。

羽倉鞄工房は、全製品でこの認定を取得しています。

出典:豊岡鞄オフィシャルサイト https://toyooka-kaban.jp/about/

スクエアなフォルムが革の表情を引き立てる。BA バックパック
天面のカーブがさりげないアクセント。両サイドにあおりポケット。BA ブリーフ

製品概要

BA バックパック

価格:88,000円(税込)

サイズ:幅290 × 高さ415 × マチ105mm

重量:約1,110g

素材:牛革(タンニンなめし/銀すり・蝋引き仕上げ)、内装 コットン100%

内装カラー:ホライゾンブルー/トーチレッド/インクグレー(3色)

主な仕様:13インチのPCを収納できるマチ付き大ポケット、マチ付き仕切りポケット、ドリンクホルダー、背当て隠しポケット、汗に強い革を背当て・ショルダー裏に使用

BA ブリーフ

価格:88,000円(税込)

サイズ:幅400 × 高さ300(ハンドル込み365)× マチ110mm

重量:約1,040g

素材:牛革(タンニンなめし/銀すり・蝋引き仕上げ)、内装 コットン100%

内装カラー:ホライゾンブルー/トーチレッド/インクグレー(3色)

主な仕様:13インチのPCを収納できるマチ付き大ポケット、両側あおりポケット、握ったときにまとまるハンドル設計

発売日:2026年10月17日(土)

取扱店舗:豊岡鞄 KITTE 大阪店/豊岡鞄 伊丹空港ゲート店/豊岡鞄オンライン公式サイト Artisan(https://shop.artisan-atelier.net/)

※ 豊岡鞄 伊丹空港ゲート店は保安検査後のエリアにあります。ご来店には搭乗手続きと手荷物検査が必要です。

※ 取扱店舗および商品ラインナップは順次拡大予定です。

後ろ姿の印象をスッキリ整える。背当てには汗に強い革を使用。
どんなスーツにも合わせやすい、シンプルなデザイン。

細部へのこだわり:特注の金具

金具には真鍮をメインに採用しました。真鍮の経年変化は革の育ちかたと歩調を合わせ、鞄全体の雰囲気に調和していきます。

ファスナー引き手は、既製品では鞄の輪郭に収まらず、幾度もの試作を経て特注しました。指先に馴染む立体的なカーブ。側面には、ごく小さく「HAKURA」の刻印を入れています。

底鋲は砂型で成形した無垢の真鍮で、同じものが二つとありません。

特注のファスナー引き手、側面に「HAKURA」の刻印

デザイナーコメント

株式会社羽倉 取締役専務/プロダクトデザイナー 三谷 忠史

「これ以上削ったらもう成り立たない、そのぎりぎりまで余計なものを削ぐ。質感、手触り、持ったときの重み、開け閉めの小さな音。何も足さないからこそ、ごまかしのなさが五感に響く。装飾はいらない。必要なものだけでできているからこそ、存在の深みが生まれると考えています。」

装飾に頼らないからこそ際立つ革の存在感。玄武レザーならではの質感と表情。 

今後の展開

羽倉鞄工房では今後、ヌメ革およびヌメオイルシュリンクレザーを用いたシリーズを順次発売予定です。バックパック、ブリーフに加え、トートタイプの展開も準備しています。

日常こそ特別な旅とするブランドストーリー(今後発売予定のCR バックパック ※発売時期・価格は未定)
人生という名の旅をともにする存在(今後発売予定の CR ブリーフ ※発売時期・価格は未定)

会社概要

製造元

株式会社羽倉(HAKURA CO., LTD.)

代表取締役:黒木 伸治

創業:1963年(昭和38年)4月

所在地:〒668-0021 兵庫県豊岡市泉町15-11

事業内容:革製品の企画・製造(ランドセル/豊岡鞄®認定バッグ/キャディバッグ 他)

ブランド:羽倉ランドセル/羽倉鞄工房

URL:https://hakura-bag.jp

企画・販売元

株式会社アーツ(ARTS CO., LTD.)

代表取締役:黒木 伸治

設立:1996年3月

所在地:〒564-0062 大阪府吹田市垂水町3丁目7番18号

事業内容:印刷・EC事業(おたより本舗/GIFTA/LE COCON/本革工房 他)

URL:https://www.arts-net.co.jp/

報道関係者向けお問い合わせ先

株式会社羽倉 取締役専務 三谷 忠史(みたに ただし)

〒668-0021 兵庫県豊岡市泉町15-11

直通電話:0796-23-2536

メール:t.mitani@hakura.jp

画像素材ダウンロード:【共有フォルダURLを記入】

【取材のご案内】豊岡工場では、職人による製造工程の撮影取材を受け付けております。ご希望の方は上記までご連絡ください。

「豊岡鞄®」は兵庫県鞄工業組合の登録商標です。

「玄武レザー」は株式会社アーツが商標登録出願中です(商願2026-82340)。

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