【ルイ·ヴィトン】「タンブール」コレクションより「タンブール スピン·タイム」の5つの新作を発表

ルイ・ヴィトン ジャパン株式会社のプレスリリース

©Laziz Hamani & Jean-Hugues De Chatillon
©Laziz Hamani & Jean-Hugues De Chatillon

「タンブール スピン·タイム」:ルイ·ヴィトンが描く、大胆でタイムレスな色彩の魅力

ルイ·ヴィトンを象徴するコレクションの1つである「タンブール」。その独創的なケースシェイプと力強い存在感が、他にはない個性を際立たせています。その核にある複雑機構「スピン·タイム」は、明快かつ意志ある表現で時の経過を示します。日常でも旅先でも、「タンブール スピン·タイム」は、メゾンならではの機械式の表現によって「旅の真髄(こころ)」を体現しています。

「1つのメゾンに紛れもなく属するウォッチデザインは、ごくわずかしかありません。『スピン·タイム』は、まさにその1つ。これは、ルイ·ヴィトンにしか生み出せなかったものです」と、ルイ·ヴィトンのウォッチ部門ディレクター ジャン·アルノーは説明します。「旅との結び付き、大胆な表示機構、それを実現するために必要とされる高度な自社技術と専門性。そのすべてにおいて、ルイ·ヴィトンならではのものです」。

2025年に発表された限定エディションの成功を受け、ルイ·ヴィトンは「タンブール スピン·タイム」の5つの新作を定番コレクションに加えます。それぞれが大胆な色彩をまとい、アイコニックな「スピン·タイム」の物語に新章を刻みます。

©Piotr Stoklosa

旅の真髄(こころ)

ルイ·ヴィトンは1854年以来、旅に寄り添い続けてきました。メゾンのトランクは、遠洋客船や鉄道での旅、そして目的意識とスタイルを携えて世界を旅する人々の特別なニーズに応えるために作られてきました。その伝統は常に、メゾンのウォッチメイキングに息づいてきましたが、それがこれほど直接的に表現されたことはありません。「スピン·タイム」は、まさに旅立ちのロマンそのものに着想を得た複雑機構なのです。

アイディアが生まれたのは2007年。「ラ·ファブリク·デュ・タン」の創業者であるミシェル·ナバスとエンリコ·バルバシーニは、世界各地の空港や鉄道駅で見られる機械式の出発案内板に着想を得て、新たなジャンピングアワー機構を考案しました。

「出発案内板を見上げた瞬間、私たちはすぐにジャンピングアワー機構を思い付きました」と、ナバスは語ります。「私たちが目指したのは、そのアイディアを立体化し、手元に確かな存在感を与えることでした。その答えがキューブだったのです。そこに行き着いてからは、すべてが自ずとかたちになっていきました」。

「タンブール スピン·タイム」は、「ラ·ファブリク·デュ·タン」が ルイ·ヴィトンのために開発した初のムーブメントとして、2009年に誕生しました。ダイアルを囲む12個の回転キューブを備えた「スピン·タイム」機構は、特許を取得した独創的な機構として、またメゾンの「旅の真髄」と切り離せない存在として、瞬く間にルイ·ヴィトンを象徴するウォッチとしての地位を確立しました。

「私たちが目指したのは、比喩としてではなく、機構そのものとして旅と直接結び付く複雑機構でした。出発案内板が着想源となったのも、それが装飾ではなく、機能に根差したものだったからです」と、バルバシーニは語ります。「そうした厳密さこそ、私たちがこのムーブメントにもたらそうとしたものです」。

©Piotr Stoklosa
©Piotr Stoklosa

すべてのはじまり

2011年、「ラ·ファブリク·デュ·タン」はルイ·ヴィトンの傘下に加わり、ジュネーブにおけるメゾンのウォッチメイキングの礎が築かれました。これを機に、最終的にはムーブメント、ケース、ダイアルの製造をひとつ屋根の下に集約する体制が実現しました。

2019年、「スピン·タイム」の10周年に際し、ルイ·ヴィトンは「スピン·タイム エアー」によってこのコンセプトを再解釈。ダイアルをくり抜くことで、キューブはまるで中空に浮かんでいるかのように姿を現し、ムーブメントの外周を自由に漂っているように見えます。

この複雑機構は、2025年に「タンブール タイコ スピン·タイム」と共に新たな時代を迎えました。まったく新しいケースと、新たな自社製ムーブメントファミリーを軸にした6つの限定エディションが登場したのです。さらに初めて、ケース、ダイアル、ムーブメントを含む「スピン・タイム」のすべての要素が、「ラ·ファブリク·デュ·タン ルイ·ヴィトン」において構想から製造まで一貫して手掛けられました。

©Piotr Stoklosa

旅のために生まれたウォッチ

「タンブール」ケースの名は、日本の儀式用の太鼓に由来。先代モデルよりもスリムなフォルムに仕上げられ、サンドブラスト仕上げのベゼルには、立体的なポリッシュ仕上げのレリーフレタリングが施されています。ラグはそれぞれ別体で切削されたパーツで、レーザーフロスト仕上げの凹面の側面が、サテン仕上げのケースミドルと美しいコントラストをなし、卓越した組み立て技術を物語ります。ダイアルに記された歴史ある「FAB. EN SUISSE」の文字は、その由来を誇り高く示しています。

新たな自社製ムーブメントファミリーは、独自の美的コードを備えています。マイクロサンドブラスト仕上げのブリッジ、ポリッシュ仕上げの面取り、18Kローズゴールド製のローター、そして従来のルビーに代わる無色透明のジュエルが、その特徴です。パスポートのスタンプのようにすべてのムーブメントに刻まれた「LFT」のシールは、その起点がただ1つ、すなわちジュネーブ州メイランに構える「ラ·ファブリク·デュ·タン ルイ·ヴィトン」であることを物語っています。

©Piotr Stoklosa

定番コレクションに加わった5つの「スピン·タイム」

©Laziz Hamani & Jean-Hugues De Chatillon

ホワイトゴールドの「タンブール スピン·タイム グリーン」

「タンブール スピン·タイム グリーン」は、深みのあるアーシーなグリーンのサンレイ仕上げとサンドブラスト仕上げを施したダイアルを備え、定番コレクションの幕開けを告げます。このカラーは、本質的に冒険や自然とのつながりを想起させます。

このウォッチは、「スピン·タイム」本来のジャンピングアワー表示を採用。ダイアルを囲む12個の数字入りキューブが配され、毎正時に1つずつ順に回転します。明るいトーンの1面が現在の時刻を示します。他のキューブは、その時が来るまでニュートラルな位置にとどまります。

39.5 mmのケースサイズは、定番コレクションの中でもとりわけ汎用性に優れ、あらゆる手元やシーンに自然に馴染みます。100 m防水を備え、あらゆる旅先に応える仕様です。

ダイアルに呼応するグリーンのラバーストラップもまた、このデザインの思想を受け継いでいます。キルティング仕上げの表面には、オープンケースバック越しに見えるローズゴールド製ローターと同じ「V」モチーフがあしらわれています。外装とムーブメントには緻密に計算された統一感があり、手元とキャリバーの内部にいたるまで、同じ意匠言語が貫かれています。

39.5 mmケースでは初となるサファイアクリスタルのケースバックを通して、自社製キャリバーST13.01を遮るものなく鑑賞することができます。フリースプラング式テンプと18Kローズゴールド製のローターも、その姿を余すところなく見ることができます。

ムーブメントの仕上げそのものが、このウォッチの物語を雄弁に語ります。マイクロサンドブラスト仕上げのブリッジ、手作業で磨き上げられた面取りと無色透明のジュエルが、このキャリバーに、技術的な挑戦と論理的な設計にふさわしい開放感と現代性をもたらしています。

©Laziz Hamani & Jean-Hugues De Chatillon

ローズゴールドの「タンブール スピン·タイム  オパール」

「タンブール スピン·タイム  オパール」は、「タンブール」初となる18Kローズゴールド製ケースと、燃えるような輝きを放つオーストラリア産オパールのダイアルによって、定番コレクションに新たな方向性をもたらします。

オーストラリア産オパールという選択そのものが、旅の精神を体現しています。自然界を彷彿させる色彩を内に宿し、光の移ろいに合わせてインディゴ、ティール、セルリアンブルーへと表情を変えるこの石は、ダイアル中央だけでなく、12個の「スピン·タイム」キューブの間にも配されています。それは、ジュネーブ州·メイランのひとつ屋根の下で培われる多彩なサヴォアフェール(匠の技)を物語るものです。

オパールは、1つ1つが厳格な品質基準と美的要件を満たさなければならず、調達が最も難しい石の1つです。ブルーのオーストラリア産オパールが選ばれたのは、その比類ない深みと虹色の輝きのため。

こうした特性により、この石はさまざまな文化において、変容の象徴とされてきました。この石の移ろいゆく表情は、立つ場所によって世界の見え方が変わることを想わせます。

「オーストラリアではあらゆる色のオパールが見つかりますが、私の目を引いたのはブルーでした」と、「ラ·ファブリク·デュ·タン ルイ·ヴィトン」のアーティスティック·ディレクター マチュー·エジは語ります。「あらゆる色を映し出しながらも、その中心には常にブルーがあります。深く、鮮やかで、虹色に輝くブルーです。そうした特質が、『スピン·タイム』にふさわしいと感じました。大胆で存在感のあるこの石は、コレクションにこれまでなかったものをもたらします。存在感を損なうことのないフェミニニティです」。

ブルーのラバーストラップに呼応するケース素材もまた、明確な意図のもとに選ばれています。深みのある艶を湛えたローズゴールドの色調は、オパールの虹色の輝きに絶妙な対比をもたらします。

インデックスにはバゲットカットのダイヤモンドがセットされ、その自然な輝きがオパールの移ろう色調を引き立てています。ベゼルとラグを縁取るバゲットカットのサファイアは、ダイアルの中心にある石とのつながりをいっそう深めています。ジェムセッティングには、「ラ·ファブリク·デュ·タン ルイ·ヴィトン」の自社専門職人による丸3日間の作業を要します。

©Laziz Hamani & Jean-Hugues De Chatillon

ホワイトゴールドの「タンブール スピン·タイム エアー ブルー」

「タンブール スピン·タイム エアー」は、「タンブール」を象徴するブルーをまとい、定番コレクションに加わります。鮮やかで力強い存在感を放つこの色彩は、ウォッチそのものの際立つ個性を映し出しています。タイムレスなこのブルーが、「ラ·ファブリク·デュ·タン ルイ·ヴィトン」で製作されたダイアルの質感を引き立てています。

中空に浮かぶように配されたキャリバーST13.01がケース中央に軽やかに佇み、回転するキューブの立体的な動きを際立たせます。さらに詩的なひねりとして、12個のキューブが「LOUIS VUITTON」の文字を綴ります。

「2025年に『タンブールタイコ スピン・タイム』コレクションを発表した時、私たちはそれが1つの完結ではなく、新たなはじまりであると確信していました」とジャン·アルノーは語ります。「定番コレクションは、次なるステップです。『スピン·タイム』はもはや一時的な存在ではなく、メゾンの技術と職人技によるサヴォアフェールを示す、永続的なアイコンとなったのです」。

ダイアルの表示は一目で直感的に読み取れます。現在の時刻は、ホワイトの背景にシルバーの文字を配したコントラストの効いたキューブで示され、それ以外のキューブにはディープブルーの背景に同じシルバーの文字があしらわれています。

キューブそのものにも、このウォッチ全体に通底する仕上げへのこだわりが息づいています。サテン仕上げとポリッシュ仕上げの組み合わせが、豊かな表情を生み出しています。ルイ·ヴィトンの歴史あるトランクに見られるリベットを想起させるように、各キューブの上部には小さなポリッシュ仕上げのスタッドを配置。メゾンの起源となった旅のオブジェへの控えめなオマージュとなっています。

18K ホワイトゴールド製の42.5 mmケースに、ダイアルと色を揃えたしなやかなカーフレザーのストラップを組み合わせることで、デザインの軽やかさがいっそう際立ちます。

©Laziz Hamani & Jean-Hugues De Chatillon

ホワイトゴールドの「タンブール スピン·タイム エアー アンティポード ブルー」

「『スピン·タイム エアー アンティポード』は、12個のキューブだけで24のタイムゾーンを表示することができます。優れた着想は、地球の反対側にあるタイムゾーンを同じキューブに表示するという点にあります。地球の両側で時刻そのものは同じで、異なるのは一方が昼、もう一方が夜であるという点だけです。こうしたコントラストによって、『スピン·タイム エアー アンティポード』は各タイムゾーンのAM / PMを示します」と、ナバスは語ります。

その成果として生まれた複雑機構は、現代のウォッチメイキングにおいて他に類を見ないものです。「タンブール スピン·タイム エアー アンティポード」は、12個のキューブを通して24の主要タイムゾーンすべてを同時に表示します。各キューブには、ちょうど12時間の時差を隔てた2都市、すなわち互いに対蹠地の関係にある都市名が記されています。ロサンゼルスとドバイ、ニューヨークとバンコク、パリとミッドウェー諸島。12個のキューブが世界の時をつなぎます。

「旅の途中では、別の都市が昼なのか夜なのかを知ることのほうが、正確な時刻を知るより役に立つことがよくあります」と、ミシェル·ナバスは語ります。「そうした実用性が、私たちの指針となりました」。

各キューブは、背景色によって昼夜を表示します。各都市の組み合わせが昼夜の切り替わりを迎えるたびにキューブが回転し、その関係が反転します。

「1つのキューブに対蹠地の関係にある2都市を組み合わせることが、突破口となりました」と、ナバスは語ります。「この発想によって、この複雑機構は自ずと理解できるものになったのです」。

現地時間は、ミニアチュールペイントによるイエローのポインターで示されます。これは、ルイ·ヴィトンのレザーグッズに見られるステッチを想わせる意匠です。複雑な自社製キャリバーST12.01を搭載しながらも、すべての調整はリューズのみでシンプルかつ直感的に行うことができます。そこには、一体型の「アンティポード」ワールドタイム機構を支える、考え抜かれたエンジニアリングの真髄が表れています。

「タンブール スピン·タイム エアー アンティポード」は、42.5 mmのホワイトゴールド製ケースに、ダイアルと色調を合わせたカーフレザーのストラップを備え、定番コレクションに加わります。

©Laziz Hamani & Jean-Hugues De Chatillon

プラチナの「タンブール スピン·タイム エアー フライング トゥールビヨン サーモン」

サーモンカラーのダイアルは、オートオルロジュリーの歴史において特別な位置を占めてきました。

古くから貴金属や抑制の効いた洗練と結び付いてきたこのカラーは、歴史的に最高峰のウォッチにおいてプラチナと組み合わされてきました。この組み合わせは、コレクターの世界でとりわけ垂涎の的とされる数々の名作を象徴するものでもあります。

このサーモンカラーは、「ラ·ファブリク·デ·カドラン」との協働によって生み出されました。プラチナケースのクールなグレーに調和する色合いを求めて複数の色調を検討した末に、このやわらかなニュアンスが選ばれました。タンカラーのカーフレザーストラップと組み合わせることで、由緒ある伝統に連なるこのカラーに対する、ルイ·ヴィトンならではの解釈が表現されています。

自社製キャリバーLFT ST05.01の組み立てには50時間を要し、これは「タンブール スピン·タイム」コレクションの他のどのムーブメントと比べても2倍以上の時間にあたります。その複雑さは、意欲的な複雑機構の組み合わせに由来します。「スピン·タイム エアー」のフローティングキューブ表示とセンターに配したフライング トゥールビヨンを組み合わせたこの機構は、「ラ·ファブリク·デュ·タン ルイ·ヴィトン」に高度な技術的創意を求めました。

「私たちは、意図してトゥールビヨンケージをモノグラム·フラワーの形に仕立てました」とエンリコ·バルバシーニは語ります。「それは、このウォッチがケースやダイアルだけでなく、ムーブメントそのものの奥深くにいたるまで、ルイ·ヴィトンのウォッチであることを示すものです」。

プラチナ製ケースの製作そのものが、1つの大きな挑戦です。ゴールドに比べて機械加工が難しく、仕上げにもより高い精度が求められるため、コレクションの他モデルに採用されている18Kホワイトゴールドやローズゴールドのケースに比べ、完成までにおよそ2倍の時間を要します。

旅立ちの時

定番コレクションに加わる5つの新作を1つに結び付けているのが、「タンブール」ケースです。その力強い存在感は、駅のプラットフォームに置かれたルイ·ヴィトンのトランクのように、手元でも一目でそれと分かるほど際立っています。

ルイ·ヴィトンを象徴するシグネチャーウォッチ機構である「スピン·タイム」。その立体的な構造は、独創的で汎用性に富み、比類のない個性を湛えています。新たに加わるそれぞれのモデルは、「旅の真髄」を機械式に体現した存在であり、単に時を告げるためだけでなく、旅に寄り添うために生み出されています。

©Piotr Stoklosa

ルイ·ヴィトンについて

1854年の創業以来、ルイ·ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせながら、常に最高級の品質と生物多様性の保全を追求し、独自のデザインを提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的である、創業者ルイ·ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ·ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家やアーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ&ファインジュエリー、ビューティー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に 製作された製品は、ルイ·ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。

詳細は、ルイ·ヴィトン 公式サイトhttps://www.louisvuitton.com をご覧ください。

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。