ブラザー工業株式会社のプレスリリース
ブラザー工業株式会社(本社:名古屋市 社長:池田 和史)は、ブラザー独自の電子送り技術「DIGIFLEX FEED」を進化させた「DIGIFLEX FEED 2.0」を搭載した「電子送り本縫いダイレクトドライブ自動糸切りミシン NEXIO S-7300B」を、2026年10月1日に発売します。

電子送り本縫いダイレクトドライブ自動糸切りミシン S-7300B
発売予定日:2026年10月1日
希望小売価格:470,250円(税込)~※専用テーブル付き
近年、縫製業界では人材不足が深刻化する中、オペレーターの熟練度にかかわらず安定した縫製品質を維持できる設備が求められています。特に、薄物や滑りやすい生地はパッカリング*1や縫いずれ等が発生しやすく、高速縫製や厚物縫製では針折れのリスクが高まるため、十分な速度で作業を行えないという課題もありました。NEXIO S-7300Bはこのような生産現場の課題解決に寄与します。
【製品特長】

◆電子送り技術「DIGIFLEX FEED 2.0」搭載
パルスモーター*2により送り歯を直接動かすことで、布送りの動きを細かく制御できる技術で、従来の4種類から8種類へとバリエーションを増やすとともに、新たにハイパワーモードも追加しました。操作パネルで直感的に送り方を選択でき、生地の特性や作業内容に合わせた最適な設定が可能です。これにより、パッカリングや縫い目のずれを防ぐとともに、布送りのタイミングと速度を最適化することで、高速縫製や厚物縫製での針折れを大幅に低減します。
◆デジタル膝上げ機能搭載
デジタル膝上げ機能を搭載し、パネル操作で押さえの高さの調整が可能になりました。これにより縫製中の回転作業がスムーズになり、長時間作業時の疲労を軽減し、生産性向上を支援します。(デジタル膝上げ機能搭載は、9XX仕様のみ) また、押さえ上げ機構にはパルスモーター*2を採用し、静音化を実現しました。

◆作業スペースの拡張
作業スペースの広さを310mmまで拡張しました。大きな生地でもストレスなく縫製することができ、作業者の負荷を軽減します。

◆視認性・操作性を高めたカラー液晶タッチパネル
大きなカラー液晶とイラストアイコンを採用したタッチパネルにより、直感的な操作を実現しました。縫製条件に合わせた詳細な設定が可能な「詳細ホーム画面(管理者用)」と、表示項目のカスタマイズが可能な「簡易ホーム画面(オペレーター用)」を、パネル上で切り替えて使用可能です。

◆段部縫製時の目詰まりを低減する「ヌノアツセンサーセット」(オプション)
オプションとして、布の厚みの変化を自動で検知する「ヌノアツセンサーセット<SD0637001>」を搭載可能です。段部など厚みのある部分を自動検知し、針折れと目詰まりを防ぐため、作業者に依存せず安定した縫い目を実現します。
*1:生地が波打つように縮んでしまう縫製不良
*2:入力されるパルス信号ごとに、モーターの軸が決まった角度だけ回転するモーター

