文化服装学院 × JANSPORT(ジャンスポーツ)「アップサイクルプロジェクト2025」優秀作品が決定

今年で2回目の実施となる文化服装学院 × JANSPORT「アップサイクルプロジェクト」。文化服装学院文化祭Ⅰ部ファッションショー2025で披露された全10作品から、優秀作品が選出されました。

学校法人文化学園 文化服装学院のプレスリリース

世界で活躍するクリエイターを多数輩出し、日本の服飾教育の中心的存在である文化服装学院(学校法人文化学園/理事長:清木孝悦/学院長:相原幸子/所在地:東京都渋谷区代々木)は、年間最大のイベントである文化祭を2025年11月2日~4日に開催しました。

会期中、1万人以上の来場者が注目した「Ⅰ部(昼間部)文化祭ファッションショー」では、多様な産学連携を実施。企業から提供された素材を最大限に活用し、学生たちの独創性に溢れる数々の作品が披露されました。

JANSPORT× 文化服装学院 アップサイクルプロジェクト開催 
― サステナビリティと創造力を融合した、次世代デザイナーによる挑戦 ―

世界的アウトドアバッグブランド「JANSPORT(ジャンスポーツ)」と文化服装学院による産学連携プロジェクトが、昨年に続き今年も実施されました。

本企画は、JANSPORTの製品をリユース・再構築し、新たなデザインへと昇華させるアップサイクルプロジェクトです。作品は、文化祭ファッションショーを構成するシーンの一つ「happy warriors」にて披露。ブランドが持つ機能性や遊び心あるギミックを活かしながら、学生たちは自由な発想で“未来の幸福なミリタリーファッション”を提案しました。

▼関連記事のリリース

2025年度Ⅰ部(昼間部)文化祭ファッションショーのテーマは『Un:』。6つのシーンで構成され、全72体の作品が登場。

▼文化服装学院 × JANSPORT『アップサイクルプロジェクト』とは?

「アップサイクル」とは、本来廃棄されるはずの副産物などに新たな価値を与え、別の製品へと生まれ変わらせる「創造的再利用」のこと。

本プロジェクトは、汚れなどで正規販売が難しくなった製品や使用済みサンプルなど、廃棄予定だったJANSPORTのバックパックを資材として活用。文化服装学院の学生たちがそれらを解体・再構築し、自由な発想で洋服へとリデザインする試みです。

応募作品は文化祭ファッションショーで披露され、米国JANSPORT社のスタッフや文化服装学院学院長によって優秀作品が選定されました。この活動を通じ、JANSPORTは「廃棄ロスの削減」とともに、学生たちの「創造力と環境保護への意識向上」を支援しています。

■審査方法

審査は【審査員による審査】と【一般投票】の2段階で実施。

  • 審査員審査:学生によるプレゼンテーションおよびショー映像をもとに総合評価。

  • 一般投票:JANSPORT日本公式サイトにて作品写真を公開し、ウェブ上での投票を実施。

▶JANSPORT 日本公式サイト https://jansport.co.jp/


結果発表

第1位

三上 ゆい / アパレル技術科2年

第2位

牧野 千秋 / ファッション高度専門士科1年

第3位

竹下 瑠美 / アパレルデザイン科2年

JANSPORTコラボ 全ルックはこちら

「happy warriors」のシーンコンセプトのほか、ファッション誌「装苑」とのコラボ撮影による全作品のLOOKがご覧いただけます。

小原 碩人 (アパレル技術科2年)
ショウ シン (アパレルデザイン科3年)
セン ウェイ (アパレル技術科3年バーチャルファッションコース)
西田 蓮杏 (服飾専攻科技術専攻)
中山 悠衣 (ニットデザイン科2年)
山中 理子 (服飾専攻科オートクチュール専攻)
リ タクカ (服装科2年)

関連記事

JANSPORT公式サイト掲載記事

今回のプロジェクト結果発表と各デザイナーによる作品のコンセプトなど。

参加学生インタビュー記事

2025年度のプロジェクトに参加する10名のデザイナーと、シーンのプロデュースをおこなう2名が、「サステナブル」に対する思いやファッションショーへの意気込みなどを語る。

第1回コラボプロジェクト

2024年度文化服装学院Ⅰ部ファッションショーよりスタートしたアップサイクルプロジェクト。


JANSPORT

1967年、シアトルで3人の仲間によって立ち上げられたアウトドアバッグブランド。アメリカはもとより、世界各国の百貨店、専門店、セレクトショップ等で展開され、若者を中心に広く親しまれています。

公式サイト:https://jansport.co.jp

Instagram:@jansportjp


文化服装学院

文化服装学院は、日本最初の服飾教育学校として認可されて以降、日本のファッション教育において中心的役割を担い、2023年に創立100周年を迎えました。コシノジュンコ、高田賢三、山本耀司、津森千里、丸山敬太、皆川明(minä perhonen)、高橋盾(アンダーカバー)、NIGO、落合宏理(FACETASM)、岩井良太(AURALEE)、後藤愼平(MASU)など、国内外で活躍する著名なデザイナーをはじめ、クリエイター、スタイリスト、バイヤー、プレスといった多岐にわたる職種で、ファッション業界をリードする人材を多数輩出しています。これまでに文化服装学院を巣立った30万人以上の卒業生たちは、日本のファッションを世界トップレベルまで押し上げ、その第一線で活躍し続けています。
2023年には、第41回 毎日ファッション大賞「特別賞」、および繊研新聞社ファッションスクールアワード第一回「大賞」を受賞。さらに、アメリカのビジネスマガジン『CEOWORLD magazine』が発表する「Best Fashion Schools In The World For 2025」では、12位にランクイン。世界124校の中から日本で唯一選出され、アジアNo.1のファッションスクールとして確固たる評価を得ています。
公式サイト https://www.bunka-fc.ac.jp/
Instagram https://www.instagram.com/bunka_fc/

文化服装学院の文化祭

例年数万人の来場実績を誇る文化祭は、文化服装学院最大のイベント。ファッション業界からも注目を集めるファッションショーをはじめ、各科カリキュラム展示/RE・TENT(リテールプランニングコースによる学生運営のリアルショップ)/バザー/ワークショップ/高校生ファッションデザイン画コンテスト受賞作品展示他を開催。ファッションの楽しさとパワーに溢れたイベントとなっています。

︎文化祭2025特設サイト  https://www.bunka-fc.ac.jp/event/culture-festival/

■文化服装学院卒業生特集

・公式サイト 卒業生特集
https://www.bunka-fc.ac.jp/careers/bfc-graduate/

創立100周年記念
ブンカ 100歳×装苑 
卒業生インタビュー集

https://soen.tokyo/regular/bunka100/

題字:現代美術作家
加賀美 健(Ken Kagami)
文化服装学院スタイリスト科卒業

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