現代女性に寄り添うジュエリーブランドVARIÉLLE、クリエイティブディレクター玉川萌木氏との初のコラボレーションコレクション「SIMONETTA COLLECTION」ローンチエキシビション開催
株式会社クロスフォーのプレスリリース

株式会社クロスフォー(本社:山梨県甲府市、代表取締役社長:内藤彰彦)が展開するジュエリーブランド「VARIÉLLE(ヴァリエル)」は、代官山のブティックバー「Oil(オイル)」を手掛けるクリエイティブディレクター・玉川萌木(たまかわ・もえこ)氏とのコラボレーションライン「SIMONETTA COLLECTION」を発表しました。
2025年12月5日(金)から7日(日)の3日間、代官山「Oil」にてローンチエキシビションを開催いたしました。
本取り組みは、高い製造技術を持つジュエリーブランドと、体験を編集するクリエイターが共創する試みとして企画されました。
【なぜ、このコラボレーションが生まれたのか】
―ジュエリーの本場甲府のブランドと「体験」を設計するディレクターの接点-
本コラボレーションは、「技術と感性の融合」をテーマに、ジュエリーの確かな技術力を持つVARIÉLLEと、空間や体験を通じて感性を刺激する表現を得意とする玉川氏、両者の価値観が重なったことから実現しました。
VARIÉLLEは、山梨県甲府市という宝飾産地にルーツを持ち、長年ジュエリーメーカーとして培ってきた高度な製造技術を背景にブランド展開を行っています。一方で、近年のジュエリー市場では、単なる「装身具」としての価値だけでなく、身に着ける人の感情やライフスタイルとどう結びつくかがより重要視されるようになっており、時代に即したブランド展開の再構築に取り組んできました。
「Oil」は、玉川氏が細部までプロデュースした空間・香り・料理の要素を組み合わせ、訪れるユニークな人々の想像力に働きかける場として提供しております。
今回のプロジェクトでは、製造技術に根差したVARIÉLLEのものづくりを、玉川氏が得意とする空間・体験設計の視点から再編集することで、ジュエリーを“身に着ける前に理解し、感じる”ための新しい発表の場をつくることを目指しました。
【イベントの概要】
―VARIÉLLEを“空間ごと体験する”ローンチエキシビション―
本エキシビションは、ジュエリーを「見る」のではなく、空間や体験を通じてブランドの背景や価値を理解してもらうことを目的に開催されました。
会場には、空間・香り・音・味を通じて来場者の感性に働きかける体験設計を得意とする玉川氏が手掛ける「Oil」を選定。VARIÉLLEが大切にする“目に見えにくい製造技術や感覚的価値”を、言葉による説明に頼らず伝える場として、両者の思想が強く共鳴しました。
会場では、ジュエリー展示に加え、空間演出、香り、音、オリジナルカクテルの香りや味といった要素を組み合わせることで、コレクションの世界観を五感で体感できる構成を実施。来場者が自然と滞在し、体験そのものを楽しむ中で、ブランドへの理解が深まる内容となりました。
会期中は、インフルエンサーを含む100名以上が来場し、SNS上では20件以上のタグ付き投稿が確認されました。
体験を起点とした自発的な情報発信が生まれ、VARIÉLLEの世界観がオンラインへと拡張される結果となりました。

【空間演出の特徴】
―商品説明に依存しないブランド理解の設計―
本エキシビションでは、商品説明パネルや言語情報を最小限に抑え、来場者が感覚的にブランドを理解できる環境づくりを重視しました。
・会場全体を活かした展示レイアウト
・花や香りを取り入れた空間演出
・オリジナルカクテル・モクテルの提供
・ブランドの世界観に合わせた音楽演出
これにより、来場者が自然と写真撮影やSNS投稿を行う様子が多く見られ、リアルな体験とオンラインが連動する場となりました。

【商品に関する反応】
— 試着を通じて伝わる立体感と存在感 —
会場では、「実物を見ることで印象が変わった」「着用すると魅力が分かりやすい」といった声が複数聞かれました。特に、大ぶりなデザインや立体感のある商品は、写真だけでは伝わりにくく、試着体験を通じて評価される傾向が見られました。
関心が高かったアイテムは以下の通りです。
・コラボレーションアイテム(URL)[Oil] シモネッタ リング ゴールド|VARIÉLLE公式ストア
着用時の存在感やスタイリングのしやすさが評価されました。
・キービジュアル使用アイテム(URL)ヴァリエル シグネチャー ネックレス ゴールド|VARIÉLLE公式ストア
ブランドを象徴するアイテムとして注目を集めました。
・シルクチェーン(2WAY/3WAY仕様)(URL)[Silk chain] バゲットカット 2way フープピアス ゴールド|VARIÉLLE公式ストア
実用性とアレンジ性の高さに関心が集まりました。
一方で、デザインやボリューム感によって好みが分かれる様子も見られ、今後の商品構成や提案方法における示唆を得る機会となりました。



【業界的な意義と今後に向けて】
―ジュエリーを「所有」から「体験」で伝える試み―
近年、ジュエリー業界ではEC化やSNSを起点とした購買行動が進む一方で、素材感や製造技術、着用時のバランスといった価値が伝わりにくいという課題が顕在化しています。
本取り組みは、従来主流であった「商品単体のビジュアル訴求」から一歩踏み込み、背景・空間・体験を含めてブランド価値を立体的に伝える試みとして位置づけられます。製造技術という“見えにくい価値”を、空間・体験設計を専門とするクリエイターとの共創によって可視化し、ジュエリーを体験の中で理解・納得される存在として提示しました。
これは、製造技術を持つジュエリーブランドが、プロダクト中心の発信から体験を通じた価値編集へと移行する一例であり、今後の展示手法やブランドコミュニケーションのあり方に示唆を与えるケーススタディといえます。
【今後について】
VARIÉLLEは今後も、製造技術に根差したものづくりを軸にしながら、ジュエリーを取り巻く「体験」や「伝え方」にも焦点を当てた取り組みを継続していく予定です。
【ブランド概要】
VARIÉLLE(ヴァリエル) 宝石の街・山梨県甲府市にて1980年に創業した株式会社クロスフォーが手がけるジュエリーブランド。「多面性の祝福」をコンセプトに、OEMで培った高度な製造技術を背景とした品質と、現代女性のライフスタイルに寄り添うデザインを提案している。
【本件に関するお問い合わせ先・取材依頼】
株式会社クロスフォー
VARIÉLLE PR担当
E-mail:koike@crossfor.com
TEL:057-008-9640
公式サイト:https://crossfor.co.jp/
VARIÉLLE公式ECサイト:https://www.varielle.jp/

