MIZ DIALOGUE「構造の再検討」第一弾自分に合わせて選べるリムレスフレーム「René(ルネ)」を発売

有限会社荒岡眼鏡のプレスリリース

アイウエアショップ「ブリンク外苑前」「ブリンク ベース」を運営する有限会社荒岡眼鏡(本社:東京都台東区)と福井県鯖江市の眼鏡メーカー・水島眼鏡による協業ブランド『MIZ DIALOGUE(ミズ ダイアログ)』は、ブランドの中核にある「構造」をテーマに、 眼鏡というプロダクトの在り方を見つめ直す取り組み「構造の再検討」を始動しました。

その第一弾として、リムレス構造を“機能の拡張”という視点で再構築した新作フレーム「René(ルネ)」を2025年12月5日(金)に発売いたします。

次ページより詳細をご紹介いたします。ぜひご覧いただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

機能を通して構造を再定義する、リムレスという構造

リムレスは、構造を削ぎ落とすことで機能を極限まで追求した、20世紀的合理主義の到達点として生まれたデザインです。

“装飾を排し、最小限で支える”という考え方は、眼鏡を機能として純化させる大きな転換でした。しかし、『MIZ DIALOGUE』が再構築するリムレスは、その「削ぎ落とし」からもう一歩先へ。私たちは、構造を減らすのではなく、使い手に開くという視点で設計を見直しました。

レンズの形状や大きさを自由に設定できること。それは、リムレスにしか備わらない機能であり、着用者自身の感覚やバランスに合わせて最適化できる“構造の自由”でもあります。言い換えればそれは、機能の拡張であり、心地の保証です。

ちょうど、自分の足に合う靴のサイズや形を選ぶように、眼鏡という構造を自分に合わせて選ぶ。『MIZ DIALOGUE』は、この“選べる構造”を通して、リムレスを新しい機能の在り方として再提示します。

選べる構造、個を映すかたち

「René」では、レンズシェイプ・サイズ・カラーを着用者自身のバランスに合わせて選ぶことができます。リムレスという構造の特性を活かし、 “最もミニマルな眼鏡”を、それぞれの輪郭に最適化する設計です。レンズサイズは着用者に合わせて細かくカスタマイズが可能です。

Panto1
Panto2
Round
Oval
カラー「Ruthenium」
カラー「White Gold」
カラー「Yellow Gold」
カラー「Luna Gold」

フレームカラー

・基本カラー:サンプラチナ素材によるシルバーカラー(素地仕上げ)

・オプションカラー:〈THE METAL PLATING COLLECTION〉の4色

(Yellow Gold/Luna Gold/White Gold/Ruthenium)

サンプラチナの無垢な質感が持つ“構造そのものの美”をベースに、オプションのメタルプレーティングカラーを選ぶことで、 素材の表情や印象を個々の感性に合わせて拡張できます。

“構造・記憶・研鑽”という三つの軸

『MIZ DIALOGUE』では、「眼鏡元来の美しさの継承と再検討」を掲げ、 “構造” “記憶” “研鑽” という三つの軸をもとに眼鏡づくりを行っています。

一 構造(Structure)

眼鏡は、顔に乗る小さな構造物である。

その美しさは、線や装飾ではなく、機能が正しく働いていることに宿る。

素材、精度、接合。

どれか一つでも曖昧になれば、眼鏡はその役割を果たせなくなる。

MIZ DIALOGUEは、その当たり前を徹底して保証するために作るブランドである。

美しさは結果であり、機能の副産物ではない。

正しく働く構造こそが、最も美しい形態を導く。

私たちはこの原則を根幹に据え、機能そのものを検証しながら、更新していく。

構造とは、形の裏側にある確かさであり、見えないところが整っていなければ、見えるところも立ち上がらない。

その確かさを、解体と再構築を繰り返しながら磨いていく。

MIZ DIALOGUEは、構造という見えない秩序を通して、 眼鏡という日常の中に、持続する美しさを描こうとしている。

二 記憶(Memory)

構造は、一瞬では完成しない。

素材が酸化し、手の脂が染み込み、温度や湿度に触れながら少しずつ馴染んでいく。

MIZ DIALOGUEは、時間の経過と記憶の蓄積を前提として構造を設計する。

それは、経年変化ではなく、使われ続けることで眼鏡という構造物として成立するという考え方である。

美しさとは、最初に立ち上がるものではなく、繰り返し使われる中で形を変えずに機能し続けること。

物理的・精神的に時間に耐え得ること。

修理ができること。

部品が残り続けること。

それらは感傷ではなく、機能を保つための設計であり、責任である。

眼鏡と人が共に正しく機能し続けるための“記憶の設計”。

それが、MIZ DIALOGUEにおける本当の意味での経年進化である。

三 研鑽(Refinement)

削ぎ、整え、精度を高めていくこと。

研鑽とは、形を飾ることではなく、働きの質を高め続ける行為そのものを指す。

一つの設計が完成しても、その裏には数え切れない検証と調整がある。

構造が正しく働くために、どこを緩め、どこを締めるべきかを探り続けること。

その積み重ねが、結果として形の美しさを導く。

そしてそのプロセスの中にこそ、職人の手と感覚が宿る。

MIZ DIALOGUEは、その絶え間ない検証と更新を“研鑽”と呼び、ものづくりの根幹に据えている。

「René」展開と取扱店舗

日本国内では、「ブリンク外苑前」「ブリンク ベース」「ブリンク WEBショップ」のみで展開いたします。

発売日:2025年12月5日(金)

価格:SPMリムレス ¥52,800(税込)/THE METAL PLATING COLOR ¥67,100(税込)

ブリンク外苑前

〒107-0062 東京都港区南青山2-27-20 1F

TEL:03-5775-7525

営業時間:12:00~20:00

定休日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日が休み)

ブリンク ベース

〒107-0061 東京都港区北青山3-5-16 1F

TEL:03-3401-2835

営業時間:12:00~20:00

定休日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日が休み)

ブリンク WEBショップ

https://blinc.co.jp

ブランドについて

『MIZ DIALOGUE』は、1941年創業の水島眼鏡と、 1940年創業の荒岡眼鏡による協業ブランド。ブランドディレクターは、アイウエアショップ「ブリンクベース」のショップマネジャー・田代純一が務めています。

「経年進化」をコンセプトに、使うほどに愛着が増し、長く愛用できるアイウェアを提案します。

ヒトやモノは時間とともに変化し、その変化をMIZ DIALOGUEでは「新たな価値」と定義します。私たちは、短期的なトレンドではなく、長く使うことで魅力が増すデザインや素材、製造方法を選び、時間とともに進化させられるものづくりを大切にしています。

新しさが美しさの全てではなく、使い続けることで生まれる風合いや、持ち主のライフスタイルに馴染む過程を重視しています。結果として、不要な消費を減らし、自然と持続可能な選択につながるプロダクトを目指しています。

水島眼鏡について

水島眼鏡は1941年福井県鯖江市創業。デザイン、設計、金型製造、部品製造、フレーム組み立てなど、製品の仕上げまでに渡る全工程を一貫した自社生産を行っています。

金無垢を加工できる日本国内でも稀な工場を持ち、他にもスターリングシルバーやプラチナ950、経年劣化が少なく、再加工に優れたサンプラチナ製のフレームも製造しており、皇室が愛用していた眼鏡を製造をしていた歴史もあります。

職人の手仕事と精密な機械を合わせて製造される貴金属フレームのクオリティは世界トップレベルを誇っています。


プレスリリースに関するお問い合わせ

担当者:長尾

TEL:03-3401-2835

MAIL:info@mizdialogue.com

WEB:https://mizdialogue.com/

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