『ホディンキー』vol.11は、12月3日より全国書店で発売開始
株式会社ハースト婦人画報社のプレスリリース
ハースト婦人画報社(本社:東京都港区、代表取締役社長:二コラ・フロケ)は、時計と時計のあるライフスタイルを愛する人に贈るライフスタイルメディア『HODINKEE Japan(ホディンキー ジャパン)』(https://www.hodinkee.jp/)によるマガジン『HODINKEE Magazine Japan Edition vol.11』を、12月3日(水)に発売します。今号は、表紙が異なる「神宮寺勇太」特装版も同時発売いたします。特集では、記念すべき大台となるアニバーサリーイヤーを迎えた多くのブランドを取り上げるとともに2025年を振り返り、普遍的な魅力をもつタイムピースたちを紹介。今年、同時多発的に復活を遂げたジャンピングアワーを代表とした「ギシェウォッチ」など、時代を超えて受け継がれる技術やデザインに迫ります。特装版の表紙を飾る神宮寺勇太さんが“普遍的なもの”と話す、腕時計の魅力を私物コレクションとともに語る総12Pの特集にもご期待ください。


時を超えてよみがえるジャンピングアワー
ダイヤルに設けたギシェ(小窓)に現れる数字が毎正時に切り替わり、時刻を示す。19世紀に端を発するジャンピングアワー機構が、にわかに注目を浴びている。それはデジタル社会である時代性にマッチしているからなのか、それとも一般的な針式に飽き足らなくなった時計ファンが新たな表現を求めた結果なのだろうか。いずれにしろ近年は、ジャンピングアワーを搭載したモデルがかつてないほど登場しており、特に今年はカルティエの「タンク ア ギシェ」の復刻がひとつの大きなトピックとなった。一時期時計市場から姿を消し、忘れ去られた機構が再評価されつつある現在、各社がジャンピングアワーの開発を続け、プロダクトに落とし込んでいる理由はどこにあるのだろう。

伝統と革新の接点で_再び動き出すブレゲの名作たち
1775年にアブラアン-ルイ・ブレゲがパリのシテ島のケ・ド・ロルロージュに工房を開いたことに端を発するブレゲの歴史は2025年、250年を数えるに至った。新たにメゾンのCEOとなったグレゴリー・キスリング氏は来日時、「250周年記念モデルは、ブレゲの偉大な遺産と現代、そして未来をつなぐタイムピースになる」と語った。その言葉どおり、パリ・ヴァンドーム広場での発表を皮切りに各国で順次お披露目された250周年記念モデルは、初代ブレゲの発明のみならず、メゾンの歴史を彩った名作を再構築している。さらに、この節目に合わせて独自の18K「ブレゲゴールド」を新開発。ケースだけでなくムーブメントの地板やブリッジにも用いることで、いっそう高い審美性を実現してみせた。断続的に発表された一連の記念モデル6作を俯瞰してみると、メゾンの史実が浮かび上がってくる。

WHY I COLLECT
なぜ時計を収集するのか。古着やバイクなど昭和男子のような趣味で知られるNumber_iのメンバー、神宮寺勇太さん。歯切れのよいラップや個性豊かなダンスパフォーマンスで多くのファンを魅了し、唯一無二の音楽を追求する情熱は、多彩な趣味の世界にも注がれる。そこに通底するのは、普遍性への憧れとともに自分らしくあり続けたいという思いだ。実は熱心に収集するヴィンテージロレックスコレクションから、初公開となる所有品も見せてくれた。
その他のコンテンツ
・THE ZENITH “CALIBRE 135”墓場で眠るキャリバーをよみがえらせる秘訣とは?
・古典と発明の交差点で見る現代ウォッチメイキング
・心預けるカバンとコートがあれば、冬空の下をどこまでもゆける
・1枚のカーペットがその後の運命を変えた“欲張りなクルマ”、初代レンジローバーの誕生
・250年の時をつなぐ、ブレゲ パーペチュアルカレンダーの系譜
・グランドセイコー ファーストにみる日進月歩の進化
・ヴィンテージ パテックの名品から知る、時代を陰で支えたケースメーカーたち
・シャネル、スタイルと技術を重ねて
・一瞬を追いながら、繰り返し訪れる_風景の中にある時間を見つめて
・直径19㎜のコンパクトキャリバーが描く次のセルペンティ
HODINKEE Magazine Japan Edition vol.11
【発売日】2025年12月3日(水)
【販売価格】 3,300円(本体価格:3,000円)
【販売書店】全国の書店、ネット書店、ELLE SHOPにて販売
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「HODINKEE Japan」は、米国NYに拠点を持つ時計メディア「HODINKEE」の世界展開第1号として2019年に当社よりローンチした時計を軸としたライフスタイルデジタルメディアです。腕時計に関する深い洞察記事、美しく洗練されたビジュアル、読者とのインタラクティブな交流という「HODINKEE」の特徴を引き継ぎつつ、日本ならではの時計の情報もお届けしています。2020年には雑誌『HODINKEE Magazine Japan Edition』を創刊し、時計愛好家を中心に洗練されたライフスタイルを楽しむ多くの読者に親しまれています。

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【ハースト婦人画報社について】
株式会社ハースト婦人画報社は、アメリカに本社を置き、世界40か国で情報、サービス、メディア事業を展開するグローバル企業、ハーストの一員です。株式会社ハースト・デジタル・ジャパンは、デジタルビジネス拡大のため2016年に設立された株式会社ハースト婦人画報社の100%子会社です。1905年に創刊した『婦人画報』をはじめ、『ELLE(エル)』、『25ans(ヴァンサンカン)』、『Harper’s BAZAAR(ハーパーズ バザー)』、『Esquire(エスクァイア)』などを中心に、ファッション、ライフスタイルなどに関する多数のデジタルメディアの運営と雑誌の発行を手掛けています。『ELLE SHOP(エル・ショップ)』をはじめとするEコマース事業も収益の柱に成長。近年はクライアント企業のマーケティング活動をトータルにサポートする『HEARST made (ハーストメイド)』 、データに基づくブランドマーケティング支援を行う『HEARST Data Solutions(ハースト データ ソリューションズ)』を立ち上げるなど、コンテンツ制作における知見にデジタルとデータを融合した企業活動を展開しています。またISO14001を取得しサステナビリティに配慮した経営を実践しています。

