最終審査会を10月13日(月・祝)に開催!
ブックオフコーポレーション株式会社のプレスリリース
2025年9月29日
ブックオフコーポレーション株式会社
過去最多612作品がエントリーする国内最大規模のアップサイクルデザインコンテスト
『Reclothes Cup 2025』最終審査会を10月13日(月・祝)に開催!
~最終審査会当日の15時00分より、YouTube「BOOKOFF公式チャンネル」でライブ配信も~
ブックオフグループホールディングス株式会社(本社:神奈川県相模原市、代表取締役社長:堀内康隆)の子会社で、リユースショップ「BOOKOFF」等を運営するブックオフコーポレーション株式会社(以下、ブックオフ)は、国内最大規模のアップサイクルデザインコンテスト『Reclothes Cup(リクロースカップ)2025』の最終審査会を2025年10月13日(月・祝)13時より、福岡国際会議場 多目的ホールで開催いたします。

『Reclothes Cup 2025』では、「デザイン部門」に551作品、「販売部門」に61作品のエントリーがあり、今年6月に行われた一次審査会を通過した57作品(「デザイン部門」40作品、「販売部門」17作品)が最終審査会に出場します。
最終審査会では、『Reclothes Cup』審査委員長である児島 幹規氏やスタイリストの相澤 樹氏が審査員として参加します。また、今年の特別審査員には世界的デザイナー「tanaka daisuke(タナカ ダイスケ)」デザイナーの田中大資氏が参加し、「デザイン部門」と「販売部門」の最優秀作品を決定します。
「デザイン部門」の最終審査会は、ファッションショー形式にて行います。この模様をYouTube「BOOKOFF公式チャンネル」でライブ配信も行います。
ライブ配信URL:https://www.youtube.com/channel/UCL9-7ZA8ItRhXvWsXMdyg2Q
※ライブ配信は15:00から開始となります。


■『Reclothes Cup 2025』最終審査会 開催概要
日時:2025年10月13日(月・祝)13:00~17:30
会場:福岡国際会議場 多目的ホール(福岡県福岡市博多区石城町2-1)
タイムスケジュール:
13:00-14:40:開会・審査員トークショー
15:00-15:40:配信開始、最終審査会ファッションショー(デザイン部門)
16:00-16:15:最終審査会ファッションショー(販売部門)
16:45-17:30:授賞式・閉会
■『Reclothes Cup 2025』とは
『Reclothes Cup 2025』は、ブックオフの店頭で販売されている古着をテーマに、自由な発想でファッションアイテムとしての新たな付加価値を創造し、着る人・見る人をワクワクさせ、感動させられる作品を生み出すアップサイクルデザインコンテストです。本コンテストは2021 年に初めて開催し、今年で5回目の開催となります。昨年開催した『Reclothes Cup 2024』では、489作品のエントリーがあり、国内最大規模のアップサイクルデザインコンテストに成長しています。
応募部門は、全国の学生(高校生以上)を対象にした「デザイン部門」と学生から一般の方まで自由にご参加いただける※「販売部門」で構成されています。
※自分のブランドを始めて3 年以上経過している方はご参加いただけません。
「デザイン部門」のグランプリ受賞者には、雑誌『装苑』(発行元:文化出版局)に作品が掲載されるとともに、賞金30 万円を贈呈します。また、「販売部門」のグランプリ受賞者には、賞金10 万円を贈呈し、2026年2月に開催予定のクリエイションの祭典「NEW ENERGY TOKYO」への合同出展を予定しています。
■『Reclothes Cup 2025』コンテスト概要
〈デザイン部門〉
BOOKOFFで販売する古着(販売価格1,500円以下の古着)を素材として使用し、自身が考えるアップサイクルを形にしてください。個性的でファッションの新しい可能性と未来を感じる作品を募集します。
■グランプリ(1名様)
賞金:30万円
副賞:
・雑誌『装苑』への作品掲載
・ブラザー工業株式会社より製品贈呈
■準グランプリ(1名様)
賞金:10万円
■ブックオフ賞(1名様)
賞金:5万円
〈販売部門〉
今年のテーマは季節をつなぐ定番アウターとして男女問わず人気の『トレンチコート』です。ブックオフで販売する古着(販売価格1,500円以下の古着)を素材として使用し、コンセプト、ターゲット、再現性を深く考え、実際に販売できるモノを製作してください。人々が欲しい、着てみたいと思う作品を募集します。
販売デザイン賞 :賞金10万円+2026年開催「NEW ENERGY TOKYO」への商品出展予定
入賞 :賞金2万円
*販売デザイン賞及び入賞作品は、ブックオフで商品化を検討
<審査員>
『Reclothes Cup』審査員長 児島 幹規 様
スタイリスト 相澤 樹 様
tanaka daisuke(タナカ ダイスケ)デザイナー 田中 大資 様
Conceptor 渡邊 睦 様
ブックオフグループホールディングス 代表取締役社長. 堀内 康隆
〈審査員プロフィール〉

『Reclothes Cup』審査員長 児島 幹規氏
1992年 専修大学経済学部経済学科卒業。同年世界文化社入社 Begin編集部配属。2004年 Begin編集長就任 2009年MEN’S EX編集長就任。
2014年10月 から文化学園 文化出版局 出版事業部長 兼 装苑編集長就任。2024年6月まで文化学園在籍の間、香蘭ファッションデザイン専門学校の他、文化服装学院、大阪文化服装学院、名古屋ファッション専門学校、中部ファッション専門学校、マロニエファッション専門学校におけるファッションコンテストの審査や、毎日ファッション大賞にて審査員を務める。
2024年7月 Zoffを運営するインターメスティック チーフ デザイン オフィサーに就任。同時に大阪文化服装学院にて特別教員に就任。その他の服飾専門学校におけるコンテスト審査も務めている。

スタイリスト 相澤 樹氏
1982年生れ。宮城県出身。服飾専門学校卒業後、スタイリスト・飯嶋久美子さんに師事。約2年半後の2005年に独立し、フリーランスに。ファッションショーのスタイリングから、雑誌&書籍などの紙媒体、広告、CM、音楽業界などのスタイリングでも活躍中。

tanakadaisuke(タナカ ダイスケ) デザイナー 田中 大資氏
大阪文化服装学院卒業後、デザイナーブランド入社。
独立後衣装制作や、 刺繍作家として活動。
2021年、コレクションブランド「tanakadaisuke」 としてデビュー。
「おまじないをかけたようなお洋服で、自分の中にいるまだ見ぬ自分と出会えますように。」 をコンセプトに、田中の得意とする刺繍をベースにロマンチックで幻想的なコレクションを展開。

Conceptor 渡邊 睦氏
2000年、合同展「rooms」を設立。2002年に渡仏し、帰国後の2009年に「繊研賞」、2011年には「毎日ファッション大賞 鯨岡阿美子賞」を受賞。2023年より、新しいクリエイティブに特化した NEW ENERGY/Blue Marble のコンセプターとして活動。20年以上にわたり、イベントのコンセプター/クリエイティブディレクターを務めてきた経験から、企業やブランドの可能性を拡張するコンセプト設計を得意とする。さらに、多くのクリエイターとの交流を通じて、クリエイターと社会をつなぎ、新たな視点や発想から企業や社会の課題解決を目指し、幅広い分野で活躍している。
■なぜ、ブックオフが『Reclothes Cup』を開催するのか
ブックオフは「本」だけではなく、服やスポーツ用品など様々なものをリユースという形で循環させ、モノの寿命を延ばすことを根幹としている企業です。実は、ブックオフではグループ全体で年間1,000万着以上の服を取り扱っています。販売している服の中には、お客様からの購入に至らず、役目を終えていく商品もあります。ブックオフではリユース企業として、このような商品を使って自由な発想で着る人・見る人をワクワクさせ、感動させられる作品にアップサイクルすることで、現在起きている「衣服ロス(ファッションロス)」の解決に寄与する取り組みを行っています。
また、これからのファッション業界を担う学生の皆様に対しては、ブックオフが作品を披露する場を提供することで、自分の作品を見てもらう楽しさや喜びを知ってもらい、さらに創作意欲をもった学生を応援したいと思っています。
『Reclothes Cup』を通じて、サステナブルアクションへの貢献のみならず、このコンテストから新進気鋭のファッションデザイナーを輩出し、ファッション業界を目指す学生からも登竜門と注目されるアップサイクルデザインコンテストを目指していきます。
■『Reclothes Cup 2024』受賞作品
デザイン部門 グランプリ:「Bumpy」 北海道文化服装専門学校 髙橋 百花さん

年齢、性別、人種関係なく世界中の人が、“スポーツ”を楽しんでいる。“スポーツ”では、各々が“目標”を設定し、その目標に向かってさまざまな努力をする。挫折や成功体験を繰り返しながら、心身の成長を感じることができる“スポーツ”の良さを生地の凹凸感や筋肉が発達している様なフォルムで表現した作品
デザイン部門 準グランプリ:「りうきん」 北海道文化服装専門学校 宍戸 颯太さん

江戸時代、金魚は粋を表すものとして、一部の富裕階級に飼育鑑賞されていた。長いヒレで泳ぐ優美な姿が好まれた「りうきん(流金)」は、日本人に最も好まれた金魚と言える。古着が安価で容易に手に入るようになった現代。古着を用いて、かつての贅沢品として楽しまれた金魚が、優美に泳ぐ様子を表現。江戸時代の画家である伊藤若沖の升目描きを参考にし、生地を編み込んだ方眼で鱗を、シャツやワンピースなどの薄い生地を染め、金魚のヒレを表現した作品
販売部門 グランプリ:「弧執と越質」 古賀 敬典さん

弧(曲線)にこだわり広々と面を作ることで、どんな生地でも表現を楽しめることを追求。選ぶ素材にこだわらず、使いたい物、好きな物、表現したい物、嫌いになったからこそアップサイクルしたい物と多種多様とどんな物でも再現ができる【再現性】に注視。再現が可能だからこそお客様一人一人が好きな柄、素材感、色などを選んでいただけることを意識した作品
■ブックオフグループについて
BOOKOFFは1990 年、35 坪の千代田店(神奈川県)から始まりました。経営理念「事業活動を通じての社会への貢献・全従業員の物心両面の幸福の追求」のもと60社以上の加盟企業と共に発展し、現在はグループ全体で国内外約 800 店舗を運営。国内での年間利用者は約8,900 万人、年間売買点数 6億8千万点を超えています。2025年現在は、百貨店や高級住宅地へ出店するプレミアムサービス事業のほか、アメリカ合衆国やマレーシア・カザフスタン共和国での海外事業にも積極的に取り組んでいます。今後もリユースのリーディングカンパニーとしてサステナブルな事業に尽力してまいります。
コーポレートサイト:https://www.bookoffgroup.co.jp
サービスサイト :https://www.bookoff.co.jp
オンラインストア :https://shopping.bookoff.co.jp
ブックオフが考える循環型社会:https://www.bookoffgroup.co.jp/sustainability/top/creating-shared-value/
スマイルサーキュレーション|サステナブルな暮らしのヒント: