国内で唯一「東洋皮革株式会社」ができること!日本が誇るエキゾチックレザー専門タンナー企業が、あなたにその秘訣を伝授します!!

優れた製品・技術を持つ事業者を広く認定し区内外へPRする「足立ブランド」。認定企業である東洋皮革株式会社が2025年4月の新年度からコンサルティング業務を本格的にスタートします。

足立ブランドのプレスリリース

原料皮の直接輸入・なめし・染色・仕上げの工程を一貫して行う「タンナー」。東洋皮革株式会社(以下東洋皮革)は数少ないエキゾチックレザーのタンナー企業です。ヨーロッパ市場に多くの二次加工仕上げの革を輸出した豊富な経験を持っており、国内のみならず、海外でも高く評価されています。

<母なる大地とともに育ち、宝石のような輝きを放つエキゾチックレザー。一生ものの相棒を探してみませんか?>

■職人であり、表現者(アーティスト)でもある

ワシントン条約専門スタッフを有し、お客様の製品に適した原料皮を直接輸入しています。原料皮の状態に合わせ、様々な注文に対応しています。オーダーの段階で仕上がりのイメージなどを丁寧にヒアリング。下処理も1枚1枚手作業で行います。要望に合わせた最適な皮革を提案できることから多くの企業から厚い信頼を得ています。

「お客様からのお話をお聞きし、言われるままの商品を用意するのではなく、それぞれに最適な皮革をご提案させていただくことで多くの企業様より信頼していただいて参りました。革ごとのストーリーを大切にしつつ、世界でも先端のデザイン、仕上げを常に提案しております。」

そう語るのは代表取締役の斉京照二氏。昭和16年(1941年)創業で、照二社長は3代目です。

<東洋皮革3代目の斉京照二社長>

特に得意としているのは革の2次加工で、他の工場にはない個性的な仕上げが特徴です。生き物の皮にはそれぞれの原皮が持つ個性やストーリーがあります。そこを見極め大切にすることで、革一つずつに違った味わいが生まれるのです。さらに世界的にみても先端を行くデザイン、仕上げを提案。クラスト(製革工程中にある革のこと)で仕入れた皮革を日本のマーケットニーズに合わせて、オリジナルのレシピで加工・染色しています。”日本らしさ”を感じられる仕上がりにこだわっており、そのクオリティは国内のみならず、世界で高く評価されています。

東洋皮革のオリジナリティや創造性が頭一つ抜けている理由のひとつが、職人がフランスなど世界へ出向いていることです。職人が実際に現地で見たものや肌で感じたこと、体験したことを革の上で表現すること。職人でもあり、表現者(アーティスト)でもあるからこそ、他の追随を許さない東洋皮革ならではの商品ができあがるのです。

<エキゾチックレザーへの染色の様子>

■エキゾチックレザーを扱う難しさ

エキゾチックレザーの1番の特徴として、「同じ模様が存在しない、唯一無二である」という点が挙げられます。独特の紋様を持つものが多いので、圧倒的な存在感と個性があります。個体によってウロコの形やサイズが異なるため「世界でひとつだけのアイテム」になります。ぱっと見はエキセントリックな印象がありますが、質感はエレガントなので、実はとても合わせやすいのです。

東洋皮革では、主に次のような素材を扱っています。

<ワニ(クロコダイル・アリゲーター・カイマン)>
<トカゲ(リザード等)>
<ヘビ(パイソン)>
<オーストリッチ(ダチョウ)>

・ワニ(クロコダイル・アリゲーター・カイマン)

希少性が高く、最高級の皮革素材として世界中で高い人気を誇る。一般的にベルトや時計のバンドなどによく利用されます。鱗の枚数が多く整っているものほど高価格。

・トカゲ(リザード等)

独特の鱗模様が特徴的。耐久性が高く厚みがあるので財布などに多く利用されます。染色時の発色も良いので多彩な表現ができます。

・ヘビ(パイソン)

繊細で高級感のある雰囲気でありながら、素材としては丈夫。バッグや財布をはじめファッションアイテムでも多く使用されます。斑紋や鱗の模様を楽しめます。

・オーストリッチ(ダチョウ)

クイルマークと呼ばれるドット柄(背中部分の羽毛を抜いた後の突起)が特徴的。丈夫で柔らかく重厚さがあり、立体的な革の特性を活かせます。

エキゾチックレザーは経年変化が比較的少なく、長期間美しい見た目を楽しむことができる点も愛される理由の1つです。使い込むほどにエイジング(経年変化)が進み、光沢や風合いが増していくのも特徴。特にクロコダイルやオーストリッチは、「育てる楽しみ」 もあります。

■エキゾチックレザーを扱う難しさ

東洋皮革で取り扱うエキゾチックレザーのほとんどは、対象となる生き物の多くが温暖な地域で長期間の飼育が必要です。そのため供給量が非常に少なく、さらにワシントン条約により国際取引の規制が厳しく設けられています。原材皮の輸入や加工後の輸出など、取引を実施するには各国で審査、輸出許可証などが必要になります。取引先の国によってルールが異なり、日本国内での手続きもあります。許可を得るためには時間も費用もかかり、一般的に半年という期限も設けられています。とにかく手間が煩雑で、エキゾチックレザーの輸出入を行える企業は限られています。東洋皮革では知識を有した専門スタッフがこの業務を担います。

エキゾチックレザーは皮革自体も素材として特殊なため、なめしや染色、仕上げには特別な技術を必要とします。通常の皮革よりも加工に時間も有します。このため、エキゾチックレザー専門のタンナー(動物の皮をなめし革にする業者)は世界で20社ほどしかありません。日本には6社ありますが、東洋皮革は輸入からなめし・染色・仕上げ、輸出まで一貫して行える唯一の企業です。

<大きな洗濯機のような「染色ドラム」で染色します>

■足立ブランドへの加入とこれから

専門性の高い技術が認められ、平成25年度(2013年度)に、「足立ブランド企業」に認定されました。

「足立ブランド企業」認定時には「(皮革産業が)足立の地場産業として評価されたことで、これを残し発展させる条件が揃った。今後さらに技術を磨き、自立した産業として足立区を盛り上げていきたい」と意気込みを話していました。

2019年、同じ足立ブランド認定企業であるAKASHIYAさんとのコラボレーションも話題になりました。服飾デザイナー出身のAKASHIYA林﨑社長は、従来のデザインやものづくりの枠に捉われず、自らデザイン・パターン・裁断・縫製・仕上げまで一貫してハンドメイドで仕上げるクリエイター。従来量産商品にしか出来なかった表面加工・染色加工を、東洋皮革との協業でクロコダイル1枚からのオーダーを実現し、生産可能な体制を整え、展示販売する企画を行いました。日本を代表するエキゾチックレザータンナーと、服飾デザイナー出身のクリエイター職人のコラボレーション。オリジナリティを深く追求する2社による製品は各所で話題になりました。

<足立ブランドでのコラボレーション>

ここ数年試験的に「皮革製造コンサルティング」を行ってきた斉京社長。これが大好評で足立区のみならず他区、他県からも依頼が多く入っているそう。これまでは紹介のみの受付でしたが、2025年4月の新年度からはサービスとして確立。現在はメールおよびお電話で問い合わせを受け付けています。内容を相談の上、それぞれの企業様に向けたきめ細やかに対応していきます。日本で唯一の企業が持つ、エキゾチックレザーのタンナー技術とノウハウを、全国各地に広げていきます。

<エキゾチックレザーの持つ魅力やノウハウをどんどん広げていきたい>

■ 足立ブランド認定企業紹介冊子・送付希望の方へ

足立ブランド認定企業である東洋皮革株式会社も掲載される「足立ブランド認定企業紹介冊子」を10名様に送付させていただきます。送付ご希望の方は下記の応募フォームをご利用ください。

※ 部数に限りがございますので、ご希望者多数の場合はPDF送付になる旨をご了承ください。

足立ブランド認定企業紹介冊子 / 応募フォーム

https://forms.gle/C6wTHxEBce7vzqAx5


企業情報

東洋皮革株式会社

https://toyohikaku.com/

会社名:東洋皮革株式会社

住 所:東京都足立区梅田4-3-18

電話番号:03-3849-1186

代表者:斉京照二

事業内容:

・皮革供給(皮革輸入 / なめし・染色・仕上げ/ 皮革販売/ 皮革輸出)

・皮革製造コンサルティング

・NFT販売


取材など掲載情報に関するお問い合わせは、「足立ブランド」の運営事務局でもある足立区役所産業経済部産業振興課ものづくり振興係でも受け付けております。


足立区役所産業経済部 産業振興課 ものづくり振興係

電話番号:03-3880-5869

ファクス:03-3880-5605

足立ブランド公式Webサイト

https://adachi-brand.jp/

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