ルイ・ヴィトン ジャパン株式会社のプレスリリース
フライング カラー:宝石をまとい、新たな表情で輝きを放つ2つの「タンブール」
他とは一線を画す、美学、職人技、そしてムーブメントが1つになった稀少なタイムピース。それはまさに、時代を超越した稀有な逸品。
その一例となるのが、2002年にデビューし、2022年にアニバーサリー·エディションが発表されたドラム型の「タンブール」。2023年、ルイ·ヴィトンがそのアイコニックなシルエットを刷新した際、当時のコンテンポラリーなコレクターの好みを考慮して取入れたのが、シルエットのスリム化とケースにマッチする一体型ブレスレットでした。ステンレススティールとプレシャスなメタルの表情を通して、モダンなテイストにマッチし、あらゆる手元に映えるカジュアルなユニセックスのウォッチに仕上げられました。曲線的な側面と、「LOUIS VUITTON」の12文字が刻印された特徴的なサンドブラスト加工のベゼルはそのままに、「タンブール」を現代的に解釈したこのモデルは、ムーブメント専門メーカーのル·セルクル·デ·オルロジェと共同で設計した美しい仕上げが際立つムーブメントを採用することで、卓越したサヴォアフェール(匠の技)を示しています。
ルイ·ヴィトンは、ハイウォッチメイキングにおいて重要な要素となるジェムストーンのセッティングとカッティングからなる精緻な宝石細工の技術を探求した2つのハイエンドモデルの発表と共に、コレクションを拡充。オニキスのダイアルにサフランカラーのサファイアをあしらったイエローゴールド製の「タンブール」、そしてマルチカラーのサファイアとルビーをあしらったプラチナ製の「タンブール」の新作2種はいずれも、時計製造における時代の潮流を反映し、数々のサヴォアフェール(匠の技)が融合した個性的でアイキャッチーなクリエーションに。完璧なフィニシングを施した18Kイエローゴールドとプラチナ950の壮麗なウォッチケースに、厳選された最高級のプレシャスストーンを組み合わせることで鮮やかな色彩が際立ちます。一方、堅牢なオニキスが、イエローゴールド製の新モデルのダイアルとして「タンブール」コレクションに初めて登場します。
貴重な素材の希少性と完成までにかかる時間によって、それぞれ30本と50本の限定生産となる鮮やかな2種のウォッチは、ルイ·ヴィトンのサヴォアフェール(匠の技)を余すところなく表現した逸品です。
神秘的なオニキスのダイアルとサフランカラーの輝くサファイアが出逢う「タンブール イエローゴールド」
既存のステンレススティール製の2モデルと、イエローゴールド、ローズゴールド、そしてステンレススティール & ローズゴールドのツートーンカラーの3モデル。これらに加えて、オニキスダイアルにサフランカラーのサファイアをセットしたベゼル、同じくサフランカラーのサファイアのインデックスを配した18Kイエローゴールド製で、ケースサイズ40 mmの限定「タンブール」が登場。サテン仕上げを施したドラム型のケースがバゲットカットのプレシャスストーンの輝きと美しいコントラストを生み出し、縦方向にサテンまたはポリッシュ仕上げを施したリンクと、目立たないフォールディングバックルを備えた一体型ブレスレットが快適な着け心地を実現。流麗かつエレガントでありながら、スポーティで丈夫な「タンブール」は、旅やレジャーを楽しむ華やかなライフスタイルに最適です。
この華やかな新作は、ルイ·ヴィトンが「タンブール」コレクションで初めてハードストーンを使用したモデル。ブラックアゲートの1種であるブラジル産オニキスからなるパーツを複数組み合わせて作られたダイアルがシームレスな反射面を描き、その上にセットされたサフランカラーのバゲットカットサファイアのインデックスが、ケースの暖かみのあるゴールドの色合いと見事に調和。これほどエレガントなデザインを実現するのは、並大抵のことではありません。オニキスの原石を熟練した職人が機械で削り出し、薄い層を形成する工程は寸分の狂いも許されず、例えわずかであっても誤差が生じた場合は、手順を最初からやり直さなければなりません。これらの薄い層はダイアルの各パーツに成形され、それぞれのストーンの特性を考慮し、必要に応じて調整されます。
続いて、精密で入念な研磨工程が行われた後、職人がオニキスに穴を開け、アワーインデックスをはめ込みます。その際、オニキスに傷を付けないように細心の注意が払われます。ダイアルのミニッツは12個のオニキスが使用され、ダイアルのセンターとアワーリングもそれぞれ別のオニキスで構成されています。ダイアルを組み上げると、バゲットカットのサフランサファイアが11個セットされ、オニキスが割れないように慎重にホワイトプリントのダブルシグネチャーが施されます。手作業でスーパールミノバ®を塗布した18Kイエローゴールド製の針と、6時の位置に配されたブラックラッカーのスモールセコンドカウンターにより、深みのある漆黒のダイアルにも関わらず、高い視認性を実現しています。
バゲットカットサファイアのインデックスに鮮やかなサフランカラーが選ばれたのは偶然ではありません。ルイ·ヴィトンが1911年に発表したヴィトニット·キャンバスのトランクから着想を得たこの暖かみのある色合いを、ウォッチのベゼルにセッティングされた48個、合計約2.22カラットにもおよぶバゲットカットストーンに採用。ケースのゴールドカラーを際立たせながら繊細な輝きを放つストーンは、ダイアルの深みのあるブラックと相まって、目を引くまばゆい美しさを生み出しています。
スリムでエレガント、正確で精密、そして燦然たる輝きを放つ新作「タンブール イエローゴールド オニキス」は、ルイ·ヴィトンのエスプリをウォッチという形で表現し、時流とメゾンのこの上なく貴重なサヴォアフェール(匠の技)の融合を実現。この限定版のウォッチのケースバッグには、それぞれ「1 of 30」の刻印が施され、その特別な価値をさりげなく示します。
堅牢なプレシャスメタルに包まれた色彩の戯れ──
グラデーションを描くサファイアとルビーをあしらった「タンブール プラチナ」
周期表に並ぶ元素の中で最も反応性の低い貴金属の1つであるプラチナは、その密度、硬度、そして銀白色の輝きによって高く評価されています。虹色の輝きを放ちながら美しいグラデーションを描くプレシャスストーンとプラチナを組み合わせることで、ウォッチメイキングのトレンドを反映しながらも、それを超越する壮麗なタイムピースが誕生。単なるグラデーションをテーマにしたピースに留まらず、その精緻を極める製作工程は、まさに繊細なクラフツマンシップと労力の結晶。
サフランカラーのサファイアとオニキスのダイアルを配したイエローゴールド製の「タンブール」と同様に、「タンブール」コレクションでは初となるこの新しいプラチナバージョンも、直径40 mm、厚さわずか8.3 mmの曲線を描くケースが特徴。しかし、素材の密度の関係でこのケースは加工が非常に難しく、製作に要する時間はゴールドバージョンよりも30%長くなります。また、元来プラチナが持つ高い耐摩耗性により、サテン仕上げにも非常に時間が掛かり、ベゼル、リューズ、面取り、インターリンクの研磨に要する時間はゴールドの「タンブール」の2倍。しかしながらその結果、虹色に輝くフルセッティングのベゼルとインデックスを配置するための見事なキャンバスが完成します。
完璧なグラデーションを実現するため、ルイ·ヴィトンでは、スリランカとモザンビークから、グリーン、ブルー、バイオレット、ピンク、フューシャ、オレンジ、イエローのサファイアとルビーを含む59個、合計約2.5カラットのバゲットカットのコランダムジェムストーンを調達。コランダムファミリーに属する貴重なサファイアとルビーのみを使用することで、このクリエーションにさらなる稀少性がもたらされ、グラデーションに流れるように均質な雰囲気を生み出しています。パープルとグリーンの色合いを調達するのは特に難しく、同様に、スペクトラムの各色間の滑らかなグラデーションの維持も困難を極めます。
虹色に輝くベゼルを引き立てるのは、6時の位置にある渦巻き模様の入ったスモールセコンドカウンターを配したシルバーオパーリンのダイアル、スーパールミノバ®を手作業で塗布した18Kホワイトゴールド製の針、そして18Kホワイトゴールド製のインデックス。ベゼルの壮麗な虹色に美しく調和するインデックスには、11色のカラーグラデーションを描くサファイアとルビーをセット。丈夫なサファイアクリスタルで保護されたダイアルから放たれる多色の魅惑的な美しさが際立つ本モデルは、サテンおよびポリッシュ仕上げを施したプラチナ製の一体型ブレスレットと、18Kホワイトゴールド製の目立ない3つ折りのフォールディングバックルで仕上げられています。
50本限定で、「タンブール」の新たな一面を表現する華麗な新作には、その特別なステータスを示す小さなサプライズも。時計を裏返すと、ケースバックに1.6 mmのサフランサファイアがはめ込まれています。この小さなプレシャスストーンは、今後ルイ·ヴィトンの時計に使用されるプラチナの指標となるもので、着用する人の肌に馴染み、手元を彩るウォッチのエクスクルーシブな地位と特別な品質を示します。
新作の限定版「タンブール」の両モデルには、ミシェル·ナバスとエンリコ·バルバシーニという2人のマスター·ウォッチメーカーによって設立され、2011年からルイ·ヴィトンが完全所有するウォッチメイキングアトリエ「ラ·ファブリク·デュ·タン ルイ·ヴィトン」が手掛けたキャリバーLFT023が搭載されています。ムーブメント専門メーカーのル·セルクル·デ·オルロジェのスペシャリストたちとの協働で設計され、サファイアクリスタルのケースバックから眺めることができるこの特別なキャリバーは、メゾン初の自社製3針ムーブメント。ジュネーヴにあるクロノメーター検定機関によって、ISO3159規格準拠の認定を受け、1日あたり-4秒から+6秒の計時精度を誇ります。その卓越した性能だけでなく、ルイ·ヴィトンのデザインコードに忠実な、比類のない仕上げも魅力。両方向に配置された22Kピンクゴールド製のマイクロローターには、スタイリッシュな「LV」のモチーフが美しくエングレービングされ、シングルバレルにはメゾンのモノグラム·フラワーがあしらわれています。これらと対照的に、地板にはサーキュラーグレイン仕上げが、ブリッジにはビーズブラストとポリッシュ仕上げがそれぞれ施されています。31個の無色サファイアが摩擦を和らげながら、キャリバーのコンテンポラリーな外観を引き立てています。また、4 Hzの振動数と50時間のパワーリザーブは、実用性を求める方にもご満足いただけるでしょう。熟練した技術と美しさを兼ね備えたキャリバーLFT023は、単なる動力源の域を遥かに超え、メゾンの170年にわたるサヴォアフェール(匠の技)をダイナミックに表現しています。
洗練されたムーブメント、鮮やかなプレシャスストーン、丹念に作られたケース、そして卓越したクラフツマンシップを要するダイアルを備えた、非常に稀少な限定版の新作「タンブール イエローゴールド オニキス」と「タンブール プラチナ」は、世界中の目の肥えた愛好家たちのコレクションの中でも、特別な逸品となるでしょう。
「タンブール オトマティック プラチナ レインボー」
W1PT10
ケース:
・素材:48個、合計2.19カラットのサファイアとルビーをセットしたプラチナ製
・ケース径:40 mm
・厚さ:8.30 mm
・反射防止コーティングを施したサファイアクリスタル
・サフランサファイアをセットしたシリアルナンバー「1 of 50」の刻印入りスケルトンケースバック
・防水:50 m
ダイアル:
・グレーの文字盤
・6時位置にスモールセコンド
・18Kホワイトゴールド製の発光加工を施した針、サファイアとルビーをセットしたインデックス
ムーブメント:
・キャリバーLFT023.01:自動巻き機械式ムーブメント
・直径:30.6 mm
・厚さ:4.2 mm
・機能:時、分、スモールセコンド
・振動錘:22Kピンクゴールド製のマイクロローター
・パワーリザーブ:50時間
・石数:31
・振動数:28,800回 / 時 – 4 Hz
・認証:ジュネーヴにあるクロノメーター検査機関による認証済みクロノメーター(ISO 3159規格)
・精度:日差 -4秒 / +6秒
ストラップ:
・プラチナ製
・3枚の18Kホワイトゴールド製インビジブル·ブレードによるフォールディングバックル
「タンブール オトマティック イエローゴールド オニキス」
W1YG20
ケース:
・素材:48個のサフランサファイア(計2.22カラット)をセットした18Kイエローゴールド製
・ケース径:40 mm
・厚さ:8.30 mm
・反射防止コーティングを施したサファイアクリスタル
・「1 of 30」を刻印したスケルトンケースバック
・防水:50 m
ダイアル:
・オニキスの文字盤
・6時位置にブラックラッカーを施したスモールセコンド
・18Kイエローゴールド製の発光加工を施した針とサフランサファイアをセットしたインデックス
ムーブメント:
・キャリバーLFT023.01:自動巻き機械式ムーブメント
・ケース径:30.6 mm
・厚さ:4.2 mm
・機能:時、分、スモールセコンド
・振動錘:22Kピンクゴールド製のマイクロローター
・パワーリザーブ:50時間
・石数:31
・振動数:28,800回 / 時 – 4Hz
・認証:ジュネーヴにあるクロノメーター検査機関による認証済みクロノメーター(ISO 3159規格)
精度:日差 -4秒 / +6秒
ストラップ:
・18Kイエローゴールド製
・3枚のインビジブル·ブレードによるフォールディングバックル
ルイ·ヴィトンについて
1854年の創業以来、ルイ·ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらエレガントで実用的である、創業者ルイ·ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ·ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家やアーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ & ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ·ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。
詳細は、ルイ·ヴィトン 公式サイトhttps://www.louisvuitton.com をご覧ください。