HERALBONY旗艦店「ISAI PARK」が岩手・盛岡に来春オープン決定!

新店舗面積は従来のカワトク百貨店内店舗の3倍を予定、ショップ・ギャラリー・カフェを併設

株式会社ヘラルボニーのプレスリリース

株式会社ヘラルボニーが運営する自社ブランド「HERALBONY」は、株式会社カワトク(所在地:岩手県盛岡市、代表:荒道泰之、以下「カワトク」)が運営するカワトク百貨店1階に新たに旗艦店をオープンします。新店舗面積は従来のカワトク百貨店内店舗の3倍を予定し、ショップ・ギャラリー・カフェ併設の新エリアは「へラルボニーが目指す未来を可視化した公園」という意味を込めて「ISAI PARK」と名付けます。

■店舗の面積は従来店舗の3倍、ショップ・ギャラリー・カフェ併設の新エリア「ISAI PARK」

出店場所はカワトク百貨店の1階正面エントランスの並びのフロア約330㎡の区画です。このエリアはカワトクの象徴ともいえる場所で、盛岡市の菜園通りに面するガラス張りのショーウィンドウからは店舗の様子を伺うことができます。

面積はこれまでカワトク百貨店1階に出店していた従来店舗面積の約3倍です。ショップ・カフェ・ギャラリーが併設されている新エリアはへラルボニーが目指す未来を可視化した公園という意味を込めて「 ISAI PARK」と名付けました。「体験」「多様性」「地域」を軸に、へラルボニーが目指す未来を可視化した公園で、盛岡の中心にあり、たくさんの人が行き交い、くつろぐことができるエリアになる予定です。障害のある人の可能性を体験できるショップや、地元の季節の食材を使ったカフェ、多様なイベントの開催を想定しています。

ヘラルボニー初となるカフェで提供するのは、岩手の食材にこだわった料理やお酒。ヴィーガン対応の飲食メニューです。カフェスペース及びコミュニケーションエリアとして多くの方に利用していただく空間づくりをするため、ヘラルボニー専用の風除室(※入口と室内の間に設けられる、雨風や外気の侵入を防ぐ空間)が新設されます。これによりヘラルボニー店舗に直接出入りができる玄関口が設置されます。

■盛岡の玄関口としてだれもが足を運んでもらえる場所へ

目指すのは、ヘラルボニーの掲げる『「障害」のイメージを変え、80億人の異彩がありのままに生きる社会の実現』を通じて、誰もが「そこにいていいんだ」と帰属意識を感じられる空間づくりです。そのために施工からヘラルボニーが携わり「ヘラルボニーの世界観」を体現したいと考えています。同時に、流行り廃りではなく、本当の意味で人々に根ざす文化をつくっていくことを目指しています。そのためには、ヘラルボニーが生まれた原点・盛岡で、自分たちのアイデンティティを示す店舗として、これから深く根を張っていきたいと考えています。

また、これまでの百貨店の店舗はそのブランドが好きだったり、買いたいと思っている人しか入らない場所だったかもしれませんが、この場所は様々な人たちに扉を開いて、誰でもふらっと訪れられるサードプレイスにしていきたいと考えています。まずは地元の方に「絶対に1 回は行ったことあるよね」と言われる場所へ。そして日本各地、世界の方に「いつかみたい旅のリスト」に加えていただけるような場所になればと思っています。

■完成イメージ

■カワトク百貨店とHERALBONYについて

HERALBONYは2020年7月にブランド初めての常設店として、カワトク百貨店3階に出店しました。岩手のカワトク百貨店に出店を決めたのは、ブランドとして「新しい1歩を踏み出す時は岩手から始める」というポリシーに基づきます。それから4年間に渡り、店舗を軸にさまざまなイベントやPOPUPを通じて地元の方との接点を生み出し、地域のブランドとして岩手の方々と春夏秋冬をともにしてきました。

(※両社のあゆみは次項に記載)

カワトク百貨店といえば、岩手に住んでいれば観ない人はいない象徴的な場所です。そして今回「100年先に続く文化を作りたい」という両社の想いが改めて通じ合って、リニューアルプロジェクトが始まりました。「ISAI PARK」は「売る場所」だけではなく「文化拠点」や「サードプレイス」となる施設としてオープンする予定です。これまでの文化や歴史を踏まえ新しい価値や魅力を生み出す場所として多くの方に知ってもらいたいと考えています。

■カワトク百貨店とHERALBONYのあゆみ

2020年7月 HERALBONYとして初めてカワトク3階に出店した常設店舗
2020年10月 カワトク2021 ストアイメージ懸垂幕に小林覚氏の作品「Let it Be」が採用
第53回 岩手広告賞 屋外広告の部 受賞 (※現在は期間終了のため、掲出しておりません)
2022年4月 カワトク1階フロアにオープン
2024年7月 ポップアップは地元中学生の学びの場に

■ヘラルボニーの世界観を大きな店舗で体現する(ヘラルボニー松田文登コメント)

抽象的な言い方になりますが、ヘラルボニーは「ハードは変えられなくても、ソフトを変えていける会社」だと思っています。

百貨店でコラボレーションをやると、障害のある子どもの親御さんが、息子さん、娘さんを連れてあたりまえに店舗に足を運んでくれます。たとえば走ってしまうとか、騒いでしまうとか、一般的なお店では迷惑がられてしまう可能性がある人たちが、ヘラルボニー的世界観の中ではあたりまえに存在しています。

本当の意味で誰にでもに開いた場所をつくるというのは、バリアフリーにすればOKという話ではなくて、「そこにいていいんだ」という帰属意識を作っていくということ。

同じ空間でもヘラルボニーが入ることで、そこに流れる空気感、そして訪れた人の行動を変えていける可能性がある。これが「ソフトを変える」ということです。

比較的小さな店舗だと小さな世界になってしまいますが、大きな店舗で施工を担うからこそ作れる世界観というものがあるはず。今回ほどの大きな場所を任せてもらえるということは、ヘラルボニーにとって特別なチャレンジです。

いまの時代、SDGsやDE&Iに関心を持つ人が増えていますが、それらを実現するとは具体的にどういうことなのかイメージしづらいと感じている人もいるかもしれません。

そんな中で、盛岡の街の真ん中に「ただそこにいていい」という空気が流れる場所をつくることには大きな意味がある。たくさんの人に新しい価値観が体現されている現場に触れてもらうことで、SDGsやDE&Iといった概念を地に足のついたものにできればいいなと思っています。

代表取締役Co-CEO 松田文登


【株式会社ヘラルボニー概要】

へラルボニーは、「異彩を、放て。」をミッションに掲げ異彩作家とともに、新しい文化をつくる企業です。国内外の主に知的障害のある作家の描く2,000点以上のアートデータのライセンスを管理し、さまざまなビジネスへ展開しています。支援ではなく対等なビジネスパートナーとして、作家の意思を尊重しながらプロジェクトを進行し、正当なロイヤリティを支払う仕組みを構築しています。アートを纏い社会に変革をもたらすブランド「HERALBONY」のほか、商品や空間の企画プロデュース、取り組みを正しく届けるクリエイティブ制作や社員研修プログラムなどを通じて企業のDE&I推進に伴走するアカウント事業、あたらしい”常識”に挑戦する盛岡のアートギャラリー「HERALBONY GALLERY」の運営を行うアート事業など、多角的に事業を展開。さまざまな形で「異彩」を社会に送り届けることで、「障害」のイメージを変え、80億人の異彩がありのままに生きる社会の実現を目指しています。

会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.

所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38(本社)、

東京都千代田区大手町2丁目7−1 TOKIWAブリッジ13F(東京拠点)

代表者:松田 崇弥、松田 文登

コーポレートサイト:https://www.heralbony.jp

オンラインストア:https://store.heralbony.jp/

【アートライフスタイルブランド「HERALBONY」概要】

アートをまとい社会に変革を。新しい文化をつくるブランド「HERALBONY」

異彩作家の強烈なアイデンティティから生まれたアート。

株式会社ヘラルボニーが運営する自社ブランド「HERALBONY」は、それらが生きる表現を追求したプロダクトを通じて、社会に新しい文化をつくることを目指しています。

オンラインストア(店舗情報はこちら):https://heralbony.com/

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