泣くことでストレス解消を促す「なみだ先生」こと“感涙療法士”の吉田英史が12月1日(映画の日)に、映画好きの人たちを対象に「美容涙活(るいかつ)」イベントを東京・新宿の「涙と旅カフェ あかね」で実施します。

吉田オフィスのプレスリリース

「涙活(るいかつ)」は意識的に涙を流すことで心身を整え、ストレス解消する活動。さらには泣いて肌をきれいにする美容効果も体験いただきます。

通称「なみだ先生」として、企業・自治体・教育機関・医療機関・福祉施設向けの「涙活」(るいかつ)研修や講演などを手がけている、感涙療法士の吉田英史は、12月1日(映画の日)に東京新宿にある「涙と旅カフェあかね」にて美容に関心のある映画ファンの方々に、泣いてストレス解消し、きれいになってもらうイベントを開催します。

※「映画の日」…日本では、1896年の11月末に兵庫・神戸の神港倶楽部において、映画が一般公開されました。これを受け1956年、日本映画連合会により、切りの良い12月1日を「映画の日」とすることが定められました。

▼ 涙と旅カフェ あかね HP : https://www.ruikatsu.net/tearsandtravelcafe


イベントでは涙を流すことによる美容効果を解説します。
イベントでは涙を流すことによる美容効果を解説します。

■泣く活動「涙活(るいかつ)」について

恋愛映画やドラマを鑑賞し、思いっきり泣いた後、「なんとなく心がスッキリし、明るい気持ちになれた」という人は、多いのではないでしょうか。

「涙活」とは意識的に泣くことでストレスを解消する方法です。人は、2分から3分ほど泣くだけでも、自律神経が交感神経(=緊張や興奮を促す神経)から副交感神経が優位な状態(=脳がリラックスした状態)へとスイッチが切り替わります。また泣くことで脳が癒され、たまったストレスをスッキリ解消することができるだけでなく、心の混乱や怒りがしずまり、敵意が軽減することが研究で明らかになっています。なおタマネギを切った際に出る“角膜保護の涙”や目を潤すための“基礎分泌の涙”では意味がありません。ストレス解消に効果があるのは、悲しみや感動などによる“情動の涙”。人間にしか流すことのできない涙と言われます。

また涙は一粒流しただけで一週間、ストレス軽減状態が続きます。ストレスホルモン「コルチゾール」の数値の上昇が1週間抑えられたという実験結果が出ています(※個人差があり、効果を保証するものではありません)。つまり、1週間に1回泣くことでストレスフリーな生活が送れるのです。

日頃、“泣いてはいけない”と感情を押さえ込んでいる人が多いなか、「涙活」イベントでは、「なみだ先生」が“泣いてはいけない”という思い込みを取り去ってくれるので、参加者が安心して感情を表現できる環境を提供します。思いっきり泣くことでスッキリとストレスを解消する機会につなげていけるよう願っています。


自律神経が副交感神経が優位な状態に。一粒の涙を流すだけで1週間ストレス解消効果が持続。
自律神経が副交感神経が優位な状態に。一粒の涙を流すだけで1週間ストレス解消効果が持続。

ストレスホルモン「コルチゾール」の数値が涙活で大幅に減少。
ストレスホルモン「コルチゾール」の数値が涙活で大幅に減少。

涙活によって、ストレスが解消するだけでなく、心の混乱や怒り、 敵意も改善することがPOMSテストでわかっています。
涙活によって、ストレスが解消するだけでなく、心の混乱や怒り、 敵意も改善することがPOMSテストでわかっています。

共感して涙が出る仕組み
共感して涙が出る仕組み

■泣くことの美容効果

ストレスがたまると、身体が疲れるだけでなく、老化の一因でもある活性酸素が肌内部を覆います。そうするとしわやシミ、吹き出物が出やすくなります。
またストレスにより、交感神経が優位に働くと自律神経のバランスが崩れ、肌のターンオーバーの乱れやバリア機能の低下に繋がります。しかし涙を流すことで、副交感神経が優位になり免疫機能が高まった結果、毛穴の中に侵入しようとする外敵(雑菌)をブロックし、ニキビや吹き出物といった肌トラブルを防ぐほか、コラーゲンの生成を阻止する物質を減らす効果に期待できます。

さらにはやけ食いを起こすストレスを抑制し、感情に任せ食べてしまうという精神的ストレスも溜まりづらくなる結果、ダイエット効果も望めるでしょう。泣くことで心の混乱や怒り、敵意も軽減することが東邦大学教授の有田秀穂氏の研究で明らかになっています。精神の安定や平常心を高めることから、デジタルハリウッド大学教授の匠英一氏は、ダイエットについて「涙活は、体重コントロールに無理なく取り組める心理状況をつくるのにも役立つ」と評しています。

■イベント概要

日時:
2024年12月1日(日)14:00~16:00

場所:
涙と旅カフェあかね(住所:東京都新宿区西早稲田2-1-17 酒井ビル1F)

内容:
①涙の効能についての講義
なぜ泣くとストレス解消になるのかの仕組みを医学的エビデンスに基づいて解説します。
【ポイント】講義で「泣いてはいけない」という思い込みを外し泣きやすくします。

②感涙動画上映、絵本の読み聞かせ、手紙文の朗読
さまざまなジャンルの泣ける題材を使って参加者に涙を流してもらいます。
【ポイント】ジャンルは、家族モノ、恋愛モノ、友情モノ、動物モノ、アスリートモノと多彩。あらゆる角度から参加者の泣きのツボを刺激します。

③涙友タイム
参加者それぞれの“泣ける”映画のタイトルとその泣けるシーンを語り合います。
【ポイント】他人の泣けるシーンとその泣いた理由を聞くことで自分の泣きのツボが刺激され、新たな自分の泣きのツボを見つける契機を得られます。


泣くことの効用をわかりやすく図解で解説します。
泣くことの効用をわかりやすく図解で解説します。

様々な手段を使って参加者に泣いてもらいます。
様々な手段を使って参加者に泣いてもらいます。

涙友タイム中に自分の話をする中で泣き出す参加者も。
涙友タイム中に自分の話をする中で泣き出す参加者も。

■イベント参加者にはその人の泣きのツボに合った映画を紹介します

「泣きやすくなるツボ」は、人によってそれぞれ異なります。人が何かに共感して泣くとき、その対象に自分の人生経験を投影して重なる部分で涙を流します。歩んでいる人生が人それぞれ違うように、「泣きのツボ」も異なります。映画でいうなら、家族もの・友情もの・子弟もの・動物もの・アスリートもの、あるいは大自然の風景を題材にした映画に涙する人がいます。家族もの一つとっても、「泣きのツボ」は多岐にわたります。「泣きのツボ」はその人の根幹部分であり、成育歴や現在のその人の生活環境に影響を受けてつくられているのです。イベント参加者には、ストレスフリーな生活をおくってもらうべく、泣き習慣をつけてもらうために、その人の泣きのツボに合ったおススメの映画を提示します。

涙友タイムの様子
涙友タイムの様子

■『涙と旅カフェ あかね』とは

2013年に『涙活』をスタートさせ、日本中の各所で、これまで約6万人の方に涙活を体験していただきました。その中で、現代人は泣く場所さえ探していると思うようになりました。「男は泣くな。」「涙は女の武器」等、日本社会では、泣くことがネガティブな文脈で語られます。しかし、泣くことが”健康に良いことだ”と医学的に証明されるようになりました。「家族の前で泣けない、会社で泣けない、じゃあどこで泣けばいいのだ」という声をそこかしこで聞きます。そこで、しっかり泣ける場所を作る必要性を感じ、「涙と旅カフェ あかね」のプロデュースに至りました。

ふだんは、泣けなくて困っている人やストレスを溜めている人、人生に疲れている人に向けて、個別で涙活セッションを実施していますが、不定期で、”泣き”をテーマにしたイベントを開催。泣ける作品の品評会や泣ける歌の合唱会・朗読会、なぜ人は泣くのかを考える会など各種イベントを実施しています。


「涙と旅カフェ あかね」と感涙療法士の吉田英史
「涙と旅カフェ あかね」と感涙療法士の吉田英史

■吉田英史(よしだひでふみ)プロフィール

1975年生まれ。早稲田大学で心理学、教育学を学び、同大学院で人材マネジメントを研究。高齢者福祉施設、学校勤務を経て、現職に。高校教師時代に相談に来る生徒たちを見ていて相談中に泣き出す生徒ほど早く立ち直っていくことから「涙は人をスッキリさせて立ち直らせる効果がある」ことに注目していた。2013年から「涙活」をスタート。認定資格「感涙療法士」を医師、脳生理学者で東邦大学医学部名誉教授の有田秀穂氏と創設。感涙療法士として、教育機関(生徒・先生・PTA向け)、医療機関(医師や看護師等の医療関係者向け)、福祉施設(利用者、職員向け)、企業、自治体において、涙活講演会やワークショップを実施。また『涙と旅カフェあかね』という“泣ける”カフェや『鎌倉涙活ツアー』という“泣ける”ツアーもプロデュース。精力的に「涙活」を使ったサービスも展開中。他には二ヵ月に一回、感涙療法士認定講座を有田氏と実施。現在320人の感涙療法士が日本各地で活躍している。
元高校教師(英語科・情報科教員免許)スクールカウンセラー(公認心理師)、通称「なみだ先生」。主な著書に『涙活力 るいかつりょく』(玄文社)
現在次の新聞で毎週1回12回に渡って「なみだ先生の涙活のすすめ」と題して連載中。

掲載紙:
・埼玉新聞
・静岡新聞
・新潟日報
・中国新聞
・下野新聞
・佐賀新聞
・福井新聞
・日本海新聞
・山陰中央新報
・沖縄タイムス
・北日本新聞
・山梨日日新聞
・京都新聞
・長崎新聞


吉田英史 著書 『涙活力  るいかつりょく』
吉田英史 著書 『涙活力 るいかつりょく』

【涙活 参考WEB記事】

・鎌倉で「涙活」ワークショップ 泣いてすっきり、ストレス解消 (2022年7月15日 鎌倉経済新聞)
https://kamakura.keizai.biz/headline/487/

・「40代以上の男性を泣かせたい」 都内開催の“涙活セミナー”に記者が参加、会場で見た意外な光景とは?(2021年7月21日『アーバンライフメトロ』)
https://urbanlife.tokyo/post/62034/

・自分の「泣きのツボ」を知り、1週間に1回、涙を流そう (2020年2月18日『THE21オンライン』 メンタルヘルス特集)
https://shuchi.php.co.jp/article/7329

・泣くほどストレスに強くなる?「涙活」の魅力(2019年7月15日『商業界ONLINE』 サッポロビール社で社員に向けて涙活セミナー)
https://news.line.me/issue/oa-shogyokaionline/13430eac00d8

・30年泣いていなくても3秒で泣く方法教えます(2021年6月4日 『PRESIDENT 【プレジデント】』)
https://bit.ly/3TiszIr

・気軽に泣けるカフェとは? – “泣きの専門家”がはじめた優しい空間   (2019年3月27日『マイナビ』)
https://news.mynavi.jp/article/20190327-792105/

【涙活 参考YouTube映像】

・ 『テレビ大阪ニュース』 泣いてストレス解消「涙活」 涙なしには見れない映像も
・ 『イギリス国営放送BBC』 日本社会は泣きづらい? 心と身体を癒す「涙活」
・ 『関西テレビNEWS』 「涙活」から「泣くロボット」まで コロナ禍で再注目の「涙」
・ 『The New York Times』あなたが最後に泣いたのはいつですか。
・ 『フィリピン国営放送』涙活ドキュメンタリー(涙活カフェの様子を撮影)

吉田オフィス

所在地:〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-1-17 酒井ビル1F

代表者:吉田英史

設立:2015年3月

電話番号:03-5292-1877

URL:http://www.tearsteacher.com/

事業内容:

「涙活」サービスの提供、セミナーの開催、「涙と旅カフェあかね」運営、「涙活」ツアーのプロデュースなど

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