The Inoue Brothers…(ザイノウエブラザーズ)のアーカイブアイテムとアップサイクルアイテムを中心にしたポップアップショップを開催いたします。
株式会社阪急阪神百貨店のプレスリリース
■タイトル:「The Inoue Brothers… Archive Pop-Up Shop」
■期間:2024年10月23日(水)~10月29日(火)
■場所:阪急メンズ大阪 1階 プロモーションスペース11
今回のポップアップショップでは、ブランドの持つアルパカコレクションのアーカイブアイテムに加え、コペンハーゲンのブランド「Pure Fabrications」とのプロジェクト「Re-imagined」のアップサイクルコレクションを中心にしたラインナップを展開します。
Baby Alpaca Mock Neck
アンデスの旅で出会ったパコマルカアルパカ研究所とのコラボレーションでたどり着いたアルパカ製品のコレクション。アルパカ繊維には野生動物ならではのさまざまな優れた機能があります。
こちらのミドルゲージのニットセーターは、ベビーアルパカを使用しています。
ベビーアルパカはアルパカ繊維の中では最もよく知られる高品質な繊維で、ロイヤルアルパカより少し太い繊維はカジュアル着などに適した丈夫さを生み出します。
アルパカの毛は柔らかくシルキーで、アレルギーを引き起こすラノリンがほとんど含まれていません。また、ユニークな中空構造の毛には自然の環境を耐え抜くための保温機能や温度調整の機能があります。それぞれのリブの内側にはピマコットンを使用しています。
TWO-TONE SLIM SCARF
今回は、The Inoue Brothers…の通常のコレクションでは展開されないアップサイクルアイテムを展開致します。
コペンハーゲンをベースとするブランド「Pure Fabrications」 によるアップサイクル製品のカプセルコレクション「Re-imagined」は、コレクションのために生産された生地や商品を解体し、コレクションシーズンや大量生産といったファッション業界の常識に囚われず、アーカイブ製品などを全く新しいユニークな商品として再構築しています。
Pure Fabricationsデザインチームは女性のみで構成され、厳選した素材のみを使用、欧州で製造を行っています。Pure Fabricationsの創設者であるMarck Windekildeは、The Inoue Brothers…のふたりの10年以上前からの友人です。ふたりがコペンハーゲンで初めて彼に出会ったのは、彼がまだ国際的なバイヤーをしていた頃でした。その当時から、彼はミナ ペルホネンやエルメネジルド ゼニアといった有名ブランドのクリエイティブアドバイザーとして働いてきました。
今回は、このPure Fabricationsによる「Re-imagined」のアップサイクルプロジェクトの製品を実際に店頭で手にとって頂けます。
TIB ME WE Scarf Large
スカーフコレクションに使用するピマコットン素材は、繻子織で仕上げられているため、シルクのような手触りと光沢のある風合いが生まれます。また、生地の上品さを損なわないよう、縁は千鳥巻きを施しています。今回は、85cm x 85cmの大判スカーフを展開致します。
“Me, We(わたし、わたしたち)”
1975年にモハメド・アリがハーバード大学での講義中に即興で詠んだ詩。短くも力強く、”自分は皆がいてこそ存在している”という精神を表しています。この大変な時世において”less ME, and more WE”でいることの大切さを心から思い出させてくれる言葉をモチーフにデザインされています。
The Inoue Brothers…
The Inoue Brothers…(ザイノウエブラザーズ)は、デンマーク・コペンハーゲンで生まれ育った日系デンマーク人の兄弟・聡と清史によって2004年に設立されたソーシャルデザインスタジオです。 ふたりは日本文化の感性とスカンディナヴィア文化のシンプル性をこよなく愛し、自分たちがつくる独自のデザイン&アートを「Scandinasian Design」と呼びます。
The Inoue Brothers…はソーシャルデザインに基づく一切妥協のない理念に沿ってプロジェクトを展開しています。そして今日、これらのプロジェクトを通じて出会ったさまざまな先住民や豊かな伝統工芸をもつコミュニティと固い信頼関係を築いています。
すべてのプロジェクトにおいて、品質とデザインを通じ、責任ある生産方法への関心を生み出すこと。それこそが、The Inoue Brothers…の最大の目標です。
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