株式会社小高ワーカーズベースのプレスリリース
「あしたのじぶんをつくる」をコンセプトに掲げ、ものづくりを通して自立した生き方を後押しするハンドメイドガラスブランドiriser-イリゼ-(株式会社小高ワーカーズベース、本社:福島県南相馬市小高区/代表取締役:和田智行)は、2024年8月21日に能登地方の再生を支援する新商品を発売いたしました。
本商品の売上の一部を、奥能登復興のハブとしての事業を展開する『合同会社CとH』(本社:石川県珠洲市/代表:伊藤紗恵)に寄付いたします。
復興への願いを込め、能登地方の豊かな自然をイメージしたピンブローチ「こもれび」と「みなも」。
2024年1月1日に発生した能登半島地震。多くの方が避難を余儀なくされ、被災した家屋やインフラの復旧はまだ手つかずな場所も多く、復興には長い時間を必要としています。
被害の大きかった珠洲市で、「奥能登で 『働く』 の可能性を拡げる場所」として生まれた『OKNO to Bridge(奥能登ブリッジ)』は、オープンして約半年で被災しました。拠点のコワーキングスペースも全壊し、当面休業を余儀なくされました(7月より同じ珠洲市飯田町内で場所を変えて再開)。
運営会社である『合同会社CとH』さんも金沢市へと避難し、県内外の奥能登復興へ関わる人が繋がるハブとなる新拠点として、『OKNO to Bridge 金沢』を3月に立ち上げましたが、さらに避難中の女性たちの仕事として、金沢市にガラス工房を立ち上げることとなり、弊社も微力ながらお手伝いさせていただくことになりました。
まずは金沢で立ち上げる工房で技術を身に着ける研修を行い、同時に奥能登地域で生活する職人候補の方向けに珠洲市にも生産拠点を準備中です。
この活動を支援するため、『こもれび』と『みなも』の売上の一部は、CとHさんに寄付させていただき、金沢市や珠洲市でのガラス職人育成にご活用いただきます。
小高で取り組んできた新たな仕事づくりを、能登半島にも広げてまいります。被災した女性たちが能登での暮らしを取り戻し、自分らしく働き続けるためにも、ご支援いただけましたら幸いです。
♢『合同会社CとH』 ガラス職人の育成開始に関するプレスリリース記事
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000132484.html
♢『こもれび』『みなも』製品概要
・発売開始日: 2024年8月21日(水)
・価格 : こもれびピンブローチ ¥ 3,850(税込)
・素材 : 耐熱ガラス/真鍮メッキ
・サイズ: <ガラス部>
約15mm × 9mm(厚み:7mm)
<ピンブローチ部>太さ:1mm/長さ:約8mm
・販売店 : 〒979-2124福島県南相馬市小高区本町1-87
アトリエiriser(小高パイオニアヴィレッジ内)、
または、iriserのECサイトよりお買い求めいただけます。
■合同会社CとH
「奥能登で『働く』の可能性を拡げる場所」をコンセプトとして、2023年7月に石川県珠洲市の中心地に24時間コワーキングスペース兼ビジネス交流拠点「OKNO to Bridge(奥能登ブリッジ)」をオープン。同施設が能登半島地震で被災し全壊となったことを受け、新たな拠点として金沢市内に「OKNO to Bridge 金沢BASE」をオープンし、奥能登復興のハブとしての事業を展開。5月4日(土)にはものづくり・エネルギーをテーマとした交流拠点として「OKNO to Bridge高岡西条BASE」をオープン。奥能登地域の復興を長期にわたり支援するための土台となる2つの拠点を作り、奥能登の創造的復興に向けて新たなスタートを切りました。
「アトリエiriser-イリゼ-」について
東日本大震災に伴う福島第一原発事故により避難指示区域となってしまった南相馬市小高区に、若者が「やってみたい」と思える魅力的な仕事をつくることを目的に、2015年8月に設立。
1921年創業の耐熱ガラスメーカーHARIO社が、職人技術継承のために立ち上げたガラスアクセサリーブランド『HARIOランプワークファクトリー』の生産拠点のひとつとして、地元の女性職人たちが未経験から技術を習得してきました。
『iriser-イリゼ-』は、女性職人たちの想いをダイレクトにお届けするブランドとして、2019年3月にリリース。
現在は「LWF」と「iriser」両ブランドの製品製作を行っています。
♢WEBサイト
■ 「株式会社小高ワーカーズベース」について
所在地:〒979-2124
福島県南相馬市小高区本町1-87 小高パイオニアヴィレッジ内
代表者:代表取締役 和田智行
設立:2014年11月
事業内容:
「地域の100の課題から100のビジネスを創出する」をミッションに掲げ、避難指示区域となってしまった福島県南相馬市小高区にて、コワーキングスペースや簡易宿所など、様々なスモールビジネスを展開しています。パーパス「わたしたちは、自らの手で暮らしをたしかなものにする」のもと、1000人を雇用する1つの事業に依存する地域ではなく、10人を雇用する100の事業が躍動する持続可能な自立した地域社会の実現を目指しています。
♢参考URL
https://www.projectdesign.jp/202001/area-fukushima/007270.php