ブルガリ ジャパン株式会社のプレスリリース
恒久的かつ高貴な魅力にあふれたゴールドは、アールデコの時代よりブルガリを象徴する要素であり、その独創的で革新的な時計製造の物語に不可欠なものです。LVMH Watch Week 2024においてもゴールドは「ブルガリ・ブルガリ」の大胆なクラシシズムを高め、「ルチェア」の宝石のような輝きを印象づけ、「オクト フィニッシモ」の革命的なエレガンスに類まれな優美さを吹き込んでいます。
ブルガリのCEO、ジャン-クリストフ・ババンは「BEYOND TIME」の中で次のようにコメントしています。「感動を形として残します。時の流れと共に消え失せてしまわないように」
タイムレスであることを追求する中において、恒久的なエレガンスを具現化し、高貴で神秘的そして伝説的なゴールドを超えるものがあったでしょうか。ゴールドは太陽にまつわる寓話を想わせながら時を超えた光とあたたかさを湛え、不朽の輝きと永い間その魅力を大切にしてきた文明の豊かな遺産を象徴し、ローマのメゾン ブルガリが創り出す時計が呼び起こす感動を伝えます。
革命を起こすタイムピース 「オクト フィニッシモ」
2014年にブルガリの名高いスイスの時計製造ノウハウとローマのエレガンスが、さらにミニマルなデザインと精巧な技術の偉業が結実して生まれた「オクト フィニッシモ トゥールビヨン」は、ウォッチメイキングの世界に大きな変化を与えました。2022年までの8年間でブルガリは8つの薄型記録を打ち立て、そのいずれにも革命的な機械式時計の構造と比類なきイタリアンセンスが融合されています。そして2024年、いまやオルロジュリーの規範のひとつとも言える「オクト フィニッシモ」は時代を超える輝きを放つイエローゴールドを大胆に取り入れました。建築的でこの上なく現代的な個性は、ブルガリが1930年代後半に初めてデザインしたアールデコ調の時計を想い起こさせつつ同時にイエローゴールドのヴィンテージな魅力を再解釈することによりもたらされました。その名を冠した素材とサンレイダイヤルが特徴的な「オクト フィニッシモ タスカンコッパー」も発表となります。
「オクト フィニッシモ」
革命を起こすタイムピース
洗練されていてエレガント、そして最先端の技術が駆使された「オクト フィニッシモ」は、時計製造の世界の規範と慣習に革命をもたらしています。時代を超越したコンテンポラリーなアイコンのオーラはイエローゴールドの魔術によってそして、サーモンダイヤルを備えた希少なスティールバージョンによって想像を超えた鮮烈さを叶えました。
卓越したウォッチメーカーとしてまた熟達した金細工の職人としてブルガリは時計製造の芸術と歴史を定義する上で極めて重要な役割を果たし、自社のクリエイションにおいてもマイルストーンを打ち立て続けてきました。中でも「オクト フィニッシモ」は、ブルガリ独自の機械的かつスタイリッシュなヴィジョンを証明する存在です。その際立った特徴はスイスの時計製造のノウハウと超薄型化、そしてコンテンポラリーなデザインとの独自の融合にあります。
プロダクト クリエイション エグゼクティブ ディレクターで、このデザインの発案者であるファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニは、次のように語っています。
「『オクト フィニッシモ』は、創造性の領域への無限の窓を開きます。そのデザインは、幾何学的な精密さと素晴らしい汎用性を兼ね備えており、多様な表現や個性を表現するためのキャンバスを提供します」
この比類なきオクタゴン(8角形)のウォッチは、時計製造における薄さとエレガンスについて新境地を切り拓き、数年の間に8つの記録を打ち立てました。「オクト フィニッシモ ウルトラ」はわずか1.8mmの薄さを実現し、この壮大な旅の頂点を指し示しました。また2017年、「オクト フィニッシモ オートマティック」は、スイスのブルガリマニュファクチュールの優れた技術により厚さわずか2.33mmの自動巻き機械式ムーブメントBVL 138を搭載することにより、本コレクション3度目の栄誉に輝きました。
そして2024年、ブルガリは「オクト フィニッシモ イエローゴールド」においてブルガリのシグネチャーであるブルーのサンレイダイヤルを組み合わせ、これにより「オクト フィニッシモ」のアイコニックな個性に新たな一面が加わりました。2023年に50本限定でアメリカ市場に先行発売されたものとなります。またスティール製の「オクト フィニッシモ タスカンコッパー」では、マニエリスムの絵画を彷彿とさせるコッパーカラーのサンレイダイヤルによりブルガリのイタリアンDNAが色濃く表現されています
燦然と輝くゴールド
イエローゴールドと「オクト フィニッシモ」が融合し、永遠の美学が新たな光を放ちます。このプレシャスな素材は長い歴史の中で培われたゴールドについてのブルガリの熟練技術を反映しているだけでなく、ヴィンテージのラグジュアリーウォッチが持つ魅惑的な輝きを感じさせます。太陽のごとく輝くゴールドが「オクト フィニッシモ」の大胆なラインと、ローマにインスパイアされた幾何学的な形の上に降りそそぐ様々な光を引き立てます。多くのファセットを持つケースは建築的な角度で絶妙な仕上げが施され、トリプルブレードフォールディングクラスプが備えられたサテン仕上げのイエローゴールド製ブレスレットが抜群の着け心地を叶えています。サンレイ仕上げが施されたディープブルーのダイヤルがゴールドの魅力を引き立てます。ゴールドの針とインデックスがコントラストを生み、シックでスポーティなタイムピースにふさわしい抜群の視認性を実現しています。直径40mm厚さわずか6.4mmの薄さを誇るこの新作「オクト フィニッシモ」は、100m防水という卓越した防水性能とともにその多用性も魅力です。
革新的アート
「オクト フィニッシモ タスカンコッパー」とともに、ブルガリは新たなクリエイティブの領域に踏み出しました。真のステイトメントピースであり、サーモンカラーのサンレイ仕上げのタスカンコッパーダイヤルは、熱望するブルガリ愛好家も多い希少なタイムピースです。ロジウムプレートの針とインデックスが、コッパーカラーのダイヤル上に繊細かつエレガントなコントラストを生み出しています。ケースとブレスレットは航空宇宙産業でも使用されているレベルの904Lステンレススティール製です。約60時間パワーリザーブのキャリバーBVL 138を搭載しています。
イタリアの伝統に深く根ざしたブルガリのエッセンスが、半島に最も素晴らしいインスピレーションを見出しました。タスカンコッパーの鮮やかな色合いは、このエスプリを完璧に体現しています。ファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニは次のようなコメントを寄せました。
「このメタリックサーモンの色あいは、一般的に見られるコレクターが好むヴィンテージの美学から来たものではありません。イタリア美術のルーツである16世紀、正確にはマニエリスムと呼ばれる当時の改革的な運動からインスピレーションを得たものです。同時にこれは、私自身のデザイナーとしての挑戦であり実験的かつ破壊的な芸術的アプローチを象徴しています」
マニエリスムの色彩はルネッサンス全盛期に見られる落ち着いた色調とは一線を画し、大胆に常識を覆しました。ムーブメントの中心人物のひとりであったヤコポ・ダ・ポントルモは「オクト フィニッシモ タスカンコッパー」のダイヤルのような、メタリックに近い鮮やかな配色の作品で知られています。
「オクト フィニッシモ イエローゴールド」と「オクト フィニッシモ タスカンコッパー」は卓越した時計製造の技術とエレガンスの双方を体現するモデルです。
ファブリツィオ・ボナマッサ・スティリアーニは、「BEYOND TIME」の中で次のように語っています。
「『オクト フィニッシモ』は、職人技と美を融合させたサヴォアフェール(匠の技)です。これが時計の秘密です。一方は他方なしには存在しません。破壊的で創造的なアプローチのないフィニッシモ・ムーブメントは、単なる極薄ムーブメントに過ぎません。また、逆も然りです」
【製品概要】
「オクト フィニッシモ イエローゴールド」
ブルガリについて
LVMHグループの一員であるブルガリは1884年にローマの中心で創業しました。長年にわたりブルガリはカラーストーンを巧みに操る偉大なハイジュエラーと卓越したものづくりと先見性のあるデザインによって、イタリアを象徴するアイコンとして名声を確立しました。創業より一貫してブランドDNAに息づく先駆者的なヴィジョンを通じて世界的成功をおさめ、ファインジュエリーや高級腕時計からアクセサリー、香水まで多角的な商品やサービスを提供するグローバルラグジュアリーブランドへと進化し、世界で最も高級なショッピングエリアに進出するブティックやホテルのネットワークを有しています。また企業の社会的および環境的責任へのコミットメントを通じて持続可能な未来を実現するために現在に革新を起こすこと、そして自然環境と地域社会に貢献することに積極的に取り組んでいます。
お問い合わせ先:ブルガリ ジャパン 0120-030-142