CASHMIKAのプレスリリース
モンゴルの責任ある遊牧民
【カシミヤヤギの過放牧で黄砂が深刻化】
今年の春は例年に増して黄砂の被害が拡大しました。黄砂はゴビ砂漠やタクラマカン砂漠などの東アジアの黄土地帯から、強風により吹き上げられた多量の土壌や鉱物粒子が偏西風に乗って日本に飛来する現象です。黄砂による弊害は車や窓が汚れるだけでなく、眼や鼻や皮膚などにアレルギー症状を引き起こす可能性もあります。
これまで黄砂は単なる自然現象だと考えられていましたが、森林減少土地の劣化、砂漠化といった人為的影響による環境問題としての認識が高まっています。その一因に冬の高級素材カシミヤがあります。高まる需要に応えカシミヤヤギの過放牧を行った結果、自然の牧草が回復するサイクルでは追い付かなくなり一部地域で砂漠化が進んでいます。
【モンゴル産は法律や制度で環境を守る動き】
黄砂発生源の一つが、中国とモンゴルにまたがるゴビ砂漠。モンゴル産のカシミヤと一括りにしてしまいがちですが、実は中国の「内モンゴル自治区産」とモンゴルの「モンゴル産」のカシミヤがあります。内モンゴル自治区の輸出先の9割は日本。一方、モンゴルの主な輸出先はヨーロッパなどです。
取引先からの要請で、モンゴルではヨーロッパ基準の環境に配慮した国際認証制度や砂漠化を防止する法律を採用しています。カシミヤヤギが牧草を食べ尽くす前に移動する昔ながらの遊牧民による飼育が体系化され、ヤギを飼う面積あたりの頭数を定めたり植樹したりなどの動きも。また遊牧民を管理する生協によりその製品がいつ、どこで、誰によって作られたのかが分かるよう管理されています。
※モンゴル法「第7条 土壌を保護し、砂漠化を防止するための措置」
https://legalinfo.mn/mn/detail/8664
※製品が放牧地の健康と獣医の追跡システムで検証された責任ある牧畜業者・農家によって供給された、品質と安全性が保証された原材料から生産されている証明書
https://responsiblenomads.greenmongolia.mn/transferInfo/1715
【エシカルなモンゴル産カシミヤの美しい服で女性を応援したい】
エシカルで最高品質のカシミヤブランド、CASHMIKAの秋冬限定ポップアップストアがオープンします。CASHMIKAではモンゴルの遊牧民が環境にも動物にも優しい方法で育てたカシミヤヤギから取れるカシミヤのみを使用。良質の毛を専門家の目と手で丁寧に選別した「トップ45%」の最高級素材を用い、上質なライフスタイルを求める大人に向けた最高品質のデイリーウェアをコンセプトにデザイン性の高いシルエットにこだわったアイテムを展開しています。
40代の愛用者から「CASHMIKAのカシミヤと出会ってから、寒くなるのが毎年楽しみ。」との声や、20代のOLさんから「自分にはとても高い買い物でしたが、素晴らしい手触りを忘れられず翌日買いに行きました。会社帰りにストールを巻くと優しい気持ちになり癒される。」というお声をいただいています。
デザイナーで代表の小野田 みかは、東京の老舗繊維会社に生まれ大学卒業後にニューヨークファッション工科大学へ留学。卒業後イタリアにわたり有名ブランドでデザイナーアシスタントなどを経験し、2003年にニューヨークでCASHMIKAを設立しました。毎年小野田自らモンゴルへ出向きカシミヤ農家の遊牧民への挨拶に始まり、工場での職能教育、デザインも細かく指示します。小野田より「毎日を頑張る女性達が、着るだけで美しく見えるシルエットや合わせやすい色とデザインを重視しながら、心身ともに癒しを与えられるようなカシミヤのブランドを作りたいと思っています。」
CASHMIKA製品 販売ページ: https://cashmika.official.ec/
【CASHMIKA期間限定ポップアップショップ 概要】
限定カラーの定番セーターやワンピースなどを始め、羽織るだけで美しい軽いコートや、腕が上がらなくてもお召し頂けるフリンジ付きポンチョなどアイテムが勢揃いします。
10月4日(水)~17日(火) 日本橋高島屋 本館2階 サロン ル シック
10月18日(水)~24日(火) 横浜高島屋 3階 サロン ル シック
10月18日(水)~31日(火) 大阪高島屋 4階 サロン ル シック セレクト
2023 秋冬シーズン展開中 京都高島屋 本館2階 サロン ル シック
日本橋高島屋 本館2階 サロン ル シック