INTS It’s not the same JAPAN株式会社のプレスリリース
クチュールの天才、M. Christian Lacroix(ムッシュ・クリスチャン・ラクロワ)が、デシグアルのために新しくデザインした、23秋冬コレクションを世界各国の店舗とデシグアル公式サイトにて発売いたします。10年以上続いている本コラボレーションはシーズンを追うごとに大きな成功を収めており、毎シーズン大ヒットしています。
当コレクションでは、感性を刺激するプリントを通じて、皆さまを抽象的な風景への幻想の旅に誘います。今回のコレクションでは、ドレスが主役となり、デジタルアートの技法を駆使して織り成す斬新なデザインが特徴です。デジタルコラージュ、幾何学的なフラクタルパターンの歪み、視覚の領域を超えたズーム、そしてミクロからマクロの大胆なスケール感の遊び心溢れる要素が融合され、独自の世界観を生み出しています。
「これらのデザインでわたしが目指したのは、特別で不思議な世界を創り出すこと…時空を超えた想像の旅で、いつでも逃避できる場所です。もし天国が存在するとしたら、そこはわたしたち人間の能力を超越させてくれる機械的なものだと想像しています」とムッシュ・クリスチャン・ラクロワはコメントし、抽象的な世界への想像の旅へとわたしたちを誘っています。
デジタルコラージュに情熱を注ぐ彼は、この技法を使ったプリントの制作に没頭し、「デザインが思い浮かぶと、それを抽象的でディテールに富んだものに歪めるのが好きなんです。まるで鉱物や蝶の羽をズームアップしているかのように、原子のひとつひとつを感じ取ることができるようなもの。私はデジタルの全てに魅了されていてます。もしわたしが今20歳だったら、ビデオゲームの制作に没頭していたと思います。」と説明しています。
フォトグラファーのTxema Yeste(チェマ・イエステ)が撮影し、Julia Banas(ジュリア・バナシュ)が出演した本キャンペーンは、月と地上の間の地平線、日没と日の出の間の光を再現。ムッシュ・クリスチャン・ラクロワが思い描く、プリントが力強く表現されている特別で不思議な世界へとわたしたちをいなざいます。
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The looks, in detail
本コレクションのプリントは、2つの異なるグループに分類されています。ひとつは黒地に、ネオンピンクやグリーン、青、赤、琥珀の色調を配しており、モチーフは花とそのシルエット、そして鉱物のテクスチャーとインクが飛び散ったような模様と融合しています。
もうひとつのスタイルは、アースカラーとアシッドタッチのパレットが特徴で、ラクロワ自身のイラスト集、写真、ポストカードのコレクションにインスパイアを受けています。「これらのモチーフは、文字通り私がヴィンテージのモノクロのポストカードにデジタルで彩色しなおしたもので、遊び心のあるデザインになっています。」と彼は説明している。プリントには、風景、タペストリー、空想上の動物までが混在しています。
「非凡と平凡が交差するもの、幻想的なものと現実的なもの、2つの対照的な宇宙が境界を接する世界を表現したかった。この服を着てもらい、わたしが夢中になっている場所へ皆さんを連れて行きたいのです。色彩、プリント、そしてデザインでさらに先へと進み続けたいという願望、これがわたしとデシグアルの共通の考えなのです。」とコメントしています。
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About Desigual
1984年にバルセロナで創業した国際的なファッションブランド。個性的でユニークなアイテムの数々で知られており、”最高の自分”を表現したいと願う人々に、自分の個性を生かすポジティブさをもたらすことを目的としています。現在、2,600人以上の従業員を擁し、レディース、メンズ、キッズ、アクセサリー、シューズ、スポーツといった6つの商品カテゴリーを世界109か国、10の販売チャネル、393のブランドショップを通じて展開。
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About Mr. Christian Lacroix
2011年以来、デシグアルとムッシュ・クリスチャン・ラクロワとの関係は単なるコラボレーションを超えた友情、尊敬、愛の物語なのです。フランス人デザイナーは、20世紀後半のオートクチュールの第一人者のうちの一人です。 エルメスなどの歴史的なブランドで経験を積んだ後、1987年に自身のファッションハウスをオープンし、その後数十年にわたって批評家や一般の人々から高い評価を得てきました。彼はキャリアの過程で、服だけでなく、バッグ、靴、アイウェアもデザインし、2013年にはエイボンとのメイクアップラインやスキャパレッリのカプセルを作成しました。デシグアルにとって、オートクチュールの想像力を無数の女性のためのストリートウェアに変換するデザイナー、ムッシュ・クリスチャン・ラクロワと10年以上にわたる友情を育んできたことはまさに夢のような時間でした。