ショールが大地を救う。

有限会社玉木新雌のプレスリリース

tamaki niimeは、「大地の再生」と共に、環境再生に取り組んできました。コンクリートでがんじがらめになった土地に、水と空気を巡らせて、すこやかな循環を取り戻す。地球のゆがみを整えるためにはじめた、一歩です。

2023年1月からは、tamaki niime の代表作、ショールの売上の10%を「大地の再生」との取り組みに使っています。「地球のいま」を広く知ってもらう、きっかけがつくりたい。そんな思いで、スタートしました。日々、ショールを楽しむことが、すこやかな循環をつくることにつながります。

自分たちだけでは地球まるごと変えるのはむずかしいけれど、一人一人が気づけば、きっと未来は変わる。いっしょに、一歩ずつ。

玉木新雌からメッセージです。

自分たちがほしいものをつくりよろこんでくれる人がいて産地の技を守りながらものづくりをつづけていけたらそれでいい、そう思っていました。

だけど、そうじゃない。地球とつながって、私たちはものづくりをしている。自分たちのことしか、見えていなかったのだと気づかせてくれたのが、「大地の再生」でした。

地球は人間のものじゃない。大地の再生・矢野智徳さんとの出会いで今までの価値観が180°変わりました。いまの地球はゆがんでいる。人間中心の経済活動によって世界中がバランスを崩しています。

日本人が持ち続けてきた、もったいない精神。自然と共に生きる、循環する暮らし。互いに助け合う気持ち。ひと昔前まで、日常的にできていたことなのに。戦後の高度成長期の中で日本は変わっていきました。

その最たるものが、コンクリート。コンクリートによって、道路がつくられ、ビルが建ち、生活は便利になったけれど。山は切り崩されて、埋め立てられて、大地はがんじがらめ。

想像してみてください。もし自分の顔にコンクリートを塗られたら呼吸できないですよね!? 大地も、同じ。水も、空気も、巡らない。

大地の再生は、破壊された環境を再生する、取り組みです。じっくりとその土地を観察し、コンクリートから解き放ち、土を掘り起こして、水と空気を巡らせていきます。

竹や木といった自然素材を活用し、コンクリートを取り壊して出た瓦礫すらも土塁などとして生かしていきます。

やってみないとわからないからまずは作業に参加してみたんです。なにをやっているのか、はじめは「!?!」でした。

だけど、大地の再生によってコンクリートで固められた荒地が息を吹き返すと気持ち良く風が通るようになる。踏み締める土がやわらかくなる。草木が生き生きする。虫や鳥たち、生き物が戻ってくる。すこやかな循環がはじまる。だんだんと、変わっていくのが、身体でわかります。

tamaki niime の拠点は、工場跡の荒地でしたが、いまでは、馬や羊、アルパカ、いろんな動物たちが共に過ごしています。「大地の再生」との取り組みは未来をよくするための、壮大な実験。ここで自然と共に豊かに過ごせたら、都会でも、世界のどこでも、応用ができる。

単にファッションブランドとしてではなく、ネイチャーブランドとして地球のゆがみを整えていきたい。地球のゆがみを整えることにできるかぎりの力を注ぎたい。

2023年からは、tamaki niime の代表作であるショールの売上の10%を「大地の再生」との取り組みに使います。あわせて、活動に共感してくださる方、共にやっていきたいという方に向けた、tamaki niime的クラウドファンディング「タマファン」もスタートしました。

知らない世界を見た時、人は成長する。共にものづくりするスタッフにとっても私たちのものづくりを好きでいてくださる、お客様にとっても、地球のいまを知る、きっかけになればうれしい。

そうして、一人一人が気づけば、きっと未来は変わります。

tamaki niime 代表 玉木新雌

miime博 2023 公開ラジオ にて、「大地の再生」代表、矢野智徳さんをゲストにお迎えしました。大地の再生とは何なんだ。ここに至るまでの歩み、地球の「脈」とは!?  矢野さんが「集大成」と表する、tamaki niimeとの最新プロジェクトまで、ぜひ熱いトークをお聴きください!

https://open.spotify.com/episode/4p1yVOBi16R5jLv7d8EG3w

大地の再生

https://daichisaisei.net

◯tamaki niime とは
tamaki niime は豊かな自然に囲まれた地域のなかで、デザインだけでなく、オーガニック コットンの栽培、織り、編み、縫製、染色、販売まで行い、地球にやさしく、自分たちが本当に良いと思える、ずっと続けられるものづくりを育んでいます。
大量生産・大量消費、そして大量廃棄という負の循環に陥るファッション・アパレル業界の仕組みには多くの問題を抱えています。世界的に持続困難な環境になっているこの状況を、わたしたちは「地球がゆがんでいる状態」と考えています。
tamaki niime は、 自然と共に寄り添いあえるものづくりが、本来あるべきものづくりだと考えています。
tamaki niime の作品は一点ものです。日々試行錯誤し、創ることを愉しみながら、世界に一つしか無い特別な一着として、お客様一人ひとりに長く大切に身に着けていただきたい。という想いがあるからです。
また、古い染色工場をリノベーションし本社兼店舗・工房として活用したり、若手の職人やデザイナーたちが、1960年代の力織機をはじめとする機械を修理しながら作品を生産するといった、この土地の技術を次の世代へ繋いでいく、循環型の経営体制も構築しています。
自分たちが必要なものは、必要な分だけ、自分たちの手で創っていく循環型・自給自足的なものづくり。
これこそ、ゆがんでしまった地球を「整えていく」ものづくりであると信じています。
地球のゆがみを整える。そんなものづくりを、これからも発信していきたいと考えています。

◯お問い合わせ先
有限会社玉木新雌
兵庫県西脇市比延町550-1
広報担当:藤本・高野
tamaki@niime.jp
TEL:0795-38-8113
FAX:0795-38-8135

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