青山商事のプレスリリース
「#きがえよう就活」プロジェクトは、2022年3月に活動を開始してから現代の就活生が抱える、服装の悩みにおける課題解決に向き合ってきました。現役の大学生や様々な業界のビジネスパーソンがメンバーとして活動に参加しており、本プロジェクトの想いに共感いただいた賛同企業も現在25社・団体です。
今回の演習は「就活時の服装の未来」をテーマに、人間社会学部人間社会学科広井多鶴子教授の科目「演習ⅡA」で実施します。2年生26名が6チームに分かれ、前期の授業の7回に渡り取り組みます。就活スタイルの歴史や現状、就活時の服装指定を企業へインタビューするなどの調査の他、チーム内で議論を重ね、具体策と資料を作成。7月12日(水)には、各チームの研究成果を披露する最終報告会を開催予定で、「#きがえよう就活」プロジェクトを運営している当社の社員も審査員として参加します。
実践女子大学は探求活動を通じて自ら問題を発見し解決する能力を養うため、さまざまな企業と連携した授業を展開しています。実践女子大学の広井教授は、以前より学生の就活時の服装が、黒のスーツに画一化されていることに違和感を覚えており、今回の産学連携授業を通し「社会はもっと多様で懐が深いという こと」「自由に考えることの大切さ」を学生に実感してもらいたいと期待しています。
今後も「#きがえよう就活」プロジェクトでは、就活時の服装の選択肢を増やしていくことで「これ“が”いい」と安心して選ぶことができ、服装に迷わない就職活動ができる環境づくりを目指していきます。
【参考資料】
授業担当者コメント:実践女子大学 人間社会学部 人間社会学科
広井多鶴子教授
昨年のSOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA2022で、青山商事が「#きがえよう就活」という取り組みを行っていることを知り、学生にも考えてもらいたいと思いました。今回の連携を通して、学生のみなさんには、社会はもっと多様で懐が深いということと、自由に考えることの大切さを実感してもらいたいです。
「#きがえよう就活」プロジェクト運営
青山商事(株)リブランディング推進室長補佐 岡本政和
私たちでは見えていない課題や問題点を、当事者である学生の皆さんと一緒に考える機会をいただけました。今回の授業を通じて、これからの就活時の服装について、当社が出来るアクションにも繋げたいと思います。
■実践女子大学について
「実践の実践」と呼ばれる本学には、実践的な学び・社会とつながる学び〈問題解決型学習(PBL)〉の機会があり、自治体や企業と連携したプログラムが多いことが特長です。また近年では、海外インターンシップ等のグローバルな展開も進めています。学修から得た知識・技能・態度を活かして、地域・ビジネスの現場にある課題に向き合い、学生ならではの視点で考え抜く。こうした経験による学生一人ひとりの成長を支援しています。
■共創コミュニティ「シン・シゴト服ラボ」
「シン・シゴト服ラボ」は、洋服の青山と法人向けマーケティング 支援事業NewsPicks Creationsが運営する『ビジネスウェア3.0を定義する』をミッションに掲げるコミュニティです。いま、働き方の選択肢が増え、価値観が多様化する中、新しい時代の「ビジネスウェアの在り方」をビジネスパーソンとともに模索し続けていきます。
◎URL: https://shigolab.creations.newspicks.com/
■「#きがえよう就活」プロジェクト
共創コミュニティ「シン・シゴト服ラボ」は、就活生の服装における 課題解決を目的に「#きがえよう就活」プロジェクトを進めています。就活の際の服装を『これ“が”いい』と選ぶことのできる社会を目指して、さまざまな業種の賛同企業と共に特設サイトにて情報を発信し、活動していきます。