ルイ・ヴィトン ジャパン株式会社のプレスリリース
2022年11月の「ルイ・ヴィトン ウォッチ プライズ フォー インディペンデント クリエイティブズ」制定の発表に続き、メゾンは、第1回目の本賞の応募作を審査する専門家委員会をご紹介いたします。本賞は、2023年を皮切りに2年毎に開催されます。
©LOUIS VUITTON
新進気鋭の才能を讃えるというLVMHの伝統を踏まえて創設され、ルイ・ヴィトンのウォッチメイキングアトリエ「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」によって主催される「ルイ・ヴィトン ウォッチ プライズ フォー インディペンデント クリエイティブズ」。本賞は、ウォッチメイキングのイノベーションを奨励する慈善的かつ独立したイニシアティブです。そのミッションは、大胆なビジョン、自由奔放な発想、技術的な熟達、伝統的なサヴォアフェール(匠の技)を讃えること──
本賞の創設者であるルイ・ヴィトンのウォッチ部門ディレクター ジャン・アルノーは次のように述べています。「ウォッチメイキング産業の未来は、プレーヤーの多様性とその革新力にかかっています。独立したウォッチメーカーは、ゲームのルールを見直して新たなフロンティアを切り拓く鍵となるものです」。
第1回の開催に向けて、ルイ・ヴィトンのウォッチメイキング部門は、ウォッチに情熱を注ぐ世界各国の専門家からなる審査員団を組織しました。審査員団は、職人、スペシャリスト、ジャーナリスト、コレクター、ならびにパフォーミングアーツ、ファッション、ガストロノミー分野のクリエイターといった、全員がウォッチへの情熱を共有する人々で構成されています。
2023年9月に専門家委員会が集まり、本賞の応募作を審査して20名のセミファイナリストへと絞り込み、結果がオンラインにて発表されます。
2023年12月、「デザイン」、「クリエイティビティ」、「イノベーション」、「クラフツマンシップ」、「技術的複雑さ」という審査基準に基づいて、専門家委員会が5名のファイナリストを選出。
本賞の創設者ジャン・アルノーは次のように述べています。「専門家委員会は、デザインと技術的フラフツマンシップの両方に関して最高のアイディアを持つ人を決定します」。
専門家委員会は、専門家の中から、最終審査を行う5名の審査員も指名。
「ルイ・ヴィトン ウォッチ プライズ フォー インディペンデント クリエイティブズ」の受賞者は、2024年1月にパリで開かれるルイ・ヴィトン主催の授賞式で発表され、15万ユーロの助成金、ならびにクリエイティブなプロジェクトのニーズの沿った「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」による1年間のメンターシップというユニークかつ貴重な機会が提供されます。専任のチームが、コミュニケーション、著作権、企業法務面、ならびにマーケティング、業界戦略、ブランドの財務管理といった数々の側面において受賞者に対して指導・助言を行います。
詳細は、https://www.louisvuittonwatchprize.com/をご覧ください。
Experts for the 2023 Louis Vuitton Watch Prize for independent creatives
Ariel Adams, founder and owner, A Blog to Watch Media
Hajime Asaoka, CEO, Precision Watch Tokyo Co Ltd & independent watchmaker
George Bamford, founder, Bamford Watch Department and Bamford London
Enrico Barbasini, Master watchmaker, La Fabrique du Temps Louis Vuitton
Cara Barrett, founder, Parchie Inc.
Carol Besler, journalist specialized in Watches & Jewelry
Antonio Calce, CEO, executive board member and shareholder, Greubel Forsey
Austen Chu, founder and CEO, Wristcheck
Ben Clymer, founder and CEO, Hodinkee
Adam Craniotes, founder and president, RedBar Group
Frank Declerck, journalist
Elizabeth Doerr, journalist and co-founder, Quill & Pad
James Dowling, collector, author and journalist
Philippe Dufour, Master watchmaker
Denis Flageollet, Master watchmaker
Carole Forsestier Kasapi, movements director, Tag Heuer
Jack Forster, global editorial director, Watchbox
Nick Foulkes, author, journalist and editor
Jeffery Fowler, CEO, Hodinkee
Maxime Frédéric, pastry Chef, Cheval Blanc Paris
Frank Geelen, Founder and editor-in-chief, Monochrome Watches
Frank Gehry, architect and designer
Evelyne Genta, Ambassador of the Principality of Monaco to the UK
and to the Republic of Kazakhstan
Rémi Guillemin, Head of Europe watches department, Christie’s Europe
Sam Hines, Managing director of Loupe This and Senior International Consultant to Patti Wong & Associates
Kim Jones, Artistic Director Dior Men’s and Fendi womenswear and couture
Wei Koh, Founder and group editorial director, Revolution & the Rake
Eric Ku, co-founder, Loupe This
Carine Maillard, Director of the GPHG
Shawn Mehta, Founder, Watch4Moi
Auro Montanari, CEO, Aurel Spa and Teko Spa
Tim Mosso, Director of media and watch specialist, Watch Box
Michel Navas, Master watchmaker, La Fabrique du Temps Louis Vuitton
Marc Newson, Industrial designer
François-Xavier Overstake, watch enthusiast
Laurent Picciotto, Owner and Director, Chronopassion
Anita Porchet, Master enameller
Justin Reis, co-founder and CEO, The WatchBox
Rexhep Rexhepi, Master watchmaker, Akrivia
Mike Shanlikian, VP of finance, Lear Corporation
Dick Steenman, Master engraver
Jiaxian Su, Founder, SJX Watches
Michael Tay, Watchmaker specialist, The Hour Glass
Kari Voutilainen, Master watchmaker
Suzanne Wong, Editor in chief, WorldTempus
「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」について
ルイ・ヴィトンは、2002年に誕生した「タンブール」を皮切りにウォッチメイキングを開始し、以来、旅へのメゾンの情熱と強く共鳴するこの分野において、卓越性の絶え間ない探究を続けてきました。2014年10月、メゾンは、スイスのジュネーヴ、革新的なタイムピースを生み出すための新たなウォッチメイキングアトリエを構えました。最前線のクリエイティビティとテクノロジーを擁するこの最先端のアトリエは、「時の工場」を意味する「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」と名付けられ、ルイ・ヴィトンのウォッチメイキングに必要とされるさまざまな特殊技能すべてを網羅しています。クリエイティブな独立性と画期的なイノベーションを特徴とする「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」は、4,000㎡の明るく広大なスペースでは、伝統的な道具を用いた職人技と最新のデジタル・テクノロジーが融合。ルイ・ヴィトンのウォッチメイキングに携わる名時計職人、エンジニア、デザイナーは、誉れある「Swiss Made」のラベルをさらに強固なものにする類い稀な環境に恵まれています。
ルイ・ヴィトンについて
1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは、革新とスタイルを組み合わせた独自のデザインを常に最高級な品質で提供し続けています。現在もトラベルラゲージ、バッグ、アクセサリーなどの製品を通じて、クリエイティブでありながらもエレガントで実用的という、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」の精神を忠実に受け継いでいます。ルイ・ヴィトンというストーリーを作り上げたのは「大胆さ」でした。伝統を重んじ、歴史の中で建築家、アーティスト、デザイナーに門戸を開き、プレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウォッチ & ファインジュエリー、フレグランスなどの分野を開拓してきたのです。これらの丁寧に製作された製品は、ルイ・ヴィトンがクラフツマンシップにいかにこだわりを持ってきたかという証となっています。
詳細は、ルイ·ヴィトン 公式サイトhttps://www.louisvuitton.com をご覧ください。