「パリファッションウィーク」奄美大島伝統染色「泥染め」や再生可能繊維を使用したコレクションをTSUKUYOMIBLACKが発表

合同会社copiincのプレスリリース

合同会社copiinが運営するTSUKUYOMIBLACKが2023年3月3日にフランスで開催された「パリファッションウィーク」にて2023年秋冬コレクションを発表致しました。TSUKUYOMIBLACKは2018年に日本で立ち上げられたブランドで、染め物を中心とした作品を発表しています。

TSUKUYOMIBLACK(ツクヨミブラック:合同会社copiinc)は「パリファッションウィーク」にて2023年秋冬コレクションを発表致しました。

コレクションのテーマ
◇地球に生まれ、地球に還る

奄美大島の伝統染色「泥染め」による作品を中心にデザイナー「緋咲レイラ」による手染めや脱色を施した作品が発表されました。

実際に奄美大島に滞在し、現地の職人と生地染めを行いました。
奄美大島の豊かな水や大地の泥に触れ、サステナブルな観点からも伝統的な染色方法の「泥染め」がコレクションの中心に仕上がりました。
 

◇泥染めとは
奄美大島伝統の染色方法
テーチ木(車輪梅)の木の皮を煮出し、繰り返し生地を浸し染めていきます。
染め続けていくと段々と色が濃くなっていきます。
泥田と呼ばれる天然の泥にこすり合わせていき、鉄分の化学反応により色が変化していきます。
大島紬を始めとする奄美大島の伝統染色方法です。
起源は古くおよそ1300年前には既にこの手法が確立されていたと言われています。

 


このコレクションでは、再生可能繊維として注目されている「バサルト繊維」を使用したテーラードジャケットが発表されました。
玄武岩が原料となっているバサルト繊維は耐熱、防火に優れ機械強度も高いことから工業製品の原料として使用される機会が多い繊維ですが、自然由来の原料の為リサイクルに向いたサステナブルな繊維として近年注目されています。今シーズンは洋服として活用する事に着目しました。
 

 

本コレクションでは藍染やタイダイ染めを複数回繰り返し、脱色や抜染をすることで経年や自然の濃淡を表現しています。
使い古されたニットをリメイクしたドレスや、コーヒー豆の入っていた麻袋を使用したパンツなど、身近にある捨ててしまいそうになるものをアップサイクルすることにも着目しています。

今回発表された作品は受注販売の予約を5月から開始致します。

◇コレクションの全ての写真はこちら
ttps://drive.google.com/drive/folders/1FZuo98pQxa7vprr-GdABHq9dcHxT1zBz?usp=sharing

◇デザイナー緋咲レイラ
日本のクリエイター。アパレルブランド出身、スタイリストやイベントプロデューサーとして活動後2018年
「TSUKUYOMIBLACK」立ち上げ。
2016年文部科学大臣賞受賞
現在武蔵野美術大学通信制在学中。

https://www.layrahisaki.com/

https://www.tsukuyomiblack.com/
 

 

 

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