株式会社小学館のプレスリリース
株式会社小学館は小学校低学年女児向け雑誌『ぷっちぐみ』、少女まんが誌15年連続部数No.1『ちゃお』の読者とそのご家族を対象にした読者アンケートを両誌創刊以来、定期的に実施してきました。
昨年の8月より女子小学生(JS)のリアルな本音を、各編集部の視点で定期レポートする「JS研究所」を発足しています。
今回は『ぷっちぐみ』『ちゃお』2023年1月号にて掲載、収集した「2022年で“いちばんうれしかった事”」と「カメラ」に関するアンケート結果を発表いたします。また、「おしえて!JS研究所」として、これまで読者の皆様から寄せられたアンケート結果をもとにしたオリジナルマンガを「ちゃおコミ」サイト内にて公開開始いたしました。2023年も「JS研究所」は女子小学生(JS)のリアルな本音をレポートし、読者に寄り添いながら、わくわくした気持ちで楽しんでいただけるコンテンツを作成発信して参ります。
ちゃおランド: https://ciao.shogakukan.co.jp/news/
ぷっちぐみ:https://pucchigumi.net/
- 小学館「JS研究所」アンケート 新春トレンド調査 トピックス
<2022年で、いちばんうれしかった事>
① 低学年・高学年JSともに「遊びに行けた、お出かけ出来たこと」や「旅行」がなど外出エピソードがトップ
② 低学年JSでは「ゲームソフトを買ってもらったこと」や「ゲームセンター遊んだこと」などゲーム人気も顕著
③ 高学年JSは「好きな人となかよくなれた」「両想いになった」など恋愛エピソードも多数
<カメラ事情>
① 低学年JSの6割以上が「自分自身で写真をとることがある」と回答
② 学年問わず、保護者のスマートフォンで撮影するJSが最も多数!
③ 「カメラで撮影するもの」第1位は、低学年JSは「家族」、対して高学年JSは「風景・建物」
- 小学館 「JS研究所」 アンケート 新春トレンド調査結果
<2022年で、いちばんうれしかった事編>
★学年問わず、2022年は「遊びに行けた、お出かけ出来たこと」や「旅行」などの外出に関わるできごとやエピソードがトップに。
「2022年で、いちばんうれしかった事をおしえてね」という質問に対しては、行動制限緩和も相まって“お出かけ”や“旅行”に関するエピソードが多数。「ディスニ―(ランド、シー)に行けたこと」や「USJに行ったこと」など、大型テーマパークへ遊びにいったことを大切に記憶している子が大多数という結果になりました。高学年JSでは「旅行」と同ポイントで「誕生日を祝ってもらった」ことも嬉しく感じた子が多いようです。
学年別の特徴としては、低学年JS『ぷっちぐみ』読者の回答のなかには、「ゲームソフトを買ってもらった、買ったこと」や「ゲームセンターで遊んだこと」などのゲームに関する話題が目立ちます。他にも「入園、入学したこと」や「七五三で着物を着た、写真を撮ったこと」などの、ライフイベントをうれしかった思い出と感じている子もいるようです。
一方で高学年JS『ちゃお』読者の回答は、「好きなひとと仲良くなれた」「彼ができた」「告白された」など恋愛に関するエピソードも目立ちます。他にも「親戚に赤ちゃんが生まれた」「父が退院した」「妹に初めて名前を呼ばれた」など家族の出来事を喜ぶ子どもたちも。
<カメラ事情編>
★学年問わず、保護者のスマートフォンを使用し自身で写真を撮影する子が多数!チェキ(インスタントカメラ)を使用してみたいという子は低学年で約6割、高学年で約8割。
最近では操作が簡単な「キッズカメラ」も市場に流通しており、子供たちの好奇心や感性を磨くアイテムとして人気を集めています。「JS研究所」ではイマドキJSの「カメラ事情」についてアンケートを実施しました。
低学年JS『ぷっちぐみ』読者も「時々イベントなどで撮る」を含め、6割以上が自身で写真を撮影していると回答。「よく撮る」という子は約3割という結果となっており、積極的にカメラや写真にふれている子もいるようです。
また「どんなカメラで写真を撮るか」という質問には。学年問わず「スマートフォン(両親や保護者の)」という回答が断トツ1位。低学年JSでは「キッズカメラ」も上位にランクインしており、高学年JSでは(自分の)「スマートフォン」という子も多く、スマホやタブレット端末での写真撮影がスタンダードになっているようです。
「どんな写真を撮ることが多いか」(3つまでを選択)という質問の回答では、低学年が「きょうだい」や「親」など、家族や「ぬいぐるみ」が上位にランクインしている一方で、高学年JSでは「風景・建物」などがトップに。続いてが「自分」という回答で、“自撮り”をする子たちも一定数いるようです。その他にも、「推し」や「マンホール」という具体的な答えもあり、自分自身が強く惹かれる被写体にカメラを向けている子もいるようです。
「チェキ(インスタントカメラ)を使った事がある?」という質問に対しては、「ないが使ってみたい」という回答が学年問わずトップに。低学年で1割、高学年で3割程度の子たちが実際に持っていると回答しています。色々なイベントや思い出が今年もたくさん増えるはず。2023年、彼女たちはどんな視点で、どんな世界を撮影するのでしょうか。
(両編集長からのコメント)
行動制限が解除されたことにより、皆がだいぶ外に出たり、友人達と交流することが出来ているのと、それを「待ってました!」と楽しみ、喜んでいるのを感じます。そして今回のデータでも高学年の子達は「恋愛」に興味津々ということが見てとれます。またカメラ事情では高学年では「チェキ」を使うようになってくるのが特徴的。「チェキ」は『ちゃお』の懸賞でも人気が高く、友達と集まって撮影会をしているようです!友活に使える、その場で交換できるなど大人気です。(『ちゃお』編集長)
2022年嬉しかったことで「外へのおでかけ」という回答はコロナ禍において、我慢をしているお子さんの状況がよく出ていると思います。親御さんと一緒に行動をする世代なので、感染対策をしているレストランやイベントなどへの関心も非常に高まっているようです。ゲームセンターでは、家族でクレーンゲームなどする機会も増えているという意見を聞きます。またカメラの被写体が、“きょうだい、親、ぬいぐるみ”と低学年女児は自分自身より身近にある大切にしている人や物に関心を向けているようです。家庭内で過ごす時間は3年前よりぐっと増えているようです。(『ぷっちぐみ』編集長)
- 「JS研究所」オリジナルマンガ「おしえて!JS研究所」を公開開始!
『ぷっちぐみ』『ちゃお』に寄せられたアンケート回答をもとにしたオリジナルマンガコンテンツ「おしえて!JS研究所」の公開を、ちゃおコミ(ちゃおまんがが無料で読めるサイト:https://ciao.shogakukan.co.jp/webwork/)にて開始いたしました!第1回目のテーマは「好きな有名人」。等身大の女子小学生(JS)の声をもとに、くろだまめた先生にコミカルに書き下ろしていただきました。今後も「バレンタイン」などの季節的なトレンドから日常生活のテーマまで、順次新作作品の公開を予定しています。
- 小学館「JS研究所」について
「JS研究所」は、2022年8月より発足。小学館が発行する女のコ雑誌『ぷっちぐみ』、少女まんが誌『ちゃお』の編集部員がタッグを組み、女子小学生のリアルを紐解くプロジェクトです。
『ぷっちぐみ』、『ちゃお』では、これまでにも定期的に読者アンケートを実施し、誌面づくりやパートナー企業への情報提供に活用してきました。この読者アンケートは毎月熱心に雑誌を読んでくださっている、お子様とそのご家族の方が、手書きのアンケートに回答いただく形式を創刊以来続けてきました。
編集部には毎月、両誌併せて1万枚近くのハガキが届きます。両編集部からの視点で女子小学生のリアルを定期発信する他、こうした取り組みに賛同いただける企業の皆様と様々なプロジェクトでご一緒できればと考えています。読者への共同調査、コラボ商品開発、合同イベント開催等、是非お声がけください!
- 〈アンケート調査方法〉「2022年、嬉しかった事」・「カメラ」に関する調査
【ちゃお】
・調査期間:2022年12月1日~12月27日
・調査対象:全国の6歳~14歳の女児
・調査機関:自社調査
・有効回答数:応募総数:3784、集計数:1000
・調査方法:雑誌のハガキアンケート
【ぷっちぐみ】
・調査期間:2022年12月1日~12月25日
・調査対象:全国の3歳~12歳の女児
・調査機関:自社調査
・有効回答数:応募総数:610、集計数:568
・調査方法:雑誌のハガキアンケートと公式HPのWEBアンケート
- 「ぷっちぐみ」・「ちゃお」 最新号発売中!
ぷっちぐみ 毎月1日発売
https://pucchigumi.net/
ちゃお 毎月3日発売
https://ciao.shogakukan.co.jp/news/