一十三十一さん、依布サラサさんによるフランス発の絵本『にゃっ!』『パパはどこ?』がアジュマブックスより発売に!

有限会社アジュマのプレスリリース

シスターフッドの出版社アジュマブックス(所在地:東京都文京区、取締役:北原みのり、正式社名:有限会社アジュマ)は、フランスの絵本作家クレール・ガラロンさんによる「同意」が学べる絵本『にゃっ!』と「ジェンダー平等」が学べる絵本『パパはどこ?』を2022年11月10日(木)に全国の書店・ネット書店等で発売いたします。
注目のシンガーソングライター一十三十一さん、依布サラサさんの個性あふれる訳語で小さな子どもたちが同意の問題、ジェンダー平等に関することなど、何度も楽しみながら学ぶことができるリズミカルな絵本です。

  • ​0歳児から「同意」と「ジェンダー平等」が学べるかわいい猫やうさぎの絵本

本書は性的同意の問題、ジェンダー平等に関することなど、⼦ども向けに愛らしく楽しい画⾵で描くことで好評の絵本作家クレール・ガラロンさんの本邦初翻訳本です。

 

 

 

 

 

 

 

翻訳者は、注目のシンガーソングライター一十三十一さんと依布サラサさん。個性あふれるリズミカルな訳語と子ども向けに楽しく描かれているイラストで、楽しみながら幼少期の思考と行動を育み、何度でも読み聞かせをしたくなる愛おしい一冊です。小学生やティーンエイジャーに「同意」や「ジェンダー平等」を教える本はすでに何冊か出版されていますが、これほど対象年齢が低いものは他にはありません。

 

  • アジュマブックスがこの絵本を発売することになった背景、意義

弊社は2021年に立ちあげた、ジェンダーやセクシュアリティに関する著書を専門に出版する出版社です。これまで韓国、カナダのフェミニストたちの翻訳本を出版して参りました。この度、フランスから発刊された0歳児から対象の絵本を出版することと致しました。「同意」に関する絵本、「ジェンダー平等」に関する絵本の二冊で、著者は絵本作家、クレール・ガラロンさんです。性的同意の問題、ジェンダー平等に関することなどを子ども向けに楽しく描いた本作は、フランスでも高い評価を得ています。

 

  • 翻訳者に二人のシンガーソングライターを起用した理由

小さな子どもむけに、何度も何度も読めるような言葉のリズムを持つ感性と、同意やジェンダー平等に関するモヤモヤをご自身のものとして経験していらっしゃる方として、シンガーソングライター一十三十一さん、依布サラサさんへお声がけしました。歌詞の言葉選び、曲の雰囲気がイメージに合っているため、結果、歌うような言葉の日本語にしてくださいました。これ以上の適任者はいないと思っております。

 

  • 一十三十一さん訳『にゃっ!』好きな子にはどう接したらいいの? 『同意」を学べる絵本

猫がゆっくり休んでいたら、小さな子どもが猫をつかみ、かわいがり、毛を引っ張ろうとちょっかいを出そうとしてきました。でも、猫はおもちゃではありません。猫の気持ちを尊重するためには、どのように敬意と同意を示せばいいのでしょうか? 

「これやってもいい?」と問いかけ、相手が意思をもつ独⽴した個であることを優しく明るい視線で教えてくれます。シンガーソングライターの⼀⼗三⼗⼀さんの、個性的でなぞなぞのような翻訳によって、声に出して語りかけたくなる優しい本になりました。⼦ども向けの同意の本がたくさん出版されていますが、対象年齢0歳児からとしていることがうなずけるシンプルでリズミカルな愛おしい訳語にあふれた本書はプレゼントにも最適です。

 

 

 

 

フランス本国ではアムネスティ・インターナショナル・フランスの推奨本になっており、さまざまな社会団体や図書館からの反響がある絵本です。猫好きはもちろん、同意を教えるのはむずかしいと考える⽅々にとってかわいい⼊⾨書として、施設や病院、そしてカフェなどで多くのみなさんに好感を持っていただけるだろう内容になっております。

  • 依布サラサさん訳『パパはどこ?』みんな楽しく好きなことをしている「ジェンダー平等」を学べる絵本

子うさぎがパパを⼀⽣懸命探しているのに、おばあさんが一輪車に乗っていたり、おじいさんが洗濯していたり、いろんな⾔葉づかいで話したり……。やりたいことに夢中なうさぎはみんな楽しんで過ごしています。え、いったいパパはどこにいるのぉ! 果たして子うさぎはパパを⾒つけることができるのでしょうか?

 

 

 

 

シンガーソングライターの依布サラサさんの翻訳による、パパを探す子うさぎの質問に答える⼤⼈うさぎのちょっと変わった返答は、くすっと笑える⾔葉にあふれています。

 

お⽗さんを探す不安げな⼦うさぎが、固定的な性別役割分担意識がまったくない⾃由に楽しく⽣きている⼤⼈うさぎたちと出会い、ようやくお⽗さんを⾒つける姿に⼼が温まりまります。著者クレール・ガラロンさんのかわいいシンプルなイラストは、何度でも⼦どもに読んであげたくなる内容です。

 

読み聞かせたたあとに起こる、脳のなかに埋め込まれてしまった性別役割分担イメージからの⾃由について、子どもと⼤⼈たちとの読後の語りがきっと盛り上がるはずです。

  • 著者、翻訳者、監修者、解説者プロフィール

著者著者:クレール・ガラロン Claire Garralon

 フランスの絵本作家。ボルドー美術学校、トゥールーズ⼤学造形芸術学部でアートを学んだのち、イラストレーター、グラフィック・デザイナーとして活躍。著書多数。本書が初の邦訳作品となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

解説:北原 みのり Kitahara Minori

作家、⼥性のためのプレジャーグッズショップ「ラブピースクラブ」を運営するアジュマ代表。2021年アジュマブックススタート。希望のたね基⾦理事。著書に『⽇本のフェミニズム』(河出書房新社刊)など多数。

 

『にゃっ!』翻訳者:⼀⼗三⼗⼀ Hitomitoi

 

シンガーソングライター。“媚薬系” とも評されるエアリーでコケティッシュなヴォーカルでアーバンなポップスを展開。洋邦問わず新世代のクリエイターからのラブコールも多く、コラボレーション多数。劇伴制作や、楽曲プロデュースなど、様々なフィールドで活躍中。

 

 

 

 

 

『パパはどこ?』翻訳者:依布 サラサ Ifu Sarasa

 

 

1983年⽣まれ。歌⼿・作詞家。他アーティストのコンサートグッズ監修や、飲⾷店のコンサルティングも⼿掛けている。愛猫家として「BLUE NÉKO」を設⽴し、猫家具のデザインプロデュース、猫共⽣マンションのアドバイザーなどをつとめている。2児の⺟、著書に『⻑い猫と不思議な家族』(祥伝社刊)がある。

 

 

 

  • この絵本をオススメします! 帯には著名な⽅からの推薦メッセージも!

『にゃっ!』
在⽇フランス⼤使館書籍担当アタシェ クロエ・ベクリオーさん推薦!

「フランスで本書は、子どもたちが幼いころから、尊敬と同意のコンセプトに親しむために、 ぜひ読み聞かせたいおすすめの一冊となっています」

 

 

 

 

 

 

 

『パパはどこ?』

⽇本⽂学研究者 ロバート・キャンベルさん推薦!

「うさぎの⼦は、⽬がちょっぴり不安そうだけれど、⼤丈夫だよね? ぼくはどきどきしながら、⼤切な何かを⾒つける旅に出たような気分でページをめくっていました。そうか! 探すことって、⼤変だけれど、⼀歩ずつ⼤きくしてくれることだ。これは、とてもとても楽しい旅の物語です!」

 

 

  • 発売イベントも開催予定!

⼀冊⼀冊をていねいに出版していくアジュマブックス。おかげさまで多数のメディアに取り上げていただきました。これまで『咲ききれなかった花 ハルモニたちの終わらない美術の時間』『ハヨンガ ハーイ、おこづかいデートしない?』『根のないフェミニズム フェミサイドに⽴ち向かったメガリアたち』『中絶がわかる本 MY BODY MY CHOICE』について、発売イベントを⾏ってきました。
本書についても、多彩なゲストを交えた発売記念イベントの開催を予定しております。参加⽅法はアジュマブックスのサイトやSNSなどでお知らせします。
 

  • 書籍概要

書名:にゃっ!
訳者:⼀⼗三⼗⼀
ISBN:978-4-910276-09-0 C8798

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

書名:パパはどこ?
訳者:依布 サラサ
ISBN:978-4-910276-11-3 C8798

 

 

 

 

 

 

 

 

 

著者:クレール・ガラロン
判型: B5変・オールカラ-/上製(16cm  x 16 cmx 0.7cm)/カバー&帯つき、表紙カラー
⾴数:24
装丁:マツダオフィス 松⽥⾏正+梶原結実
価格:1980円(本体1800円+税)
解説:北原みのり
ジャンル:絵本・教育
発売⽇:2022年11⽉10⽇
発⾏:アジュマブックス
https://www.ajuma-books.com/

 

 

  • 本書の取り扱い店

全国のリアル書店、Amazon、楽天ブックスなどのオンライン書店、全国の公共図書館へトランスビュー経由で納品しています。直接購入ご希望の方には、アジュマブックスオンラインサイトで対応いたします。とくに、保育園、幼稚園、読み聞かせ活動のみなさまにご注目いただければ幸いです。

 

※リリース内容は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。

有限会社アジュマのプレスリリース⼀覧
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/38830
【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
アジュマブックス(有限会社アジュマ内) 広報担当:⼩⽥明美
電話:03-5840-6455 メールアドレス:neko@ajuma-books.com FAX:03-3814-5533
東京都⽂京区本郷7-2-2

https://www.ajuma-books.com/

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