140年以上の歴史を持つ祇園の匠「ない藤」から、足を入れると心がときめく、モードで気品ある新時代のシリーズ「kodori(コドリ)」が登場。7月8日より渋谷スクランブルスクエアにてポップアップ開催。

有限会社 ない藤のプレスリリース

明治創業、京都祇園の老舗履物匠「ない藤」が、和装と洋装の架け橋となるウェッジソールタイプの最新シリーズ「kodori(コドリ)」を発表いたしましたことをお知らせします。最新シリーズ登場を記念し、7月8日(木)から7月29日(木)まで、渋谷スクランブルスクエア にてポップアップを開催いたします。

伝統的なデザインと実用性を兼ね備えた、ウェッジソールタイプの最新シリーズ「kodori(コドリ)」

 

「kodori」は、洋服に合わせても美しいプラットフォームが特徴。もちろん着物での着用も可能です。構造は人類の起源に基づいて考え尽くされ、足趾への力がしっかり入る形状に。伝統的な日本のスタイルを継承しながらも、花緒の形は現代の生活習慣のスタイルに合う形になっています。
歩く本来の機能を中心に、佇む姿は美しい、才色兼備なデザイン。内面と実用を突き詰めた「用の美」を持つ日本らしさに溢れています。

気分に左右されることのない、圧倒的な構造美

色や柄は、その時その時の気分で好みが変わるもの。
しかし、人体の作りに基づいて設計された構造は、どの時代でも、誰にとっても使われ続けるものになるのです。そして構造に基づいたデザインされたモノは、無駄がなく洗練された気品のある美しさと力強さを持っています。

哺乳瓶の飲み口と同じ素材を使用した負担の少ない「指また」
指また(親指と小指の間)の部分のパーツは、負担を軽減するため、哺乳瓶の飲み口と同じ素材の特殊シリコンを使用しています。
力がしっかり入る形状が、快適な歩行と歩くだけで身体の機能が向上する状態を実現しています。

 

 

足先のカーブによって、歩行が快適に
最新シリーズの「kodori」は、足先部分が反り上がってカーブしているのが特徴。
そうすることで、蹴り出しが簡単になり、前に進みやすくなります。また、膝が前に向いた状態で歩行ができるように工夫されています。

交換可能なパーツでサステナブルに
パーツは伝統的な日本のはきものと同じく3つのパーツ。
台、花緒、前ツボ、のミニマムな作りになっているため、全てのパーツが修理、交換可能なサステナブルなはきものなのです。モノが溢れている現代だからこそ、時代が変わっても色褪せることのない、一生モノを選んでいただきたいと考えています。

■ 最新シリーズ「kodori(コドリ)」

「kodori」Thin(上2段):¥57,200(税込) Square(下1段):¥60,500(税込)

■ 渋谷スクランブルスクエアにてポップアップを開催
「kodori」の発表を記念し、渋谷スクランブルスクエア5Fのイベントスペースにて3週間のポップアップを開催いたします。
最新シリーズ「kodori」に加え、人気のサンダルシリーズ「JOJO naitou」や身体の機能に特化した「KAPPO」も合わせて販売予定となります。作り手が店頭にて販売させていただく時間もございますので、この機会にぜひ足をお運びください。

日程
2021年7月8日(木)〜7月29日(木)

場所
渋谷スクランブルスクエア
ショップ & レストラン 5F +Q(プラスク)グッズ内 Event Stage 5A
〒150-6101 東京都渋谷区渋谷2-24-12

想い

道の一大事は、和漢のさかいをまぎらかす事、
肝要肝要、ようじんあるべき事也。
“Erase the border”

かつて茶の湯は、中国から伝来した道具を大変重用いたしました。
わび茶の祖であり、千利休の師でもある村田珠光は、中国伝来の道具に和の文化をいかに調和させ、新しい美を創るかに重きをおきました。

この思想は、現代の消費社会に生きる私たちへの問いかけとも感じられます。

今の暮らしは、西洋の文化が中心となり、 着物やはきものといった和の装いは、もはや異文化と言えるかもしれません。しかし、珠光にならえば、その境を紛らわすこと、融和すること、新しい美を生み出すことに本質を求めることが出来るのです。

向こうのもの、こちらのものと分け隔てるのではなく、その本質を自分の目で見極め、観念を超えて調和させていくこと。

これこそが、今の”美”を知る者の心の目だと思うのです。

足を入れた瞬間、背筋がスッと伸び、不思議と心がときめく。ぞうり特有の緊張感。 しっかりと踏ん張り歩く本来の目的を実現した機能性。 kodoriは、伝統的なデザインと実用性を兼ね備えた才色兼備なコレクションです。

ぜひお手にとって、ご自身の目でご覧いただけますと幸いです。

そしてみなさまがkodoriをそれぞれの視点で捉え、ご自身のスタイルと調和させ、様々に美へと昇華させてくださることを楽しみにしています。
 

  • ない藤(JOJO naitou)

京都にて明治八年より100年を越えて履物を造り続ける「伝統工匠」伝承によるモノ造りの老舗「ない藤」が日本の知恵と方法を駆使して生み出したはきものの新しい形。

商品名の「JOJO naitou」は古くからのぞうりの方言である「じょじょ」から由来する。日本のモノづくりの原点を大切にし、伝統的なモノを創り続けると共に「着物と利用する履物」のように非日常になったモノを暮らしに寄り添い世界とコミュニケーションできるモノに変換をしている。

祇園 ない藤 公式ウェブサイト:http://gion-naitou.com/
JOJO naitou オンラインショップ:https://manaproject.shop-pro.jp/
JOJO naitou 公式インスタグラム:https://www.instagram.com/naito_jojo/
 

  • Credit

Art Director – Yohei Yamada  / Photographer – Yuki Kumagai / Kimono Stylist – Mademoiselle Yulia / Stylist – Demi Demu / Hair stylist – Waka Adachi / Makeup artist – Tamayo Yamamoto / Model – Mademoiselle Yulia, Sota  / Creative production – Botan Co., Ltd. ,MADE IN BANZAI

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