KEITA MARUYAMA 2022 Spring & Summerコレクションを発表

KEITA MARUYAMAのプレスリリース

KEITA MARUYAMAは、2022 Spring& Summer Collectionを発表いたします。

「春はあけぼの夏は夜」

誰しも一度は耳にしたことがあるこのフレーズは、平安中期に清少納言が執筆した、日本三大随筆ともいわれる『枕草子』の冒頭に出てくるもの。

「春は日の出のころ、夏は夜、秋は夕暮れ、冬は早朝が美しい」と、それぞれの季節で一情趣あふれる時間を記しています。

今回のコレクションでは、改めて日本の四季の美しさを見つめなおし、KEITA MARUYAMAらしく百花繚乱に表現。

春は満開の桜がもつ、霞がかったような雰囲気を、夏は夜のもつ妖しさや、昼間のほてりを鎮めるような夕涼みの晩をイメージ。

コレクション全体を通して、日本の伝統色の重ねや柄を散りばめ、幻想的な世界へ誘います。
 

●HYAKKA RYORAN
 昔の着物の柄にインスピレーションを受けて生まれたのは、春の花が爛漫と咲き誇るオリジナル柄。
パープルベースは少しファンタジックに、白ベースが和の雰囲気が強められ、色の組み合わせで全く違う印象に仕上げました。
この繊細な柄をシルク楊柳生地に色鮮やかにプリントし、軽やかな透け感とナチュラルな素材感が優しく華やかな雰囲気に。

●Jellicle Cats
“Jellicle cats”とは、ミュージカルの 『Cats』 の原作者詩人T・S・エリオットの造語で、人間に飼い慣らされることを拒否し、逆境に負けずしたたかに生き抜き、自らの人生を謳歌する強靭な思想と無限の個性、行動力を持つ猫。
青山・丸山邸の辺りに出没したといわれる化け猫が、夏の妖しい夜の墓場で踊る図を、日本画家の丹羽優太氏に描いていただきました。
また、化け猫が手に持つ風呂敷は、丹羽氏が自身の作品のモチーフとして選んでいる鯰(なまず)が描かれています。
ほかにも、墓石などにインスピレーションキーワードが散りばめられています。

●KINGYO
金魚の刺繍がほどこされた、コットンニットシリーズ。
袖にまでたっぷり刺繍が入りつつ、色数は抑え目で墨絵を思わせる上品さが、大人の乙女心をくすぐります。

●YUKATA PATCHWORK / YUKATA GARA
古着の浴衣から使える部分を切り出し、バランスよくパッチワークでつなぎ合わせたワンピース。手に入った浴衣によって柄が異なるので、世界に全く同じものは存在せず、一期一会で新しい命を吹きこむアップサイクルプロジェクトの一環です。
また、古い浴衣からインスピレーションを得た、朝顔やうちわ柄をレーヨンコットン素材にプリントしたシリーズも登場。

KEITA MARUYAMA(ケイタマルヤマ)
ファッションデザイナー丸山敬太によって設立。丸山敬太は、1965 年東京・原宿生まれ。1987 年に文化服装学院を卒業後、BIGIグループの「キャトルセゾン」に入社し、「アツキ・オオニシ」の企画デザイナーを務める。1990年独立後、コスチュームを中心に、フリーデザイナーとして、DREAMS COME TRUEをはじめ、多くのミュージシャンやタレントのステージ衣装やTVやCMでのデザインを手掛けたことが話題となる。ブランド立ち上げと同時に、94 -95秋冬東京コレクションに「KEITA MARUYAMA TOKYO PARIS」として初参加。1996年、第14回毎日ファッション大賞新人賞、資生堂奨励賞を受賞、東京・青山に旗艦店をオープン。1997 年には、98春夏パリコレクションにて、レディースコレクションを発表。2012年、日本航空の客室乗務員・地上接客部門の制服デザインを手掛け、2014年ブランドデビュー20周年を迎える。近年は、KEITA MARUYAMAとしての活動だけに留まらず、ファストファッションから制服やブランドプロデュースに加え、ファッションの枠を超えて、“食”や“住”への活動の場を積極的に広げている。
ブランドHP:http://www.keitamaruyama.com/
KEITA MARUYAMAオンラインストア: https://store-keitamaruyama.com

 

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