創業150年の老舗織物工場の物作りを紹介する動画「つくり手」を公開しました

株式会社槙田商店のプレスリリース

株式会社 槙田商店(本社:山梨県南都留郡西桂町小沼 1717 代表取締役:槇田則夫)は、自社の生地作り、傘作りの様子を伝える動画を制作、YouTubeにて公開しました。1本の傘が出来上がるまでには、いくつもの作業があり、多くの人が関わります。「つくり手」と題し、毎日物作りをしている熟練された職人たちの「手」を通して、槙田商店の物作りを紹介します。

 

動画公開の背景

槙田商店は、創業150年以上の歴史を持つ先染生地のテキスタイルメーカーです。同時に傘屋でもあり、昭和30年頃から今日まで作り続けてきました。傘作りの話をするとき「作り方を初めて知った」「手作業とは思わなかった」との声を多く聞きます。生地や傘がどう作られているのか、なかなか知ってもらう機会がないことを実感していました。そんな中、山梨県富士吉田市でハタオリマチフェスティバル(通称「ハタフェス」)※の3年振りの開催が決定。今回のハタフェスをきっかけに、槙田商店のものづくりを紹介する動画の制作を決めました。実際の生地作り、傘作りには、多くの作業があり、たくさんの人の手によって作り上げられます。そのことを多くの人に届け、さらに産地自体も知ってもらうきっかけになれば、と考えたためです。タイトルは「つくり手」。この動画では「手」に焦点を当てました。毎日ものづくりに携わり、熟練した確かな技術を持つ職人たち。そんな職人たちの手を通して、1本の傘が出来上がるまでの工程を知ることができる動画です。

※ハタオリマチフェスティバル…古くから織物の産地である山梨県富士吉田市を「ハタオリ(機織)」と「マチ(町)」の観点から伝える秋祭り。初開催は2016年。2021年は10月30、31日に行われた。
 

動画「つくり手」の特徴
1.傘作りに関わるたくさんの人の手

多くの方にとって、傘が出来るまでを想像するのは難しいのではないでしょうか。なぜなら、どう作られているのかを知らないからです。この動画には、生地作りから傘作りまでいくつもの工程と、その作業に携わる職人の手が映ります。傘が1本出来るまでに、多くの人が関わっていることがわかる内容です。ひとつひとつの作業を、熟練された手付きで丁寧にこなしていく様子を一度に見ることが出来るのは動画ならでは。

 

2.生地と傘を作り上げるまでのメイドイン郡内


 富士の湧水を使って染め上げられる糸、織り上げられる生地、傘作りに関わる作業。この動画で映し出される「手」は、すべて山梨県郡内地域の人々の手です。織物の産地にあり、地域に根差した槙田商店だからこそ、そこで生活する人々と共に生地や傘を作り上げることが出来ます。

3.実用品でもあり、芸術作品でもある傘

 槙田商店の傘は、普段使うために作られています。実用品であることはもちろんですが、そのデザイン性は人々に美しい印象を与えます。先に染められた糸で織る先染織物の美しい色合いや光沢感が特徴。動画の結びには、今年7月~8月にかけて行われた展示会の様子が映し出されます。傘ならではの半円の形状が光を乱反射させ、美しさをより引き立てます。社内にデザイナーや職人たちがいるからこそ、人々の心を打つ美しい傘に仕上げることが可能です。

※郡内地域…山梨県の都留郡、都留市、大月市、富士吉田市一帯を指し、古くから織物の産地として有名。

槙田商店PV「つくり手」YouTube URL 

https://youtu.be/h3I1tF_tY7A
動画作成協力
企画:装いの庭  藤枝大裕さん 

https://yosowoigarden.com/
撮影:映像クリエイター 清水俊明さん 

https://www.instagram.com/toshiaki104as/
音楽:ミュージシャン  田辺玄さん 
https://studiocamelhouse.com/
※3名とも山梨県在住のクリエイターやアーティストの方々です

槙田商店公式ホームページ

オフィシャルサイト 

https://www.makita-1866.jp/

オンラインショップ 

https://shop.makita-1866.jp/

イメージ画像はこちらをご確認ください。
https://drive.google.com/drive/folders/1IGEExp-EPPsc-MlYk-ENaVsheAKMoGwZ?usp=sharing

【会社概要】
会社名:株式会社槙田商店
所在地:山梨県南都留郡西桂町小沼 1717
代表者:代表取締役 槇田則夫(マキタノリオ)
設立:1979 年
事業内容:服地、傘生地、傘の製造・卸・販売

槙田商店について
槙田商店の作る生地は、郡内織物の特徴でもある先染細番手の糸を使用した、ジャカードテクニックを活かした生地が特徴です。服地においては、雑誌「Pen」の、日本を代表するアパレルブランド「イッセイミヤケ」の特集の中でも、その物作りをバックアップするメーカーとして紹介をされました。その他にも、海外ビッグメゾンの服地や、スペインの靴ブランド「Camper」のバッグにも採用されるなど、国内外でも高い評価を得ています。

また、服地で培った多様な織技術・ノウハウや、傘製品を自社製造できるという点を強みとして活かし、他では展開できないような「織」に着目した自社オリジナルの傘製造を始め、現在は都内セレクトショップ等多くの店舗にオリジナル傘を取り扱っていただくようになりました。傘生地作りに興味を持つ新規の分野との取り組みもはじまり、革新的腕時計のベンチャーブランド「Knot」の腕時計のベルトに採用されるなど、傘生地の可能性にもトライをしています。
 

アーカイブ資料・生地

織機、職人作業の様子

その他の商品、イメージ写真

 

 

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