末廣堂のプレスリリース
1912年に創業した名古屋扇子の株式会社末廣堂は、この度、はじめてのクラウドファンディングに挑戦いたします。
厳しい状況下にある伝統工芸を盛り上げるため、日本の伝統的工芸品に認定されている「名古屋黒紋付染(くろもんつきぞめ)」の生地を使った名古屋扇子をCAMPFIREにて販売いたします。
【クラウドファンディングページはこちら】
https://camp-fire.jp/projects/view/444315
扇子の二大産地の1つは、実は名古屋
1912年の創業以来、株式会社末廣堂は名古屋扇子の製造に長年携わってまいりました。名古屋は扇子の二大産地の一つ。名古屋扇子は、宝暦年間(1751年から1764年)、扇子職人の井上勘造親子が京都から名古屋市西区に移住して始められたのが起こりと伝えられています。京都が婦人物、舞扇、飾扇ほか高級品を対象としているのに対し、名古屋扇子は祝儀扇や男物の量産品が主体とされています。
コロナ下を乗り越えるために、名古屋の伝統工芸コラボへ
名古屋黒紋付染(くろもんつきぞめ)
時代の流れとともに小さくなっている扇子の需要。職人の高齢化や廉価な輸入品の普及、そして新型コロナウイルスによって主な販路であった百貨店も集客に苦しんでおり、扇子づくりの現場は厳しい状況に立たされています。名古屋で続く伝統工芸もまた同じ悩みを抱えています。これまで受け継いできたものを、なんとか遺したい。そんな思いから、同じく名古屋で長く続く黒紋付染と協業して新たな商品を開発するに至りました。
名古屋黒紋付染×名古屋扇子
「KOKUSEN」(黒扇)
名古屋黒紋付染の伝統工芸士、武田和也氏が染めた黒の絹地で扇子を作り上げました。男物の量産品が主体の名古屋扇子らしさを大切に、扇骨はスタイリッシュなアルミ製を採用し、洗練された男性にふさわしい一本が完成しました。
商品ラインナップ
クローム×ブラック/34000円(CAMP FIRE特別価格)
黒一色にこだわり抜いた一本。絹地と金属の黒の違いをお愉しみください。
クローム×ブラック
シルバー×ブラック/34000円(CAMP FIRE特別価格)
銀色に輝く親骨が美しい一本。扇子を閉じた時もクールな佇まいに。
シルバー×ブラック
ゴールド×ブラック/34000円(CAMP FIRE特別価格)
きらびやかな金色が輝く一本。他にはない高級感を纏います。
ゴールド×ブラック
クラウドファンディング詳細
【募集期間】
2021年6月19日(土)〜2021年7月19日(月)
【目標金額】
500,000円
【目的】
末廣堂では、今後も名古屋の伝統工芸とのコラボレーションに取り組んでまいります。調達した資金は、今後の事業経営や、新商品開発の原資として有効活用させていただきます。
【支援内容】
名古屋黒紋付染×名古屋扇子「KOKUSEN」
・クローム×ブラック/34000円(CAMPFIRE特別価格)
・シルバー×ブラック/34000円(CAMPFIRE特別価格)
・ゴールド×ブラック/34000円(CAMPFIRE特別価格)
すべて扇子袋とセット桐箱入り
【クラウドファンディングページはこちら】
https://camp-fire.jp/projects/view/444315
名古屋黒紋付染(くろもんつきぞめ)について
名古屋黒紋付染(くろもんつきぞめ)
名古屋黒紋付染は、日本の伝統的工芸品に指定されており、慶長15年(1610年)、尾張藩士であった小坂井家が藩の旗などを製造したことからはじまったと言われています。黒紋付きとは、家紋のついた着物や羽織のこと。主に礼服として着用、5つ紋入りは第一礼装として着用されます。
わざもん衆について
尾張名古屋の伝統産業に従事する若手職人が、そんな伝統産業の凋落の中で、「個々の力は微力ではあるけれど、お互いに協力しあいながら、 尾張名古屋の伝統産業を盛り上げていこう」という熱い思いを持って集結したのが、「名古屋伝統工芸 技者“わざもん”衆」です。私も、武田氏もそのメンバーとして活動しています。オーダーメイド製品や販売委託、各種体験会なども承っております。ぜひご覧ください。
http://wazamonjp.net/specials/shokuninten/articles.cgi?id=1
末廣堂について
末廣堂WEBサイト:https://suehirodo-sensu.co.jp/
オンラインストア:https://www.rakuten.co.jp/suehirodo/