Oliver Peoplesのプレスリリース
太陽の光が降り注ぐ南カリフォルニアに本社を置く「オリバーピープルズ」(Oliver Peoples)と中世の雰囲気をとどめた村、ソロメオで誕生し新たに生まれ変わった老舗メゾン「ブルネロ クチネリ」(Brunello Cucinelli)は、初のコラボレーションによるアイウェアコレクションを発表します。
ソロメオの建築からの影響を注ぎ込み、イタリアのクラシック映画の魅力を参考にした5 種類のスタイルで構成されるこのコレクションは、時代を切り拓いてきた両ブランドの伝統が融合され、クラフトマンシップと人間と万物を尊厳したいという想いを体現するものとなります。ブルネロ クチネリにとっては初のアイウェアコレクションであり、ブランド史上初のコラボレーションとなります。
コレクションのデザイン過程で原動力となっているのは、シルエットの調和を追求する姿勢、カラーを徹底的に探る探求心、制作への飽くなきこだわり。ナチュラルで再定義されたカラーの魅力が、フレームとレンズの組み合わせで引き出され、イタリア生まれのブランドの美学を体現するカラーパレットが生み出されました。オリバーピープルズが培ってきた経験により、シルエットと快適で軽やかなフィット感の調和が可能となっています。精巧なディテールと上質な素材により、コレクション全体にコンテンポラリーでエレガントな仕上がりとなっています。
オリバーピープルズは 1987 年の創業と同時に、ヴィンテージからインスピレーションを得たカラーとシルエットを発表。その独自のスタイルは、目立ったデザインの多い当時でも注目を集め、アイウェア業界のトレンドを定義しました。1980 年代に一世を風靡したオーバーサイズのジオメトリックシルエットと鮮やかなカラーのアイウェアという、時代に合った独自の美学でオリバーピープルズはブランドの地位を確立したのです。そして「カシミヤと調和の都」であるイタリアの村、ソロメオでも同じことが起こっていました。1978年に創業されたブルネロ クチネリは、当時天然の色でしか利用されていなかった素材であるカシミヤを染色するという革新的なアイデアを実現し、ブランド独自のエレガンスと研ぎ澄まされた審美眼を徐々に世界中へ広めていきました。オリバーピープルズとブルネロ クチネリは共にそれぞれの業界のパイオニアであり、この共通点が2 ブランドの友好的なコラボレーションへとつながりました。
「ブルネロ クチネリのチームとは極めてシームレスにデザインの作業を進められました。どちらのブランドも目的に合った素材に複雑なディテールを施し、シンプルでありながら特別なデザインを作るプロセスに卓越しているため、同じデザイン用語や表現を使ってコミュニケーションを取ることができました。その結果、高級感を纏うシンプルさが特徴のコレクションが誕生しました」– ジャンピエロ・タリアテッリ(Giampiero Tagliaferri)、オリバーピープルズ クリエイティブディレクター
「ブルネロ クチネリとコラボレーションできることは、言葉では表せないほど光栄なことです。どちらのブランドもクラフトマンシップが特徴で、伝統を重んじ、歴史や自分たちを取り巻くあらゆるものからインスピレーションを得ているため、真に自然なコラボレーションとなりました」- ロッコ・バジリコ(Rocco Basilico)、オリバーピープルズCEO
「高い技術力を要する極めて価値ある製品を開発されている企業であり、現代的で若々しく、洗練されたオリバーピープルズとパートナーシップを始められることをとても光栄に思っています。私自身、一大企業であるルックスオティカと同社の偉大な創設者である、レオナルド・デル・ベッキオ(Leonardo Del Vecchio)氏と、価値観だけでなく、イタリアそしてイタリア人への愛も共有しています。私たちは企業活動を通じて、私たちの人生にインスピレーションを与え続けてくれている場所の保全、美化を支援しています」 – ブルネロ・クチネリ(Brunello Cucinelli)
コレクションのスタイル
すべてイタリア製の、匠の技が光るコレクションにふさわしい5 つのスタイルで構成されています。ブルネロ クチネリが愛してやまない「モニーレ(Monile)」パターンを表現したコアワイヤーから、中世の城のアーチ道から見えるソロメオのスカイラインを閉じ込め模したブレスロゴ、アップデートされたアイコニックなクレストまで、イタリア生まれのブランドの歴史と伝統が、オリバーピープルズによる繊細なディテールでを表現されています。両ブランドの魅力が調和したこのコレクションは、細部までこだわり抜かれたディテールによって引き立てられています。
パイロットスタイル「ディソリアノ(Disoriano)」のカラーには、ブルネロ クチネリのアパレルラインと調和するニュートラルなカラーが採用されています。このメタルのフレームには本物のホーン(角)で作られた象眼が採用されており、テンプルチップにはさりげなく両ブランドのロゴが刻まれています。また、左右のレンズそれぞれにカスタム仕様の特別なブレスロゴが添えられています。
「アルテミオ(Artemio)」スタイルは、専用のクリップオンで 2 つのスタイルを楽しめるオプティカル/サングラス兼用モデルとなります。ヴィンテージからインスピレーションを得たパントスシルエットのフレームにはオリバーピープルズの定番のディテールがプラスされています。コレクションオリジナルの本物のホーン(角)を使用したテンプルが採用されており、両ブランドのロゴが刻まれています。ブルーライトカットレンズを採用しています。
存在感のある角度が際立つかけ心地の良いモデル「フィル(Filu)」には、太めのテンプルとテンプルチップが採用されています。ヴィンテージの影響が反映されたこのアセテートのフレームは、カラーの魅力を最大限に引き出します。トランスペアレントバージョンは、内部に施された美しいカスタム仕様の「モニーレ(Monile)」のフィリグリー(金銀線細工)が透けて見えるフレームとなります。定番のアセテートに加え、トープスモークのアセテートがこのスタイルで初めて登場します。 ブルネロ クチネリのシグネチャーカラーを取り入れたカラーパレットで展開されます。
クラシックな「ニーノ(Nino)」は往年のハリウッドやドルチェヴィータ(甘い生活)の美学をコレクション
に吹き込みます。このアセテートのフレームには、カスタム仕様のプラーク、フィリグリー(金銀線細工)、ロゴが採用されています。2 色の魅力的な新色オリーブスモークとダークアンバースモークも初めて登場し、レンズは個性的なフレームと調和するカラーで展開されます。さらに、一本一本が唯一無二のスタイルとなる、サステイナブルな方法で調達したホーン(角)を使用したモデルも展開され、高級素材の美的価値を重んじるブルネロ クチネリの審美眼を補完します。
コレクションを完成させるのは、限定カラーの「オリバー サン(Oliver Sun)」です。ブルネロ・クチネリ氏が自身で選んだ新しいオリーブスモークのカラーで展開される特別なフレームとなります。コレクションのアイテムはすべてブルネロ クチネリ独自のフランネルを含む特別な素材による専用パッケージに収められ、すべてのディテールが、両ブランド協力しお互いの価値観を表現したコラボレーションの魅力を一層引き立てています。
オリバーピープルズとブルネロ クチネリのコレクションは、両ブランドの直営店で 2021 年 10 月中旬より販売が開始されます。希望小売価格はオプティカルモデルが¥47,300~¥58,300、サングラスモデルが¥47,200 ~ ¥47,400 となります。ホーン(角)を使用したモデル「Nino Horn」は¥184,400 となります。
『Vogue』から『Harper’s Bazaar』まで、国際的なファッション誌の表紙を飾った経験のあるトップモデル、アレニス・ソサとマディソン・ヘッドリック、そして不変的な魅力の男性モデル、オリー・エドワーズと、注目の新人俳優ライアン・ポーターをキャンペーンモデルに起用。イタリアからインスピレーションを得たマリブのヴ ィラとブドウ園でカメラマン、デニス・リューポルドによって撮影されました。
OLIVER PEOPLESについて
1987 年に創業したオリバーピープルズは、カリフォルニア州ウェスト・ハリウッドの中心地に 1 号店をオープンしました。その後、1980 年代後半にブランド創業者が所有していたアメリカ製ヴィンテージアイウェアのエステートコレクションからインス ピレーションを得たオリジナルデザインのフレームを発表、展開しています。ヴィンテージの優美なデザイン、ファッション 、映画、アート、音楽、そして南カリフォルニアのライフスタイルなど、ロサンゼルスならではのカルチャーは今なおブランドの DNA に欠かせない要素であり、世界中のブランドのファンを魅了するデザインのインスピレーションとなっています。オ リバーピープルズのアイウェアは、独自のディテールと優れたレンズ技術を実現するため、最高品質の素材を使い職人がハン ドメイドで手がけています。世界中の厳選された店舗でのみ展開されるオリバーピープルズは、独自の文化を持ち、時代を先駆けてトレンドを生み出す人々に愛されています。現在世界 60 ヵ国以上で製品を販売しており、41 店舗のブティックを展開しています。詳細はウェブサイトでご確認ください。www.oliverpeoples.com(英語)
BRUNELLO CUCINELLIについて
ブルネロ クチネリの物語は 1978 年に始まり、常に人間の尊厳と万物を尊重したいという想いに導かれてきました。自社を「好意的な保護者」と見なす倫理原則は、自然の美しさへの保護を損なわない健全でバランスのとれた成長に基づいています。その冒険はカシミヤニットウェアを色染めするという直感から始まりました。ブルネロ・クチネリは、常に高品質で耐久性のある作品を作り、将来の世代に伝えられるようにすることを大切にしてきました。イタリアの小村、ソロメオには、同社の本社があり、常にその鼓動となってきました:その自然と芸術の遺産は、文化と土地の豊かな伝統と共に、ブランドの美の追求をもたらし、すべては優雅さへ続いています。同社は、最高品質の素材、創造性、そして粋を融合しながら、現代的なデザインと共に、偉大なイタリアの職人技の歴史とその遺産に根ざしています。ブランドは、レディス、メンズ、キッズのレディ・トゥ・ウェア(既製服)そしてライフスタイルコレクションにそのエッセンスは反映され、現代的なエレガンスを洗練されたコンセプトとして具現化しながら、時間をかけてその特有のトータルルックを作り出してきました。その製品は有数のセレクトショップやデパートの中で大きな存在感を示すとともに、世界主要都市やエクスクルーシブなリゾート地の直営店を中心に世界的な展開が行われています。