紳士靴「三陽山長」 ブランド創業20年の集大成「プレステージライン」第二弾、「謹製 匠一郎」「謹製 勘三郎」「謹製 定九郎」の3型を9月23日(木)一斉発売

株式会社三陽商会のプレスリリース

三陽商会が展開する紳士靴ブランド「三陽山長」は、ブランド創業20年の集大成として2021年春に発売しヒット作となった「プレステージライン」の第二弾として、「謹製 匠一郎」 「謹製 勘三郎」 「謹製 定九郎」の3型を、「三陽山長」5店舗及び当社直営オンラインストア「サンヨー・アイストア」にて9月23日(木)、通称”靴磨きの日”より一斉発売いたします。
「プレステージライン」は、20年の技術を結集したトップグレードシリーズとして“ビスポークシューズ(オーダー靴)に限りなく近い一足に仕立てる” をコンセプトに、革から仕上げまで全て上質なクオリティで製作している商品で、第二弾ではよりエレガントな印象になるようスムースレザーを使用し、今秋も最高峰の新たなスタイルを求めるお客さまへご提案いたします。
■「プレステージライン」特設サイト URL http://www.sanyoyamacho.com/making/

三陽山長 「プレステージライン」 第二弾三陽山長 「プレステージライン」 第二弾

  • 商品開発の背景

ビジネススタイルの多様化が進むと同時に、コロナ禍でリモートワークが推進されビジネスアイテムの需要が落ち込む中においても、”長く使える上質な定番品” “自分に合ったこだわりの逸品” など、本当に欲しいものを厳選して購入する消費動向は根強く見受けられます。
~「三陽山長」では今春トップグレードシリーズが人気に~
紳士靴ブランド「三陽山長」では、今春、ブランド創業20年を迎えたことを機に、20年の技術を結集したトップグレードシリーズとして「プレステージライン」3型を発売し、上質を求めるビジネスパーソンから反響をいただきました。
こうしたことを背景に、今秋も最高峰の新たなスタイルをお客さまへ提案するために、『匠一郎』、『勘三郎』、『定九郎』の3モデルをアップデートし、「プレステージライン」第二弾として発売することとしました。
 

  • 三陽山長のものづくりについて

靴を熟知した職人が製作靴を熟知した職人が製作

~ 日本の革靴作りの聖地「浅草」 ~
「 三陽山長」の神髄であるグッドイヤーウェルト製法(※1)の革靴は、日本の革靴作りの聖地として知られる浅草にある1949年創業の老舗靴工場で製作しています。
一般的な靴工場では工程ごとに細かな分業制が敷かれ、それぞれの職人が決まった工程を担当するところ、「三陽山長」の靴を製作する工場では、底付け職人がコバ塗りなどの仕上げも行うなど、日によって異なる工程を担当し、職人ひとりひとりが受け持つことができる幅が広いため、職人が靴を熟知していることが特徴です。各工程において手仕事を施し、長い歴史の中で伝承され更新し続けてきた “いい靴” づくりを大切にしています。こうした工場で生産することにより「三陽山長」の品質が保たれています。
※1)グッドイヤーウェルト製法:靴の中底にアッパーを吊り込み、ウェルトと呼ばれる棒状の革を巻きつけながら縫い付け、最後にウェルトとアウトソールを縫い付ける製法。
 

  • 三陽山長 「プレステージライン」について 

プレステージラインの刻印(左)と刻印の文字(右)プレステージラインの刻印(左)と刻印の文字(右)

【コンセプト】
“ビスポークシューズ(オーダー靴)に限りなく近い一足に仕立てる” をコンセプトに、革から仕上げまで全て上質なクオリティで製作。インソック(半敷き)部分にも、誂靴(あつらえぐつ)(=ビスポークシューズ)のイメージを表現する文言として『日本謹製 特別誂靴』の刻印を施し、通常のラインとの差別化を図っています。

【仕 様】 ・・・・・ ”本格”の上を行く、ビスポーク・クオリティ 
コバ部分: 日本伝統の仕立てと言われ三角形に削り出した“矢筈(やはず)仕上げ “を採用。通常の平コバ(※2)よりエッジが効き、端正な印象に見えるのが特徴です。 ※2)コバ:アッパーとソールの間の張り出し部分
踵部分: 通常ではシーム(継ぎ目)が入るところ、極上素材をより際立たせるためにシームレスヒール(一枚仕立ての仕様)を採用。さらにヒールは底に向かってわずかに幅が狭くなるピッチドヒールに仕上げ、よりエレガンスさを強調しました。
縫製: 従来以上にステッチのピッチが精密になるステッチワークを行い、繊細で引き締まった印象に仕上げています。

矢筈仕上げ矢筈仕上げ

シームレスヒールシームレスヒール

精密な縫製精密な縫製

【素 材】 ・・・・・ 歴史あるタンナーが製造した最高峰の素材を使用

第一弾:水シボ革(左)、第二弾:スムースレザー(右)第一弾:水シボ革(左)、第二弾:スムースレザー(右)

アッパーは肌理(きめ)が細かく自然な光沢とハリがありながらもしなやかなボックスカーフ(※3)、ライニング(アッパーの裏側)はしっとりと吸い付くような足触りが特徴の、素材の美しさと実用性を兼ね揃えた1842年創業のフランス老舗タンナー「HAAS社」製を第一弾に続き使用しています。
第一弾の3型には繊細な水シボ革を採用しましたが、今回発売する第二弾ではよりエレガントな印象になるようにスムースレザーを使用しています。
ソールも前回に引き続き、堅牢性が高く、かつコバの仕上げも美しく表現できる、1645年創業のドイツ老舗タンナー「MARTIN社」製オークバーグベンズ(※4)を使用しています。
 ※3)ボックスカーフ:生後半年以内の仔牛の原皮にクロム鞣しを施した革 
 ※4)オークバーグベンズ:オークバーク(樫の木)のタンニンで鞣された革

【名 前】 ・・・・・ “日本製 ” を印象付けるモデル名と、“謹製”にこめた想い
「三陽山長」のドレスシューズは、創業時から全て漢字でモデル名を付けています。日本の靴職人たちが一足一足つくる国産の紳士靴ブランドであることを表現するために、単なる番号ではなく「三陽山長」を代表するモデル「友二郎」からはじまり、「勘三郎」「源四郎」「長伍郎」と数字が連なり、人物を連想する様な品名にしています。
プレステージラインには、全てのモデルに「謹製」と冠し、ブランド創業20年を機に“真心こめて国内最高峰の革靴を作り上げる”という「三陽山長」の意志を表しています。
 

  • 「プレステージライン」第二弾 3型の商品概要 

すべてのモデルはリブテープ(※5)を用いないことで屈曲性を高めた「三陽山長」独自の『フレキシブルグッドイヤーウェルト製法』を採用しています。
※5)リブテープ:グッドイヤーウェルト製法のすくい縫い用に中底に取り付けられる硬い布テープ。

 

商品名:謹製 匠一郎(キンセイ ショウイチロウ)
デザイン:レベルソストレートチップ
展開サイズ:6.5(24.5cm)~ 9.0(27cm)
色展開:ブラック
税込価格:¥165,000
当社型番:Q74-07-600-09
商品URL:https://sanyo-i.jp/s/sanyoyamacho/p/Q740760009?fid=list

アッパーのステッチを一切表に出さない『レベルソ仕立て』が特徴の「匠一郎」を、プレステージラインのクオリティで製作した「謹製 匠一郎」。
“レベルソ(反転)”というデザイン名は、ステッチを隠すために革の端を折り返して仕上げる技法に由来。ミニマルでありながら立体感のあるアッパーが魅力のデザインです。
 

「HAAS社」の最高級ボックスカーフを採用し、リブテープを省くことで屈曲性を高めた『フレキシブルグッドイヤーウェルト製法』で仕立てるなど、最高峰のアップグレードを行なっています。
アウトソールの側面を三角に削り上げた矢筈コバや、土踏まず部分を立体的に絞り込んだセミべヴェルドウエストなど、細部までこだわり抜いています。

 

商品名:謹製 勘三郎(キンセイ カンザブロウ)
デザイン:スキンステッチUチップ
展開サイズ:6.5(24.5cm)~ 9.0(27cm)
色展開:ブラック
税込価格:¥165,000
当社型番:Q74-03-600-09
商品URL:https://sanyo-i.jp/s/sanyoyamacho/p/Q740360009?fid=list
U字型の革片を甲部に用いて切り替えたトゥデザインが特徴の「勘三郎」を、プレステージラインのクオリティで製作した「謹製 勘三郎」。
トゥに縦に入ったスキンステッチは、2枚の革をつなぎ合わせる際、厚さ1.数ミリの革の表面に針を貫通させずに縫い上げる技法です。同じ深さで針を刺していくことで、革の表面にステッチが美しく浮き上がり、限られた職人しかできない難度の高い作業と

言われており、手縫いで行うため機械縫いでは見られないクラフトマンシップを象徴するデザインです。
「三陽山長」の看板木型「R2010」(※6)を用いつつカジュアルなUチップに仕立てているため、合わせる服を選ばないのも特徴です。
※6)『R2010』:踵のホールドを高める小ぶりなヒールカップ、アーチをサポートする絞り込んだ土踏まず、低く抑えた二の甲など、「三陽山長」が培ってきたノウハウから2010年に誕生した人気の木型。

 

 

商品名:謹製 定九郎(キンセイ サダクロウ)
デザイン:ジョッパーブーツ
展開サイズ:6.5(24.5cm)~ 9.0(27cm)
色展開:ブラック
税込価格:¥176,000
当社型番:Q74-19-600-09
商品URL:https://sanyo-i.jp/s/sanyoyamacho/p/Q741960009?fid=list
乗馬靴に由来するジョッパーブーツをプレステージラインの新作として製作した「謹製 定九郎」。
「三陽山長」のアーカイブをベースに約10数年振りに復刻した、通常ラインにはないデザインです。短靴以上に素材のクオリティと職人の技術が表れるといわれるブーツ。極上の「HAAS社」のレザーを入念に吊り込み(※6)、その後しっかり時間をかけて木型に馴染ませることで、最高峰のジョッパーブーツに仕上げています。

一般的なジョッパーブーツはストラップを巻きつけるデザインですが、「謹製 定九郎」はストラップをやや短めに設計し現代的にアレンジしています。
ブーツとしては珍しく、踵を一枚革で仕立てたドレッシーな仕立てであるシームレスヒールを採用。ヒールの積み上げを底に向かってわずかに幅が狭くなるピッチドヒールと相まって、エレガントな印象のブーツに仕上げています。
※6)吊り込み:製靴工程の一つの作業。 先芯、月型芯を挿入した甲部を、中底を仮り止めした靴型にかぶせた後、甲部周辺を引張り靴型に密着させ釘又は接着剤で中底に固定させる作業。各種の吊り込み機がある。

 

  • 三陽山長「プレステージライン」第二弾 展開店舗         

直営店
・日本橋髙島屋S.C.店(東京都中央区)
・東京ミッドタウン日比谷店(東京都千代田区)
・玉川髙島屋S・C店(東京都世田谷区)
・ミッドランドスクエア店(愛知県名古屋市中村区)
百貨店
・伊勢丹新宿店(東京都新宿区)
ECサイト
・当社直営オンラインストア 「サンヨー・アイストア」 https://sanyo-i.jp/s/b/sanyoyamacho
 

  • 三陽山長(さんようやまちょう)について 

「品質本位」を信条に世界最良の素材を駆使し、熟練の職人による質の高い製品を提案する日本発高級紳士靴ブランド。
対象:メンズ
主な価格帯:靴(既製品)¥19,800~¥176,000、靴(パターンオーダー)¥97,900~、 ベルト¥16,500~¥33,000、シューケア¥440~¥49,500
販路:直営店、百貨店、ファッションビル、EC
発売:2001年

■「三陽山長」 公式WEBサイト
http://www.sanyoyamacho.com/

■「プレステージライン」特設サイト
http://www.sanyoyamacho.com/making/

■「三陽山長」 公式SNSアカウント
Instagram:https://www.instagram.com/sanyoyamacho/
Twitter:https://twitter.com/SANYOYAMACHO_PR
Facebook:https://www.facebook.com/sanyoyamacho
YouTube:https://www.youtube.com/user/sanyoyamacho/featured

以上

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