株式会社ケリングジャパンのプレスリリース

ケリングとバレンシアガは、このたびマーティン・ローズをクリエイティブ・ディレクターに任命することを発表いたします。本任命は、バレンシアガのクリエイティブにとって新たな章の始まりとなるものです。パリを拠点とするマーティン・ローズは、2026年11月16日付で就任いたします。バレンシアガが培ってきた創造性とアイデンティティへの深い理解、現代カルチャーに対する独自の視点を兼ね備える彼女は、メゾンのさらなる進化を担います。
マーティン・ローズは次のようにコメントしています。
「卓越した歴史と大胆な創造精神を持つバレンシアガのクリエイティブ・ディレクターに任命されたことを、大変光栄に思います。バレンシアガは、私に先立つ数々のクリエイティビティの持ち主たちによって、その歴史を築いてきました。そのレガシーを尊重しながら、この豊かで美しい物語の次なる章を創り上げていけることを楽しみにしています」
ケリングCEOのルカ・デメオは次のように述べています。
「バレンシアガは常に、既成概念に挑み、ファッションの可能性を押し広げてきたラディカルな創造性を体現するメゾンです。マーティン・ローズは、その精神を受け継ぎながらも、新鮮で大胆かつ極めて現代的なビジョンを持っています。次世代との強い共鳴力とカルチャーへの鋭い感性によって、彼女はメゾンに新たな次元をもたらしてくれるでしょう。今回の任命は、バレンシアガがイノベーション、クリエイティビティ、そしてカルチャーの最前線を走り続けるという私たちの強い意志を示すものです」
バレンシアガ プレジデント兼CEOのジャンフランコ・ジャナンジェリは次のように述べています。
「マーティン・ローズは、大胆かつ独創的なビジョンを持つ卓越したクリエイティビティの持ち主です。既成概念に挑み、シルエットを再解釈し、ファッションに新たな視点をもたらすその才能は、バレンシアガを象徴する革新の精神と深く共鳴しています。彼女をクリエイティブ・ディレクターとして迎えられることを大変うれしく思うとともに、メゾンの新たな章の幕開けを心待ちにしています」
マーティン・ローズについて
マーティン・ローズは、現代ファッションの方向性に大きな影響を与えてきたファッションデザイナーです。2007年に自身の名を冠したブランドを設立して以来、サブカルチャー、音楽、アイデンティティ、そして装いにまつわる社会的規範に根差した独自のクリエイティブ・ランゲージを築いてきました。ファッションそして男性性をめぐる既成概念に挑み続けることで知られ、アンダーグラウンドカルチャーと国際的なファッションシーンの双方にまたがる独自の立ち位置を確立しています。
ローズのクリエイティブ・ビジョンは、ロンドンの芸術文化と、そこで交差するコミュニティや世代、サブカルチャーによって育まれてきました。彼女のデザインアプローチは、プロポーション、シルエット、素材に対する直感的な理解とともに、ジェンダー、キャラクター、アイデンティティへの探求に支えられています。親しみのある典型的なスタイルや日常着を再解釈することで、文化的な共鳴を呼びながらも、先進性を備えた作品を生み出しています。
また、彼女のランウェイショーは、その哲学を体現する場にもなっています。会場の選定やキャスティングの手法、さらには包括的な美の捉え方に至るまで、そのクリエイティブ・ビジョンが一貫して反映されています。自身のコレクションにとどまらず、ローズは業界で最も影響力のあるクリエイティブ・コラボレーターおよびコンサルタントのひとりとしても知られ、世界を代表する数々のアーティストやブランドと協業してきました。
ケリングについて
ケリングは、ファミリーが率いるグローバル・ラグジュアリー・グループです。クチュール&レディ・トゥ・ウエア、レザーグッズ、ジュエリー、アイウエア、ビューティの分野において、情熱と専門性をもつ人々が集い、創造的なラグジュアリーブランドを育む拠り所となっています。傘下には、グッチ、サンローラン、ボッテガ・ヴェネタ、バレンシアガ、マックイーン、ブリオーニ、ブシュロン、ポメラート、ドド、キーリン、ジノリ1735に加え、ケリング アイウエアがあります。ケリングは、その戦略の中核にクリエイティビティ(創造性)を掲げることにより、各ブランドが自らのクリエイティブな表現において新たな地平を切り拓き、未来のラグジュアリーをサステナブルかつ責任ある形で創造することを可能にしています。私たちはこの信念をシグネチャーに込めています:“Creativity is our Legacy”(受け継がれていく創造性)。2025年にはグループ全体で約147億ユーロの売上高を達成し、グループ社員の数は年度末時点で約44,000人に上ります。
バレンシアガについて
バレンシアガは、Cristóbal Balenciagaにより1917年にサン・セバスチャンにて創業され、1937年にパリに拠点を構え、フォルムと技術における数々の革新によってクチュール界に革命をもたらしました。現在も、ウィメンズおよびメンズのプレタポルテ、クチュール、アクセサリー、フレグランス、アートオブジェに至るまで、既成概念の枠を押し広げるコレクションを通じて、メゾンの前衛的なビジョンを体現し続けています。そのヘリテージを尊重しながら、バレンシアガは、拡大し続けるデジタル領域との革新的な関わり、素材開発、そして社会的責任への取り組みを通じて、ラグジュアリーの概念を再定義し続け、これからの世代に向けても、現代デザインの最前線に立ち続けています。

