2026年8月14日(金)より調光レンズを搭載したサングラスの試験着用に新潟市消防局職員約630名が参加
株式会社インターメスティックのプレスリリース

新潟県新潟市消防局は、株式会社インターメスティックが運営するメガネブランド「Zoff(ゾフ)」との連携により、2026年8月14日(金)から約1か月半、業務中の調光サングラスの有効性を検証するため試験着用を開始します。本取り組みでは、消防現場におけるサングラスの有効性を検証するとともに、強い日差しや紫外線から目を守るための理解促進を図り、消防職員をはじめとする屋外で働く人々の目の健康と安全な業務環境づくりを目指します。
■実施概要
検証期間:2026年8月14日(金)〜9月30日(水)
参加者:日勤務(企画係・危険物係・火災調査係)約25名、隔日勤務者(消防隊・救助隊・救急隊)約600名
使用サングラス:調光レンズを搭載した、金属を一切使用しないオールラバー素材のメガネ「Galileo」シリーズ
■強い日差し・紫外線対策の重要性と社会背景
近年、地球環境の変化により人々が浴びる紫外線量は年々増加しており、目への影響も深刻化しています。さらに、屋外では紫外線だけでなく、強い日差しや照り返しによるまぶしさも視界の妨げとなり、長時間屋外で活動する人々にとって、目の負担や安全面での課題につながる可能性があります。また、屋外で過ごす時間が長く、紫外線や強い日差しにさらされやすい労働者においては、目を守るための「サングラス着用の習慣化」が十分に定着していない現状があります。目へのダメージは一度受けると元に戻らない不可逆的なものだからこそ、先回りした対策が必要です。
現在、自治体や警察署、交通機関などの現場では、強い日差しや紫外線から目を守るため、サングラスの着用を認める動きが少しずつ広がっている一方で、働く場面でのサングラス着用に対する理解や習慣は、まだ十分に浸透していません。こうした社会背景を受け、Zoffはさまざまな企業や団体と共に、働く人々の目の健康を守るための取り組みを後押しします。
今回その一環として、職員の目の健康に課題を感じていた新潟市消防局とZoffとの連携により、調光レンズを搭載したオールラバー製のアイウェア「Galileo」を使用し、試験着用を開始します。




■約630名の消防職員と共に、様々な業務で有効性を検証
本取り組みでは、新潟市消防局の職員約630名を対象に、調光レンズを搭載したサングラスを使用し、1か月半にわたり実際の業務環境で試験着用を行います。対象は、消防隊・救助隊・救急隊をはじめ、危険物施設の検査や火災調査などに従事する職員で、日常の業務や訓練、現場活動において活用予定です。
消防職員は、消火・救助・救急活動に加え、車両運転、はしご車やドローンの操縦、船舶の操船、屋外訓練、安全管理業務など、長時間にわたり強い日差しや照り返しにさらされる環境で活動しています。新潟市消防局では、令和元年から職員のサングラス着用を認めていますが、一方で実際の業務環境における活用状況や効果については十分な検証の機会がなかったことから、今回職員の健康や安全な業務環境づくりの観点から有効性の検証を実施することとなりました。
今回の実証では、事前・事後のアンケートを通じて、日差しや紫外線に関する課題認識の変化や、まぶしさ軽減効果、業務時の視認性、安全性、快適性などについて調査を実施します。現場で働く職員の声をもとに、サングラス着用の有効性や着用推進に向けた課題を検証するとともに、目の健康啓発と業務環境の向上につなげることを目指します。
なお、今回の検証では、紫外線量に応じてレンズの濃度が変化する調光レンズを採用しました。屋外ではまぶしさを軽減し、屋内や夜間にはレンズがクリアに戻るため、勤務中にかけ外しをする手間がなく、さまざまな業務環境でシームレスに使用できることが特長です。フレームには、金属を一切使用しないオールラバー製のアイウェア「Galileo」シリーズを採用。柔軟性と耐久性に優れており、訓練や現場活動で落下や衝撃が発生した場合でも破損しにくい設計です。消防職員が求められる機動性や安全性に配慮し、過酷な環境下でも安心して着用できるモデルとして選定しています。




新潟市消防局 警防課 岡田 裕弥氏 コメント
強い日差しや反射光による視界の阻害は、緊急走行時の判断や現場での状況把握において、隊員の疲労や思わぬリスクに直結する切実な課題でした。
今回の試験導入を通じ、過酷な現場で『隊員の目と集中力をいかに守れるか』をしっかり検証・評価していきたいと考えています。実際の現場活動での有効性が実証され、サングラス着用が、現場の安全を守る当たり前の標準装備として根付くことを期待しています。
消防隊員の安全と健康を守り、パフォーマンスを最大限に発揮できる環境を整えることが、地域の皆様への迅速かつ質の高い消防サービスに繋がると信じ、この検証に全力で取り組む所存です。

オールラバー素材のメガネ「Galileo」
「Galileo」は、レンズ以外の全てのパーツをラバーのみで成型。金属を一切使わず、柔らかく、安全性に優れた構造により、軽やかで心地よいかけ心地を実現しました。デザイン面でも、しなやかさを活かした独創的なフォルムと、ミニマルで洗練されたシルエットが特徴。テンプルに施された斜線の抜き穴は、衝撃を和らげる緩衝材として機能し、高い快適性と実用性を両立しています。この特殊構造と硬度の異なるラバーを組み合わせて成型する仕様は特許取得済みです。

■“目を守る文化”を、屋外で働く人たちへ
Zoffは、サングラスに対するネガティブな印象を払拭し、紫外線から目を守ることの重要性を社会に広げていくことを大切にしています。「めのため、未来のため。」という想いのもと、メガネブランドとして培ってきた知見を活かし、強い日差しの中で働く消防職員をはじめとする屋外労働者の目の健康を守る取り組みを推進してまいります。今後も自治体や企業、団体と連携しながら、日常の業務環境においてサングラスを自然に着用できる文化づくりに取り組んでいきます。

