介護衣料専門の知見を活かし、身体機能の変化に寄り添うユニバーサルファッションを提案
株式会社ケアファッションのプレスリリース
シニア向け衣料品・介護衣料品の企画販売を行う株式会社ケアファッション(本社:大阪府大阪市中央区、代表取締役社長:大西 寛)は、2026年2月17日(火)~20日(金)の4日間、全国の75歳以上の男女500名を対象に、「日常の着替え(更衣動作)に関するアンケート」を実施しました。
【調査背景と目的】
人生100年時代を迎え、高齢者比率は年々上昇し、社会の高齢化が進む一方で、衣料業界では、大きな課題が残されています。それは、加齢にともなう身体機能の低下により、「着替え」そのものが困難になる高齢者のニーズに対し、適切な衣料品の選択肢は限られ、またその存在すら広く知られていないという現状です。
当社はユニバーサルファッションおよび介護衣料の専門企業として、こうした日常の「着替えの困りごと」を解消すべく、日々商品開発に取り組んでいます。
本リリースでは、「着替え(更衣動作)に関するアンケート調査」を通じて明らかになった高齢者のリアルな悩みと、それらを解決するための当社の商品群や、当社が製品へ反映させた独自の開発ポイントについて紹介します。
【調査概要】
• 調査対象:全国の75歳以上男女500名
• 調査方法:オンライン調査
• 実施期間:2026年2月17日~20日
• 調査項目:
①60歳以前と比較して負担を感じる更衣動作
②上下の衣類の着替えにかかる平均時間
③着替え時のストレス(痛み・疲労・イライラ) ※【考察①】の表グラフ内に記載
④着替えの不便を解消するために必要と思う機能
【調査結果の主なポイント】
• 60歳以前と比較し、感じる着替えの負担は、「靴下の着脱」が最多46.8%で約半数が実感、次いで「ボタンの留め外し」36.6%と回答
• 現在、着替えに対するストレス実感は、「全くない・あまりない」が約77.6 %を占め、約20.4%が「ややある」と回答
• 一方で、着替えの不便を解消するために必要な機能として、ストレスが「全くない」人の中でも、約36%が伸縮性や摩擦レスを必要と感じている
•必要な機能のトップ3は、「ひっかかりにくい生地」が44.8%、次いで「生地の伸び縮み」43.6%、「ボタンの工夫」38.2%と回答
【調査①】
着替え(更衣動作)のうち、60歳以前と比べて、負担や難しさを感じるのものは?
【調査②】
パジャマなど、上下の衣類の着替えにかかる平均時間は?
【調査③】
着替えの不便を解消するために必要だと思う機能は?
【考察①】
全体として、「生地」に対するニーズが高く、44%前後の人が生地の摩擦レスや伸縮性に必要性を感じており、さらに、着替えのストレスが「全くない」人でも、約33~39%が必要性を感じている
【考察②】
ストレスを中程度以上(「ややある・かなりある」)に感じる層では、60歳以前と比較し負担や難しさを感じるようになった更衣動作として、ボタン留め外し(55.9~90.0%)、被り服の着脱(32.4~50.0%)、靴下の着脱(63.7~70.0%)が顕著に高い。
【「着替えの潜在的ニーズ」に応える、次世代の当社商品展開について】
―滑りやすさと伸縮性を追求し、「着脱ストレス」を解消―
当社調査によると、75歳以上の約7割強が着替えそのものに大きな困難は感じていませんが、一方で、「着脱時の摩擦の少なさ(44.8%)」や「素材の伸縮性(43.6%)」を求める声が約半数にのぼり、スムーズな動作を支える機能への強い潜在的ニーズが明らかになりました。
これらのニーズに応えるため、当社は以下の商品を展開しています。
・滑りやすいウエストゴムと前部2か所のすべり止め設計で自力着脱をスムーズにサポートする「おしりスルッと®パンツ」
・伸縮率160%以上の生地で、着替えやすさとしなやかな着心地を両立した「NOBI AID®」
さらに、ボタン留め外しや被り服の着脱に課題を感じる方向けには、最大7種類の留め具を採用した多彩な商品を展開しています。また、靴下の着脱に対するニーズには、履きやすいを追求した靴下をラインナップし、自力の着替えを軽やかにサポートします。
■引きあげやすく、ずり落ちにくい「おしりスルッと®パンツ」
(実用新案登録 第3210456号)
「医療法人社団 甲友会 西宮協立リハビリテーション病院」と、履く方のお悩みを解決するために共同開発しました。ウエストゴム部分は表裏ともにすべりの良い生地を採用し、さらに、大きめに設定しているため軽い力でスムーズに引き上げることができます。握力が弱い方や立ち上がり動作に不安がある方でも着用しやすい設計です。さらに一部商品では、裏地にもすべりやすい素材を採用し、より一層の履きやすさを実現しています。
https://www.carefashion-online.com/shop/pages/oshiri_surutto.aspx
■脅威の伸縮率約160%以上でストレスを軽減する「NOBI AID®(ノビエイド)」
リハビリ病院や介護施設での試作・試着から、生地の突っ張りが着脱の大きな障壁であると判明し、伸縮率160%以上を実現する素材を採用し開発しました。首・袖口の開口部を広げると同時に、その伸縮性が身体への過度な圧力とならないよう配慮し、着用後の見た目も大切にした設計。しなやかな着心地で、日常の着脱動作を驚くほど楽に変える商品です。
※「NOBI AID®」のパジャマ商品 (実用新案登録 第3250379号)
https://www.carefashion-online.com/shop/pages/cfa_nobiaid.aspx
■「着やすさ」と「おしゃれ」を両立した多彩なラインナップの留め具
被りタイプの衣服でも着脱の負担を軽減。大きめのボタンや斜めホール、スナップボタン、マグネットボタン、ワンタッチテープなど、軽い力でも確実に留め外しできる最大7種類の多彩な留め具を採用しています。介護を必要とするシーンでも、ファッションを楽しむ心を諦めず、短時間でストレスなく着替えられる衣料品を提案します。
https://www.carefashion-online.com/shop/pages/open_tops.aspx
■靴下の着脱の一助に。履きやすいらくらくソックス
靴下の着脱においては、しゃがむ・前かがみ・足をあげるといった身体機能が大きく影響するため、衣料品だけで解決することは難しいのが現状です。そこで当社では、着脱の負担を少しでも軽減することを目指し、弱い力でも履き口を伸ばせる足首ゴムなしタイプや片手で履きやすい取っ手つきタイプなどの機能を備えた商品を展開しています。
■当社の商品開発における想い
当社は2015年の設立以来、「ファッションを通じて高齢者の皆さまに心華やぐ日常と健康的な生活をお届けしたい」という強い想いのもと、衣料品の企画・製造・開発に取り組んでまいりました。当社の事業は大きく二つの柱から成り立っています。
1.ユニバーサルファッション
加齢に伴う体形変化や身体機能の低下をサポートしつつ、デザイン性にもこだわることで、健常の方から介護を必要とされる方まで幅広く着用いただける商品を提供します。
2.介護用衣料品
介護する方と介護される方をサポートする機能性を追求し、見た目の美しさも両立させた商品を提供します。
代表的な商品には、一人での着替えをサポートする「おしりスルッと®パンツ」、腰や背中の曲がりをカバーする「後ろ身頃長めトップス」「後ろ股上深めパンツ」、血行促進を促す「着るサプ®」、車いす利用者の着座を快適にする「座・ビューティフォーパンツ」などがあります。
今後も、お一人おひとりの身体状況や症状に寄り添い、医療・介護現場での着用評価やアンケート調査も重ねながら、時代とともに変化する多様なニーズに応える商品開発・改良を継続してまいります。
■株式会社ケアファッションについて
大阪船場に本社を構える創業95年の大西グループの中核事業である衣料卸売事業から介護事業部を経て、シニア向けに特化した衣料品の企画販売を行う事業会社として2015年に独立。グループ会社である総合衣料卸売「大西衣料」の生産背景を活用した品揃え等の競争力を強みに、約900点を掲載する国内最大級の介護カタログ「愛情介護/Care Fashion Active」を発行しています。ヒット商品「おしりスルッとパンツ」は、発売から8年間で累計39万本の販売実績を誇ります。また、コロナ禍以前に年間200回実施していた介護施設出張販売「衣動バザール」を含めこれまでに築いたネットワークを活かし、現在もリハビリテーション病院や介護施設にご協力いただきながら、実生活に即したニーズやお困りごとに応える機能性・快適性・デザイン性を両立した商品開発に努めています。
通販サイト: https://www.carefashion-online.com/
LINE: https://page.line.me/788vpyuh
YouTube: www.youtube.com/@株式会社ケアファッション
■会社概要
社名 株式会社ケアファッション
所在地 〒541-0056 大阪市中央区久太郎町3-4-12
代表者 代表取締役社長 大西 寛
設立 2015年
事業内容 シニア向け衣料品・介護衣料品の企画販売