セイコーウオッチ株式会社のプレスリリース
セイコーウオッチ株式会社(代表取締役会長 兼 CEO 兼 CCO:服部 真二、本社:東京都中央区)は、<クレドール>ゴールドフェザーより、30年間にわたる彫金の技の粋を注ぎ込んだトゥールビヨン限定モデルを8月7日(金)より発売いたします。希望小売価格は28,600,000円(税込)、全世界で25本限定です。
<クレドール>は、1974年に誕生して以来、卓越した技術と繊細な感性を融合させ、最高級の品質を追求しながら、唯一無二の個性を紡いできました。ブランド名の由来となる「黄金の頂き」は、日本発のドレスウオッチブランドとして、品質と美の頂点を極めるという信念を象徴しています。
そしてこのたび、初参加となるWatches and Wonders Geneva 2026にて、ブランドメッセージ「The Creativity of Artisans(匠たちの探求と豊かなる創造)」を体現する、彫金の美を宿したモデルを、全世界で初めて展示いたします。
唯一無二の彫金技法
クレドールならではの美しさを探求し続ける匠の技のひとつに、独自の彫金があります。クレドールの彫金は、滑らかで繊細な彫り方の洋彫りをベースにしつつ、和彫りのようにシャープに輝くのが特徴です。
一般的な洋彫りの技法で曲線を彫った場合、光沢が弱くまた彫った面が荒れてしまうことがあります。また、和彫りで使われる一般的な彫刻刀は彫った面が美しく輝くのが特徴ですが、槌で彫刻刀を叩いて彫る和彫りの手法は、クレドールの薄くて小さいムーブメントのパーツを歪めてしまうため、不向きです。そのため、クレドールでは彫金師が、彫りたい模様や自らの手の形状に合わせた独自の彫刻刀(バイト)を自作し、長年にわたって鍛練を重ねることで、どの角度からも美しく輝く美しい彫金面を生み出します。
この彫金技法は1996年に確立され、2026年は30年目を迎えます。彫金師は、独自の彫刻刀のメンテナンスやそのための道具作りも行い、腕時計を彩るために様々なアプローチを試しながら新しい表現を探求し続けてきました。
本作は、匠の閃きと30年間にわたり究め続けた彫金技術によって、ダイヤルとムーブメント、腕時計の表と裏に、惜しみなく多彩な直線や模様を描き出し、クレドールの新たな「美」を創造した「ゴールドフェザー トゥールビヨン 彫金モデル」です。
≪商品特徴≫
放射状に広がる羽根のように軽やかな直線と極細のローマ数字を彫ったダイヤル
二層に重ねたダイヤルは、羽毛のように柔らかく細やかな模様を放射状に彫ることで、滑らかで絹のような質感と、光がたゆたうかのような優雅さを生み出しています。それぞれのダイヤルに繊細な彫金を施し、2層に重ねたとき、直線が途切れることなくつながるように仕上げるには、卓越した匠の技が求められます。
また、クレドールが誕生した1970年代に採用された、手書きの版下による繊細で優美なローマ数字のインデックスから着想を得た、シャープな極細のローマ数字のインデックスを彫っています。分目盛には、「魚々子(ななこ)」模様といわれる細かな円を一つひとつ彫り込み、精緻な美しさのなかにきらめきを与えるとともに、時刻の読み取りやすさも確保しています。
トゥールビヨンキャリッジから、力強い光の軌跡のようにまばゆく伸びる直線の彫金
裏から見ることのできるムーブメントと飾り板には、匠の閃きを表すかのような、まばゆい光の軌跡のように力強く伸びる直線を、トゥールビヨンキャリッジから放射状に彫り込みました。
トゥールビヨンを備えるキャリバー6850で最も薄い部品の厚みは0.25mmしかなく、そこにわずか0.15mmの深さの範囲で彫るためには、技術だけでなく、長年にわたって培った指先の感覚が必要です。さらに、本作で挑戦したのは、ムーブメントの部品3枚と三日月型の飾り板1枚にわたってつながっているように彫られる、太く、長い直線です。この直線の彫金は1度の彫りで完成するものではなく、彫刻刀の刃の角度と深さを一定に保ちながら、何回かに分けて彫り進めていくことによって描かれます。
さらに、彫金を施すパーツには、ベースの細やかな仕上げに加え直線だけでなく、連続した細かな円を刻む「魚々子(ななこ)」模様や、鏨(たがね)を使って付ける「六角荒らし」が施されています。これまでクレドールの彫金師が培った技を随所に活かした躍動感のある姿を、シースルーの裏ぶた越しに鑑賞することができます。
軽やかさを生み出すケース構造を備えた、クレドール ゴールドフェザー
セイコーの薄型メカニカルウオッチの先駆けであり、2023年にクレドールの名のもとに蘇った「ゴールドフェザー」は、クレドールを代表する、高級薄型ドレスウオッチです。羽根のように「薄く」、「軽やかで」、「空気をはらみ」、「艶やかで」、「優美」であることをデザインコンセプトとし、現代のドレスウオッチとしてふさわしいスペックとデザインにアップデートしています。
ケースと裏ぶたが一体化した構造を採用することで、トゥールビヨンムーブメントを搭載しながらも8.6mmの薄さと強度を両立するとともに、ゴールドフェザーらしい優美なカーブを描く、軽やかなケースフォルムを実現。熟練した匠の手によって手作業でケース表面を磨きあげるとともに、裏ぶたのガラスもカーブさせることで、ケースからガラスにシームレスに続くなめらかさを備え、優しい着け心地に仕上げています。
薄さと実用性の高いパワーリザーブを両立した、トゥールビヨンムーブメント「キャリバー6850」
搭載されているムーブメント「キャリバー6850」は、直径25.6mm、厚さ3.98mmという非常にコンパクトなムーブメントです。既存の「キャリバー6830」と同じサイズでありながら、香箱(動力ぜんまいの収められた部品)の容量を拡大することで、約60時間のパワーリザーブを実現。ゴールドフェザーに搭載する全てのムーブメントは、その薄さゆえに、高度な技能を有する時計師が雫石高級時計工房(※2)において一貫して組立・調整からケーシングまでを手掛けています。
ストラップには、当社も加盟しているLWG(レザーワーキンググループ)(※3)の認証を取得しているタンナーで生産されたレザーを使用しています。
≪商品仕様≫
<クレドール>ゴールドフェザー トゥールビヨン 彫金 限定モデル
|
品番 |
GBCF997 |
|
希望小売価格(税込) |
28,600,000円 |
|
ケース |
プラチナ950 |
|
ストラップ |
クロコダイル |
|
中留 |
ワンプッシュ三つ折れ方式中留 プラチナ950(一部プラチナ900) |
|
ガラス |
ボックス型サファイアガラス(内面無反射コーティング) |
|
防水性能 |
日常生活用防水(3気圧防水) |
|
ケースサイズ |
[外径]38.6mm(りゅうず含まず) [厚さ]8.6mm |
|
限定数量 |
世界限定25本(うち国内18本) |
|
発売予定日 |
8月7日(金) |
その他仕様
https://www.credor.com/lineup/detail/?no=GBCF997
【ムーブメント仕様】
メカニカルムーブメント キャリバー6850
巻上方式:手巻
時間精度:日差 +15 秒~-10 秒
パワーリザーブ:最大巻上時約60時間
石数:22石
振動数:21,600振動/時(6振動/秒)
(※1)彫金の後、美観や耐食のために、ごくわずかなめっきを施しています。
(※2)雫石高級時計工房
雫石高級時計工房は、盛岡セイコー工業株式会社(岩手県岩手郡雫石町)内に2004年に設立された、高級機械式時計の一貫生産を行う専門工房です。盛岡セイコー工業では、独自の人材育成制度として「プロフェッショナル人材制度」を運用し、2006年には、岩手県による「技能評価認定制度」に基づいて機械式時計の修理技能を評価するなど、次世代の匠への高度な技能の継承にも積極的に取り組んでいます。
(※3)LWG(レザーワーキンググループ)
LWG(Leather Working Group)とは、持続可能なレザー生産を目指し、品質や安全性、環境問題等の啓蒙活動を行う非営利の組織です。当社はLWGに加盟しており、将来的に、LWG認証レザーで生産されたレザーストラップの採用率を90%以上にすることを目指します。
一般のお客様からのお問い合わせ先
セイコーウオッチ(株)お客様相談室(クレドール)
0120-302-617(通話料無料)
<クレドール>の公式Webサイトアドレス
※本リリースの内容は発表日時点の情報です。
予告なしに変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。