ミャンマーの未来を支える企業、クロダ。

株式会社クロダのプレスリリース

報道関係者各位                        2021年9月1日
プレスリリース                         株式会社 クロダ

ミャンマーの未来を支える企業、クロダ。

株式会社クロダ(本社:香川県東かがわ市、代表取締役:棚次啓二)は、2018年よりミャンマーで新工場を稼働させております。現在のミャンマーは、新型コロナウイルスの感染拡大や軍事クーデターなどの影響で、治安・経済とも悪化してしまっている状況です。国連開発計画(UNDP)の発表によれば、ミャンマーの貧困率は本年中に50%近くまで上がるとの予測も出ています。今回は、少しでもそんなミャンマーの支援に繋がればとの思いから、私たちのミャンマーに対する特別な思いとこれまでの歩みについて紹介したいと思います。
 

「貧しい国の人たちが、ずっと貧しいままでいる理由はどこにもない」
弊社は、アジアの中でミャンマーが最貧国と呼ばれていた時からミャンマーに足を運んでおりました。ミャンマーで農業しかない地域では、それだけでは食べていけない人たちが故郷を捨てて、都市部や他国に出て行くしかなかったのです。そういう状況を知り弊社は、ミャンマーに技術を喜んで習得してくれる人たちがいるなら、と若者たち向けに「手袋学校」をつくりました。時代はMade in Japanから、Produced by Japanの時代。ミャンマーの地で日本のモノづくりの楽しさと自社の技術を教え、生徒には奨学金も支給しました。それだけでなく、縫製の技術を習得した卒業生のうち、希望者については弊社で採用するという仕組みもあるのです。

 

クロダに就職した従業員たちは、寮生活を送りつつ、日々手袋の生産や商品管理に従事しています。地域の方々と共にクロダの手袋を作っていく体制を構築しているのです。

「貧しい国の人たちが、ずっと貧しいままでいる理由はどこにもないのです」と以前に弊社創業者の黒田がインタビューで答えていますが、私たちは企業の海外進出が現地にいる人たちにとって意義のある事業となり、地域経済に貢献するものとなるように願っております。

<アジアと日本を手袋で繋ぐクロダの歩み>
株式会社クロダは、1977年に設立。その翌年より中国で改革開放政策が始まったのに合わせて、どこよりも早く上海で革手袋の委託加工業務を開始。それから業界で初めて上海に現地法人を設立し、手袋の製造を始めました。その後は中国同様、前例のないインドやミャンマーにも進出してきました。ひとづくりの先にあるものづくりという理念のもと、現地の従業員たちと良好な友好関係を築きながら、アジアと日本を手袋で繋いでいるのです。
 

【会社名】株式会社クロダ
【所在地】香川県東かがわ市三本松 722-1
【代表取締役】棚次 啓二
【設立】1977 年 4 月 20 日
【資本金】1,000 万円
【事業内容】ファッション&スポーツグローブ企画・製造
【URL】https://kuroda.co.jp/

 

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