サステナブルのその先へ。amuが東京建物とリバネスによる「リジェネラティブ・プロダクト・サイクル」実証に参画

大丸東京店9階「明日見世」にて漁具のアップサイクル製品を期間限定で展示・販売

amu株式会社のプレスリリース

amu株式会社(本社:宮城県気仙沼市、代表取締役CEO:加藤広大、以下amu)は、2026年2月4日〜4月28日、大丸東京店9階明日見世にて、廃漁具由来素材「amuca®(アムカ)」を使用したオリジナル製品を販売します。

本取り組みは、東京建物株式会社(以下、東京建物)が推進する「Regenerative City Tokyo」構想の一環として、株式会社リバネスと連携して「リジェネラティブ・プロダクト・サイクル」実証として開始されたものです。「リジェネラティブ」は、近年、気候変動の進行や経済的成功だけではない豊かさを求める動きの広がりを背景に、新たな潮流として世界的に注目を集める概念です。

今回、リジェネラティブな製品を販売するスタートアップとして選ばれ、素材の原料として廃漁具を回収・活用することで、海洋プラスチックごみ問題の解決や漁業者の漁具廃棄処理コスト削減に貢献している点が評価されました。

さらに、テキスタイルデザインやトレーサビリティストーリーを通じて、地域固有の文化や地域産業の歴史・文化的価値を使用者に伝えている点から、地球・社会・人々を再生する取り組みとして本実証への参画に至りました。

大丸東京店9階「明日見世」にてamuca®製品を期間限定展示・販売

amu株式会社は、2026年2月4日〜4月28日に大丸東京店9階の複合型体験ストア「明日見世(あすみせ)」にて、廃漁網由来素材「amuca®」を使用したオリジナル製品を展示・販売します。

amuca®は、役目を終えた漁網を漁師から買い取り、再生したリサイクル素材です。使用済みの漁具は塩分や汚れを含み、分別が必要となる場合も多いため、焼却やリサイクルが容易ではありません。結果として多くは埋め立て処分されるため、環境負荷が高いという問題があります。漁業者においてもまた、高額な処分費用が経済的負担になっています。

amuはこうした課題を抱える廃漁網をamuca®として再生し、ペレットや繊維、生地にして販売することで、漁業者の負担軽減と環境負荷低減の両立を実現しています。また今回は、売上の一部を、廃棄物を回収する地域の方々の活動資金として還元することを予定しています。

amuca®Fabricイメージ

地球・社会・人々を再生成する、リジェネラティブな素材として評価

今回の展示・販売は、東京建物が掲げる「Regenerative City Tokyo」構想の一環で実施されるものです。ストア内では、スタートアップ3社の製品が展示・販売されます。

「リジェネラティブ」は、近年、気候変動の進行や経済的成功だけではない豊かさを求める動きの広がりを背景に、新たな潮流として世界的に注目を集める概念です。従来のサステナビリティが、環境負荷を抑え「現状を“維持”する」ことを目的としてきたのに対し、リジェネラティブは、環境・社会・経済のしくみを根本から見直し、環境を回復させながら、経済的な価値も、社会的なつながりも、文化的な豊かさも同時に生み出し、積極的な再生成を目指す点に特徴があります。

日本国内においても、リジェネレーションをテーマとした国際カンファレンス「RegenerAction Japan」が定期的に開催されるなど、関心は思想レベルにとどまらず、具体的な実装フェーズに移行しつつあります。その中で東京建物は「Regenerative City Tokyo」構想を掲げ、2027年末までに、地球・社会・人々のウェルビーイング向上を目指す共創イノベーションプロジェクトを10以上創出することを目標に、さまざまな取り組みを展開しています(※)。

※東京建物HP:https://tatemono.com/news/20241125.html

今回、amuca®は素材の原料として廃漁具を回収・活用することで、海洋プラスチックごみ問題の解決や漁業者の漁具廃棄処理コスト削減に貢献している点が評価されました。

さらに、テキスタイルデザインやトレーサビリティストーリーを通じて、地域固有の文化や地域産業の歴史・文化的価値を使用者に伝えている点から、地球・社会・人々を再生する取り組みとして本企画への参画に至りました。

漁網を回収した地域ならではの特徴を反映したアイテムが多数展開

今回販売するamuca®製品は、すべて宮城県気仙沼市で回収された廃漁網をリサイクルした生地でできています。漁師の声をもとに設計された機能性に加え、気仙沼の文化をモチーフにした2種類のオリジナルテキスタイル、さらに回収地のストーリーを伝えるamuca®タグが特徴で、地域文化の継承や関係人口の創出につながることを目指しています。

全てのamuca®︎製品には「amuca®︎タグ」というブランドタグが付与されます。購入者はタグに記載されたQRコードを読み取ることで、原材料となる廃棄漁具の回収地域や製品化までのプロセスをプロダクトのストーリーとして知ることができ、これまで「ごみ」とされていた漁具が新たな価値を持つ資源へと生まれ変わるストーリーを知ることができます。

amuca®では、こうした仕組みを通じて商品への愛着を育み、より長く使い続けたくなる新しい循環の形を目指しています。

〈展示・販売予定アイテム〉

【Buddy 2face Tote】

〇デザイン

・MURONEOROSHI(黒)

・DEFUNEOKURI(白)

〇価格

・6,270円(税込)

※2月20日前後より販売開始予定

【Buddy T-shirt】

○デザイン

・MURONEOROSHI(黒)

・DEFUNEOKURI(白)

〇サイズ

・M

・L

・XL

〇価格

・9,790円(税込)

※会期途中より販売開始予定

【Buddy Bag】

○デザイン

・amuca® Blue

〇価格

・10,890円(税込)

〈テキスタイルデザインについて〉

今回販売するamuca®製品には、それぞれ2種類のテキスタイルデザインがあります。

いずれも気仙沼の漁師町で受け継がれてきた文化をモチーフにしたデザインで、地域の物語を日常の中で感じられるアイテムとして仕上げています。

①DEFUNEOKURI

「出船おくり」という気仙沼の伝統行事のワンシーンを切り取ったもの。いざ出航と意気込む船を、乗組員の家族や友人らは、色鮮やかなテープと福来旗(大漁旗)で見送るというのが慣例です。航海の安全と大漁を願う温かく賑やかな景色をテキスタイルに落とし込むことで、プロダクトを使う方の挑戦を見守る存在でありたいという想いが込められています。

②MURONEOROSHI

気仙沼の名産フカヒレ作りに欠かせない「室根おろし」と呼ばれる風を映しています。冬の室根山から吹きつける、手の切れるような冷たい風です。この冷たさが、天日干しをしているフカヒレを乾燥させるとともに、吹かれたフカヒレがぶつかり合って鳴らす“カランカラン”という音が、完成の合図になっているそう。過酷な環境を味方に変える力強さを届けたいと思い描きました。

今後の展開

amuは、今後も全国各地の廃漁具の回収・リサイクル及びトレーサビリティストーリーの提供を通じてその文化的価値を伝える取り組みを拡大していきます。アパレルブランドとのコラボや企業向けノベルティの開発など、さまざまなアイテムを展開する予定です。amuは「いらないものはない世界をつくる。」というビジョンのもと、地域資源の再生と文化の継承を両立するリジェネラティブな社会の実現に向けて、事業を推進してまいります。

大丸東京店 明日見世について

「明日見世」は大丸松坂屋百貨店が運営する複合型体験ストアです。『「買う」から「出会う」へ』をテーマに、未来につながるアイテムと、そのブランドストーリーを体験できるお店です。 作り手の思いや背景を深く理解した店舗スタッフ(アンバサダー)が店舗に立ち、お客様と商品が出会うことを目的に、一つひとつのストーリーをお伝えしています。また、期間限定で入れ替わるカフェ、イベントやインスタレーションもお楽しみいただけます。

● 住所:東京都千代田区丸の内1-9-1大丸東京店9階

● amuca®製品展示・販売期間:2026年2月4日から4月28日

● 営業時間:10:00~20:00

● 公式URL:https://dmdepart.jp/asumise/

「廃漁網アップサイクルベンチャー」amu株式会社について

全国の漁港から回収した廃漁網をアップサイクルして価値ある製品を生み出す、宮城県気仙沼市発の廃漁網アップサイクルベンチャーです。「いらないものはない世界をつくる。」をビジョンに世の中のゴミ、無価値とされているものを再資源化して新たな価値を吹き込みます。

会社概要

社名:amu株式会社

本社所在地:〒988-0017 宮城県気仙沼市南町2丁目2-25

代表取締役CEO:加藤 広大

出資元:ANRI株式会社/UBE株式会社/株式会社ANOBAKA

事業内容:廃漁網の回収、プロダクト開発販売

設立:2023年5月

HP:https://www.amu.co.jp/

ブランドサイト:https://amuca.world/

ブランドサイト(EN):https://amuca.world/en

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