ポメラートのチェーンが映し出す、まだら馬の精神
ポメラート・ジャパン株式会社のプレスリリース
1967年、創業者ピノ・ラボリーニがジュエリーの道を歩み始めたとき、父からの「勝ち馬に乗れ」という助言は、想像以上に予言的な意味を持っていました。馬への情熱とその本質的な優雅さにインスピレーションを受けたラボリーニは、ブランド名に「ポメラート(pomellato)」を選びました。これは希少なまだら模様の馬の毛並みを表す言葉であり、彼の運命を決定づけるものとなったのです。
この言葉は、単なる馬の美しさ以上の意味を持っていました。ラボリーニは、模様の中に動きを見出しました。陽光が馬の動きに呼応し、光と影が織りなす絶え間なく変化するモザイクを描き出します。そのしなやかな美のビジョンはブランドの哲学となり、ポメラートを代表する作品であるゴールドチェーンの誕生へとつながっていきます。こうした型破りな発想こそが、ポメラートのすべてのクリエイションを導いてきました。
常識を打ち破る
ラボリーニは大胆にも、脇役だったチェーンをジュエリーの主役へと昇華しました。彼が創り出したのは、ジュエリー以上のものでした。「ポメラート」そのものの本質、すなわち個性、躍動感、そして動くために生まれた存在でした。馬の体に沿う無数の不規則な円の模様が自然の傑作であるように、ポメラートのチェーンは硬質なゴールドを流れるような動きへと変貌させました。ひとつひとつのチェーンリンクは、斑点のように個性的でありながら全体と調和し、初期のチェーンは優雅な不規則性を讃え、職人の手仕事による有機的な美しさを体現しています。
高級ジュエリーブランドにまだら模様の馬の名前をつけるという選択も、チェーンをファインジュエリーとして昇華させるという発想も、1960年代のジュエリー界の常識を覆すものでした。その両方が、ラボリーニのビジョン—エレガンスと革新を自らのスタイルで表現するという哲学を物語っています。
金細工の芸術
このつながりは、見た目の美しさだけでなく、卓越した美を追求する哲学にも通じています。手作業で作られたひとつひとつのリンクは、「ポメラート」という名前が象徴する価値—有機的な不規則性を芸術へと昇華させること、美しさに不可欠な動きの要素、そして自然の形を尊重するクラフツマンシップ—を体現しています。
ミラノの金細工職人たちは、エレガンスとはゴールドに宿る動きであることを理解していました。彼らはジュエリーの常識を超える作品を生み出し、熟練した職人技によってゴールドを芸術へと昇華させました。すべてのリンクは手作業で形作られ、磨かれ、つなぎ合わされ、こうした卓越したクラフツマンシップがポメラートのシグネチャーとなり、イタリアン・エクセレンスに新たな基準を打ち立てました。
動き続ける伝統
馬の頭部の刻印は、ポメラートのすべての作品に刻まれ、オリジナリティの証となりました。単なるロゴではなく、ブランドのDNAを形づくる革命的な精神を表しています。価値を再構築しつづける都市ミラノでは、伝統と反骨精神が出会い、女性たちが自らの役割を再定義し、ジュエラーが新たな美を見出すことを恐れませんでした。その革新の精神は、今もすべてのコレクションに息づき、ラグジュアリージュエリーの定義を絶えず塗り替えています。
ポメラートのチェーンを身につけることは、このはじまりの精神を纏うことです。ゴールドの重みは動きの中で軽やかになり、硬質なものは流動的に変わる。ポメラートのチェーンは、無視できないほどのエレガンスを宿しています。
生き続けるレガシー
今日もなお、ポメラートのチェーンは創業時の哲学を象徴するアイコンです。1970年代の初期デザインから、現代の「カテネ」や「イコニカ」コレクションまで、すべてのデザインが革新のレガシーを受け継いでいます。ポメラートのアトリエから生まれるすべてのチェーンには、動きの自由、職人技という唯一無二の美しさ、そして完璧に仕上げられたリンクの揺るぎない強さが宿っています。
ポメラートは、ブランドが掲げるすべての価値を体現しています。動きの中の優雅さ、自立した強さ、そして思わず目を奪われる稀有な魅力。ラボリーニが馬を選んだとき、それは単なるブランド名ではなく、哲学の宣言だったのです。
だからこそ、ポメラートのチェーンはメゾンの最も説得力のあるステートメントであり続けています。過去と現在、伝統と革新、そして女性とその力をつなぐ黄金のリンク。ブランド名に由来する伝説のまだら馬のように、それ自体が美しく、また真のラグジュアリーとは伝統に従うことではなく、新たな伝統を創造する勇気に息づくことを証明しています。ポメラートは、思いがけない場所に潜む比類なき美しさを見出し続けています。