同ワールドを制作するVRクリエイター集団「カデシュ・プロジェクト」とイベントを同時開催:「Tokyo Mood by BEAMS Real」&「カデシュフェス2025」2025年12月20日渋谷にて
株式会社ビームスのプレスリリース
株式会社ビームス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:設楽洋)は、ソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」に常設したワールド「Tokyo Mood by BEAMS(トーキョー ムード バイ ビームス)」をテーマにしたイベント「Tokyo Mood by BEAMS Real(トーキョー ムード バイ ビームス リアル)」を、2025年12月20日に渋谷で開催しました。
同ワールドの制作を手がけるVRクリエイター集団「カデシュ・プロジェクト」によるイベント「カデシュフェス2025」と同会場で同時開催された1日限定のイベントに、普段はバーチャルで集うユーザーコミュニティがこの日はリアルで集まり、数百名にのぼる参加者とクリエイターが交流を楽しみました。
・クリエイターと来場者が共に体験し進化させるコンテンツ
BEAMSが昨年(2024年)5月31日に公開したVRChatワールド「Tokyo Mood by BEAMS」は、この1年半の間でホラーワールドや音楽ライブ、コラボレーション企画や季節のイベントなど、アップデートを頻繁に続け、2025年12月現在、ワールド訪問数は累計22万を超えています。
同ワールドの制作を手がけるVRクリエイター集団「カデシュ・プロジェクト」は、自主製作の3DCGアニメーション映画とその世界観を体験できるVRイベントを中心に展開しているクリエイティブスタジオで「カデシュフェス」はその世界観に基づいたファンミーティングです。「Tokyo Mood by BEAMS」もまた映画のセットさながらのリアルな3D造形と環境音で都会の一角にある繁華街と路地裏を再現した、カデシュ・プロジェクトによる力作です。
両者がイベントを同時開催することで、これまでに「Tokyo Mood by BEAMS」のワールドでご好評をいただいたコンテンツを中心に、その作者たちが鮮やかに描くストーリーと世界観を、クリエイターと来場者が共に体験する機会を提供しました。VRChatの中で育まれたバーチャルなコミュニティの交流が、リアルの熱気を伴って共感を増幅し、深く多面的な参加型コンテンツへと進化を遂げています。
・ワールドの人気ホラワを題材にした謎解きゲーム
イベントの大目玉は「Tokyo Mood by BEAMS」のワールドで毎年大好評のホラーワールドを題材にしたリアル謎解きゲーム「裏・新光町からの脱出」。当日約100名のお客様にお楽しみいただいた謎解きゲームは事前抽選での予約参加制で、定員に対して約3.5倍ものご応募をいただき、少量の当日券も配布しました。
「カデシュ・プロジェクト」とVRホラワ作家中田らりるれろさん率いる「ナカダプロダクション」が制作し、VRChatワールド「Tokyo Mood by BEAMS」で期間限定公開したホラーゲーム「Tokyo Mood by BEAMS Horror Version (2024)」は、復刻公開も含め累計5万以上のプレイ数を誇ります。
そのワールドとストーリーが一部登場する内容で、両スタジオの合同制作により映画化されたのが『HERO -埼馬県警未詳事件対策課-』。全編VRChat内で撮影された45分の映像作品として今年2月にYouTubeで公開され、数々のインディペンデント系の映画賞を受賞しています。
そして今回の謎解きゲームもまた両スタジオが特別に用意した、ホラーワールドと映画の続きとなるストーリーで構成されました。映像、音響とプロップスで作り込まれた空間で、参加者もロールプレイに協力しながらヒントを探し、与えられた時間内に事件を解いていくという約15分間の体験コンテンツです。謎解き成功者には、ここでしか手に入らない特典として缶バッジセットなどをお渡ししました。
・VRフォトとファッションスナップ本
VRフォトに力を入れる富士フイルムとのコラボレーション企画で、Tokyo Mood by BEAMSのワールドを撮るフォトコンの入賞12作品のパネル展示と、同ワールドで撮ったストリートスナップ29名分を掲載したフォトジン(写真集)を会場で展示し、VRChatで写真撮影を楽しむフォトグラファーやファッション愛好家が多く来場しました。
富士フイルムのメタバース空間「House of Photography in Metaverse」とBEAMSのVRChatワールド「Tokyo Mood by BEAMS」のコラボレーション企画では、2025年夏から秋にかけてフォトコンテストを開催し、ワールドの写真とファッションスナップの2部構成でVRフォトを募集しました。
第1弾は「Tokyo Mood by BEAMS」を舞台に撮影されたVRフォトを公募し、Discordサーバー「VR PHOTO PRINT CLUB」に寄せられた作品の中から富士フイルムとBEAMSのスタッフが熟考の末に選出した12作品を、2025年10月、メタバース空間「House of Photography in Metaverse」のフォトギャラリーに展示しました。12月20日の「Tokyo Mood by BEAMS Real」の会場ではその12作品を、富士フイルムの公式ネットプリントサービス「プリント&ギフト」で作ったフォトパネル「WALL DECOR」にて展示しました。
第2弾は、リアル系のアバターファッションを楽しむユーザーが集まるVRChat内コミュニティイベント「リアクロ集会」を Tokyo Mood by BEAMSで2025年9月に開催した際に撮影した街角スナップと、同企画にXでご応募いただいた写真の中から、選りすぐりの29名分をまとめた40ページのphoto zine『Tokyo Mood Snap』です。上述12作品とあわせて「FUJIFILMプリント&ギフト」の「フォトブック」で作成したファッションスナップ本を、会場で披露しました。(非売品、後日VRChat「Tokyo Mood by BEAMS」ワールド内設置予定)
ファッションスナップのページでは、ファッション愛を詰め込んだ皆さまのバーチャルの姿を1ページにおひとりずつ大きくレイアウトし、そのスタイリングに使われている3Dアセットを全てリストアップしました。掲載されたバーチャルファッションブランドの数は100を超え、急成長を続けるバーチャルファッションシーンの楽しさが感じられる特集です。
・リアルでもバーチャルでも楽しめるファッション
BEAMSがアバター用に販売している3D衣装のリアル版(現物)を、当日会場で販売しました。リアルでもバーチャルでも人気のあるロングセラー商品の中から、フーディーやTシャツ、ジャケットやアクセサリーまで、特別なセレクトをお届けしました。これらはVRChatワールド「Tokyo Mood by BEAMS」の中のBEAMS店舗でも、アバター用の3D版がいつでも試着可能です。
BEAMSではVRChatでのアバター着用を想定した3D衣装の販売を2022年より続けており、2023年よりECマーケットプレイス「BOOTH」に公式ショップを出店し、3D衣装を販売中です。
・BEAMS公式BOOTHショップ https://beams.booth.pm/
・メッセージボード
VRChatワールド「Tokyo Mood by BEAMS」の街中にある町内会の掲示板を、イベント会場ではメッセージボードとして再現し、来場者は思い思いにメッセージを書き込みました。
ワールドのところどころに見られる「新光町」という架空の町名は、BEAMSの母体となった会社の名称に由来しています。
・Tsukkyのカプセルトイ
「Tokyo Mood by BEAMS」の1周年記念ライブを今年5月にVRChatの中で開催した際に観客用アバターとして登場したTsukky(ツッキー)が、この日の会場ではカプセルトイの形でお客様と再会をはたしました。Virtual BEAMSのXをフォローし、会場でアンケートにご協力いただいた方に、無料で回していただきました。
・ファンの熱気に包まれる「カデシュフェス2025」
この日、同会場で開催された「カデシュフェス2025」は、昨年に続き2度目となるカデシュ・プロジェクトによる人気リアルイベントで、映像作品やロールプレイイベントに登場するキャラクターのグリーティングや、劇中のシナリオにちなんだゲームアトラクション、映画のプロップスを3Dプリントなどで再現した展示物、さらには公式グッズの販売まで、ファンが喜ぶ数多くのコンテンツが用意されました。その世界観に没入して余すことなく楽しむ来場者の熱気に包まれ、会場は終始大盛況でした。
・「クラフトボス 世界のTEA」を来場者全員へプレゼント
当日ご参加いただいた方には、サントリーの「クラフトボス 世界のTEA」の4種の中からお好きなものを1本ずつ、ご入場時にお選びいただきました。
「クラフトボス 世界のTEA」はVRChat向けに3Dモデルが無料配布されていることもあり、VRChatユーザーにはお馴染みのドリンクです。
・イベント実施概要
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イベント名 (同時開催) |
Tokyo Mood by BEAMS Real カデシュフェス2025 シブヤ★シティ★スクランブル |
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主催 |
BEAMS |
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日時 |
2025年12月20日(土)11:00 – 19:00 |
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会場 |
東京都渋谷区渋谷1-15-12 1F LAIDOUT SHIBUYA |
Tokyo Mood by BEAMSについて
セレクトショップBEAMSを育んだ街、東京 — その雑然とした魅力が感じられる街の一角を、リアルな描写で3D空間に起こしたフォトジェニックなバーチャルワールド「Tokyo Mood by BEAMS」は、ソーシャルVRプラットフォームVRChatで2025年5月に公開され、世界中のユーザーにお楽しみいただいています。
VRで映画を制作する個人たちによるスタジオQADESH PROJECT(カデシュ・プロジェクト)が手がけたこのワールドには、映画セットさながらの細密な設計と作り込み、そしてVR空間ならではの仕掛けや演出が施されています。街の景色に溶け込むように佇むBEAMSの店舗では、アバター用衣装の販売も。
VRChatで、ぜひご体験ください。
・VRChatワールドURL(PCVR):https://vrchat.com/home/world/wrld_5deff489-432d-4f22-bd50-3085773faa16/info
BEAMSについて
2026年に50周年を迎えるBEAMSは、1976年、東京・原宿で創業。1号店「American Life Shop BEAMS」に続き、世界の様々なライフスタイルをコンセプトにした店舗を展開し、ファッション・雑貨・インテリア・音楽・アート・食品などにいたるまで、国内外のブランドや作品を多角的に紹介するセレクトショップの先駆けとして時代をリードしてきました。特にコラボレーションを通じて新たな価値を生み出す仕掛け役として豊富な実績を持ち、企業との協業や官民連携においてもクリエイティブなソリューションを提供しています。日本とアジア地域に約175店舗を擁し、モノ・コト・ヒトを軸にしたコミュニティが織り成すカルチャーは、各地で幅広い世代に支持されています。
公式サイト:https://www.beams.co.jp/