YTGATE、株式会社グラニフの自社ECサイトにおけるクレジットカード決済承認率を改善

株式会社YTGATE（本社：東京都中央区、代表取締役：高橋祐太郎、以下「YTGATE」）は、株式会社グラニフ（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長 CEO：村田昭彦、以下「グラニフ」）が展開する自社ECサイト「グラニフ公式オンラインストア」において、当社が提供する決済承認率改善サービスを導入いただいたことをお知らせいたします。

導入の背景

グラニフ社が当社の決済承認率改善サービスを導入された背景には、同社が2025年2月に実施された3Dセキュア（3DS）の導入と、それによる決済承認率の低下があります。経済産業省のガイドラインに基づき、ECサイトにおける3Dセキュア2.0の導入が原則義務化されたことを受け、同社はこの措置を実施しました。しかし、導入後に決済承認率が低下し、売上機会の損失が発生している可能性があると判明しました。当社の可視化診断を実施した結果、導入前と比較して決済承認率が10～15％低下していたため、決済承認率の数値化と改善を目指すこととなり、当社サービスの導入に至りました。

＜導入の成果＞

サービスの導入後、わずか４か月で同社ECサイトでの決済承認率は元の水準まで改善。売上の機会損失防止につながる結果となっています。

YTGATEの事業内容と決済承認率改善の重要性

決済承認率とは、カード決済リクエスト（試行）のうち、最終的に承認（取引成立）に至った割合を指します。例えば、100件の決済試行のうち90件が承認され、10件が失敗した場合、承認率は90％となります。

 近年、本人認証やチャージバック管理の強化を背景に、カード会社がリスク回避的な与信判断を行う傾向が強まっています。その結果、本来正当な取引であるにもかかわらず、否認される事例が増加しています。さらに、業種や商品単価、カード会社ごとの審査ロジックの違いにより、承認率には大きな差が生じるため、単に全体の平均承認率を把握するだけでは、有効な改善策を導くのは難しいのが現状です。

当社の調査では、3Dセキュアを導入した企業では、全体的に決済承認率が低下する傾向が見られます。特に、3Dセキュア特有のエラー増加により、承認率は平均で17.75％の減少が確認されています。さらに、不正検知システムだけでは、進化を続ける犯罪サプライチェーンを完全に防ぎきれない可能性があり、カード会社との緊密な連携が不可欠です。

YTGATEは「決済を最適化し、世界をつなぐ」というミッションのもと、カード会社との対話を通じて、決済承認率の改善を提供しています。

• 決済関連コンサルティング事業

• 決済承認率改善支援

• YTGuard（SaaS）事業

 クレジットカード業界全体の仕組みを最適化し、「なめらかな決済」の実現に向けて、今後もお客様と対話しながら機能を共創し、企業の成長と収益向上を支援してまいります。

会社概要

会社名：株式会社グラニフ（ https://graniph.co.jp/ ）

代表者：代表取締役社長 CEO 村田昭彦

所在地：東京都渋谷区神宮前2丁目34-17 住友不動産原宿ビル6F

事業内容：デザインプロダクトの企画、製造、販売等

グラニフ公式オンラインストア　https://www.graniph.com/

会社名：株式会社YTGATE（ https://ytgate.jp/ ）

代表者：代表取締役社長　高橋祐太郎

所在地：東京都中央区新富1-8-2 Grandir Ginza East 5F

設立：2023年10月2日

事業内容：決済関連コンサルティング事業、決済承認率改善支援、決済最適化SaaS事業

「決済を最適化し、世界をつなぐ。」をミッションに掲げ、決済承認率の向上を支援し、国内外のクレジットカード加盟店向けに決済効率化、安全対策、データ可視化などを包括的に提供しています。決済領域の専門家として、最適化された決済インフラを構築し、国内外のビジネスや生活をスムーズにすることを実現します。

 公式X：https://x.com/YTGATE_inc

本件に関するお問い合わせ先