老舗洋傘メーカー・前原光榮商店にて、カスタムオーダーフェアの第二弾『プレミアムカスタムオーダーフェア』を直営店「浅草三筋町店」にて開催。1月12日（月・祝）より、稀少なパーツで特別な傘を仕立てます。

今年で創業78年を迎えるトンボ洋傘前原光榮商店。直営店舗の浅草三筋町店では、お好みの骨・生地・ハンドルなどをお選びいただき、一から傘を仕立てるカスタムオーダーを行っています。

今回のフェアでは通常ではご案内していない稀少な部材を揃えました。原材料の流通面や、加工の担い手の減少などにより、現在では入手困難なものばかりです。

フェアの概要

フェアのみどころ

前原光榮商店の店舗ならではの魅力、カスタムオーダー。お好みのパーツを選んでいただき、世界で1つだけの傘をお仕立てします。今回は通常取り扱いのないパーツや、貴重な部材を揃えました。

• 鉄刀木（たがやさん）・黒檀・紫檀・花梨・ボコーテなどの唐木を使用した中棒

  鉄刀木・黒檀・紫檀・花梨・ボコーテなど、東南アジア原産の高級銘木を使用。美しい木目と光沢、一本一本異なる個性が魅力です。

  伐採規制や輸出入制限により流通量が減少しており、傘骨への加工には高い技術を要し、極めて希少な素材です。また、傘先の「石突」には現在では新たに製造できない水牛角を使用しています。

• 存在感のある一本棒

  傘の持ち手から先端まで一本の木棒を加工しているものです。特有のゴツゴツとした質感は存在感も抜群です。使用するアッシュウッド、チェストナットなどはいずれも高額素材です。

  製造は、イタリア・ミラノの老舗ステッキブランド「ビアンカルディ社」によるもので、既に製造終了しており新規入手は困難です。

• 個性豊かなカラフルな樫の中棒

  樫の中棒（傘の中心の一番太い棒）に、一般的なブラウンの塗装ではなく、カラフルな塗装を施しています。

  生地との組み合わせにより、遊び心と個性があふれる傘が仕上がります。

• ゴールドメッキ加工骨

  傘の骨をはじめ全パーツにゴールドメッキ加工を施した、贅を尽くした仕様です。現在では新規製造できない、蔵出しのパーツです。

トンボ洋傘前原光榮商店

日本における従来の洋傘職人を用いた洋傘の製造手法にて国内製造にこだわる日本の洋傘メーカー。前原光榮が1948年（昭和23年）に創業しました。 昭和38年頃、当時の皇后が使用していた日傘の修理を担当したことから、それ以降天皇皇后および皇族の公式行事等で使用される洋傘の製造を担っています。「傘で人々の生活を豊かにする」という理念を胸に、一本一本の傘に想いを込めて、次の世代へと受け継いでまいります。

創業　　　　1948年

本社所在地　東京都台東区三筋2-14-5

TEL　　　　03-3862-5788

代表取締役　前原 慎史

事業内容　　洋傘の製造販売