【大掃除から始める捨てないライフスタイル】リユースに繋がる回収ボックスR-LOOPをBOOKOFF142店舗に設置

来店時に衣類も一度に手放せる利便性で、サーキュラーエコノミーを推進

ブックオフグループホールディングス株式会社のプレスリリース

ブックオフグループホールディングス株式会社(本社:神奈川県相模原市、代表取締役社長:堀内康隆)の子会社で、リユースショップ「BOOKOFF」等を運営するブックオフコーポレーション株式会社(以下、ブックオフ)は、リユース・リサイクルによる循環型社会の実現と、お客様の利便性向上を目的とし、主に本・ソフトメディアを取り扱う142店舗のBOOKOFFに、ボックス型不要品回収システム「R-LOOP(アールループ)」を設置いたします。設置店舗は2026年以降も順次拡大予定。通常店舗ではお売りいただくことができない衣類や服飾雑貨を、本やCDなどをお持ち込みいただいた際に同じ店舗にあるボックスで手間なく手放せることにより、すてない社会を実現してまいります。

BOOKOFF稲毛マルエツ店(千葉県千葉市稲毛区)設置の様子

■不要品発生状況ツートップの書籍と衣類。同じ場所で手間なくサーキュラーエコノミーを実現

不要品を手放す方法は様々ありますが、リユースショップで物を売る際は、中古品取引に関する法律(※1)により個人情報や身分証明書の提示が必要です。フリマアプリの場合でも情報登録・出品・発送時の梱包など、なにかと準備が必要となりますが、ボックスでの無料回収は誰でも手軽に利用できます。環境省の調査によると、家庭でよく出る不要品の上位は「書籍(29.1%)」「衣類・服飾品(25.8%)」であり、衣類の50%以上は自宅で保管されたままになっています(※2)。そこでブックオフは、書籍・ソフトメディアを中心に取り扱っている店舗に「R-LOOP」を設置することで、これらを “同じ場所で手間なく手放せる” 環境を提供いたします。

経済産業省が推奨するサーキュラーエコノミー(循環経済)でも、回収ボックスの利用による正しい循環行動が提案されています(※3)。「R-LOOP」で回収した衣類・服飾雑貨は検品後、リユースできるモノはブックオフが海外で運営する「Jalan Jalan Japan(ジャラン・ジャラン・ジャパン)」での販売など、様々な形で「次に使う人」に責任をもってお届けいたします。大掃除や新年を迎えてからの整理など、モノを手放す機会が多い年末年始に利用されるBOOKOFF店舗へ回収ボックスを設置することにより、衣類・服飾雑貨の廃棄やCO2排出量削減に貢献しサーキュラーエコノミーを推進してまいります。

※1 古物営業法(昭和24年5月28日法律第108号、所管:警察庁生活安全局生活安全企画課)

※2 環境省|「令和6年度 リユース規模市場調査報告書」(2025年6月)https://www.env.go.jp/content/000321556.pdf

※3 経済産業省|https://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/shigenjunkan/circular_economy/action/index.html

■17ヶ月で約30トンを必要とする人へ循環。「捨てるのがもったいない」を解決し最高のリユース体験を提供

ブックオフグループでは取り扱い商材の幅を広げた大型店舗BOOKOFF SUPER BAZAAR(ブックオフスーパーバザー)の出店や、アパレル商材を強化した店舗リニューアルなどを進めておりますが、国内ブックオフ事業735店舗のうち、ファッションジャンルの取り扱いがあるのは123店舗と、現在は全体の16%ほどにとどまっています。そこで、アパレルを扱っていない店舗でも、同じ場所で手間なく衣類・服飾雑貨のリユース・リサイクルを行えることで店舗の利用価値を高めることを目的とし、2024年6月から2025年10月までの17ヶ月間、12都府県にある29店舗のBOOKOFFにて「R-BOX」という名称で回収ボックスを設置いたしました。この期間で回収した衣類・服飾雑貨のうち約30トンが「Jalan Jalan Japan」にてリユースされ、回収量全体の89%をリユース・リサイクルに繋げることができています。

ご利用いただいたお客様のうち42.1%が「捨てるのがもったいない」という理由で、別の場所に移動しての売却ではなく「R-BOX」で手放すことを選択。回収後の使用用途の明確さや、本以外の品物も同じ場所で手放せる利便性から、約14,000名以上に不要になった衣類・服飾雑貨をお持ち込みいただきました。2025年11月以降は、商業施設や自治体、ホテルなど170を超える拠点に設置している「R-LOOP」と名称を統一し、142店舗のBOOKOFFに設置。より多くのお客様の「捨てるのがもったいない」を解決するため、今後はさらに展開店舗を拡大してまいります。

「R-LOOP」設置店舗は公式サイトよりご確認ください:https://www.rloop.jp/

設置完了日:2025年11月30日

設置店舗数:142店舗

──「捨てるのがもったいない」を解決した実績──

「R-BOX」設置期間:2024年6月〜2025年10月の17ヶ月間

設置店舗数:29店舗

回収した衣類・服飾雑貨:約30トン

リユース・リサイクル率:89%

利用者数:約14,000名

■R-LOOPについて

生活者に“すてない選択”という新たなライフスタイルを提供するR-LOOPは、2024年11月より開始した、所定のボックスを設置するだけで不要な衣料品・雑貨を回収し、簡単にリユースやリサイクルにつなげられるシステムです。繊維製品の回収・再生の循環プラットフォームを運営する株式会社BPLabと共同運営しております。

回収後は検品を経て、ブックオフグループの海外リユースショップ「Jalan Jalan Japan」などでリユースし、リユースに繋げた量に応じた金額がNPO法人に寄付されるほか、当社基準に満たない衣料品などはパートナー企業がリサイクルいたします。追跡可能な回収袋や、設置先への定期的な報告・証明書の発行により、高いトレーサビリティを実現。初期導入の費用負担がないことも特長の1つです。

設置拠点数:178拠点、回収量:37,330kg、リユース・リサイクル率:92.1%

(2024年11月~2025年11月末時点での実績)

■ブックオフが提案する手放し方の選択肢

ブックオフでは、国内BOOKOFF事業をはじめ、⾼い接客⼒と専⾨知識を持つスタッフが対応する百貨店内の買取専⾨店「hugall(ハグオール)」、買取相談カウンター「Rehello(リハロ)」 、ジュエリーのリフォーム・リペア・買取・販売を行う「aidect (アイデクト)」といったプレミアムサービス事業、現地でのリユースに取り組む「BOOKOFF USA」、国内店舗で販売に至らなかった商品をマレーシアやカザフスタンで販売する「Jalan Jalan Japan(ジャラン・ジャラン・ジャパン)」といった海外事業を展開しております。そのほか、「サステナブックプロジェクト」など本の寄贈を通じてリユースの大切さを広める活動や、ボックス型の不要品回収システム「R-LOOP(アールループ)」、お近くに店舗がない方もご自宅にいながら手放すことができる「ブックオフ宅配買取」、不要品の買取査定額を任意のプログラムに寄付して誰かを応援するサービス「キモチと。」など、日常的に使用するものから世代を超えて大切にされてきたものまで、次に必要とする方のもとへ循環させる、手放し方の選択肢を提供しております。

■Instagram「スマイルサーキュレーション|サステナブルな暮らしのヒント」

リユースとはモノの価値を絶やさないことで生まれる「笑顔」をつなぐこと。Instagramにて企業のサステナブルな取り組みをシェアし、笑顔を未来に循環させる暮らしのヒントをお届けしております。

https://www.instagram.com/smile.circulation8/

■ブックオフグループについて

BOOKOFFは1990年、35坪の千代田店(神奈川県)から始まりました。経営理念「事業活動を通じての社会への貢献・全従業員の物心両面の幸福の追求」のもと60社以上の加盟企業と共に発展し、現在はグループ全体で国内外約800店舗を運営。国内での年間利用者は約8,800万人、年間売買点数6億8千万点を超えています。2025年現在は、百貨店や高級住宅地へ出店するプレミアムサービス事業のほか、アメリカ合衆国やマレーシア・カザフスタン共和国での海外事業にも積極的に取り組んでいます。今後もリユースのリーディングカンパニーとしてサステナブルな事業に尽力してまいります。 

コーポレートサイト:https://www.bookoffgroup.co.jp

サービスサイト   :https://www.bookoff.co.jp

公式オンラインストア  :https://shopping.bookoff.co.jp

ブックオフが考える循環型社会:

https://www.bookoffgroup.co.jp/sustainability/top/creating-shared-value/

循環がイメージされる「∞」から、毎月8日にサステナビリティのプレスリリースを実施いたします。

本件に関するお問い合わせ

https://www.bookoffgroup.co.jp/contact_us/top/contact-us-02/

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。