来年3月の最終審査(ランウェイ形式)に向け、制作を本格化へデザイナーの卵たちの“世界での活躍”の第一歩に
NFDT/SFDA事務局のプレスリリース
【東京都】国内最大規模のファッションコンクール「NFDT/SFDA」
東京都は、世界に羽ばたくファッションデザイナーを見出し、育成するため、
都内在住又は在学の学生を対象とした「Next Fashion Designer of Tokyo 2026(ネクスト ファッション デザイナー オブ トウキョウ 2026)/NFDT」と、
着物の生地などを活用した「Sustainable Fashion Design Award 2026(サステナブル ファッション デザイン アワード 2026)/SFDA」の、2つのファッションコンクールを主催しています。
今年も多様な分野の学生等から、数多くの応募が集まりました(両コンクール総数約2,000件)。
この度、パリコレデザイナーの森永 邦彦氏 (ANREALAGE デザイナー)などの、国内を代表するファッションデザイナーやバイヤーらによるプレゼン審査、及びSNSを活用した一般投票による二次審査を実施。
デザイン画を基に制作した作品のプレゼン審査では、各部門で6組ずつ、計24組の通過が決定しました。
また、一般投票では、一次審査を通過したデザイン画を、公式SNSで公開。
「いいね!」による人気投票の結果、投票数の多いデザイン画を各部門3組ずつ、計12組の特別選抜賞候補作品が決定しました。
※「NFDT」の2部門
…「フリー部門」(自由テーマ)/「インクルーシブデザイン部門」(障害のある方の着用を前提)
※「SFDA」の2部門
…「ウェア部門」/「ファッショングッズ部門」(バッグやアクセサリー、シューズ等)
両コンクールの二次審査通過計24組(各部門6組ずつ)と、一般投票で選ばれた12組(各部門3組ずつ)の計36組(延べ数)の若手デザイナーたちは、2026年3月に行うランウェイ形式の最終審査に向け、新たに2作品を制作していきます。




二次審査通過作品の一覧は公式サイトにて紹介
【NFDT】URL:https://nfdt.metro.tokyo.lg.jp/
【SFDA】URL:https://sfda.metro.tokyo.lg.jp/
世界に羽ばたくファッションデザイナーを見出し、育成するための
「Next Fashion Designer of Tokyo」「Sustainable Fashion Design Award」について
東京をパリ、ミラノ、ニューヨーク、ロンドンと肩を並べる「ファッションの拠点」へ

東京都は、東京をパリ、ミラノ、ニューヨーク、ロンドンと肩を並べる「ファッションの拠点」としていくため、ファッション・アパレル産業の振興に取り組んでいます。
その一環として、世界に羽ばたくファッションデザイナーを見出し、育成するため「Next Fashion Designer of Tokyo(NFDT)」と「Sustainable Fashion Design Award(SFDA)」の2つのファッションコンクールを2022年に創設しました。
両コンクールでは、服飾学生に限らず、アートやデジタル、映像制作など、様々なクリエイションに関わる若手からの応募を歓迎しています。
今年度のエントリーは7月に応募受付を終了。デザイン画による一次審査、ワークショップ、制作したルックによる二次審査、ビジネス体験を経て、2026年3月にショー形式の最終審査を実施予定です。
ビジネス体験やパリでの作品発表など、人材の「育成」への追及が最大の特徴
本コンクールの最大の特徴は、世界で活躍できる人材の「育成面」を追求している点です。
一次審査通過者には、世界で活躍するデザイナーや業界のプロによるワークショップを実施。
また、二次審査通過者には、マーチャンダイザー等による商品化体験に加え、プロモーション体験の機会を用意するなど、将来に向けたビジネス体験の場を提供しています。
さらに受賞者にはブランディング支援やパリファッションウィークでの作品発表の支援が受けられます。
業界の多彩なメンバーが審査員に!国内で最も注目されるファッションコンクールに
業界の第一線で活躍するデザイナーやバイヤー、障害者支援団体の代表ら、多彩なメンバーが審査員を務め、今や国内でも最も注目されるファッションコンクールの一つとなっています。
「Next Fashion Designer of Tokyo 2026 」の審査員長は東京藝術大学長 日比野克彦氏、「Sustainable Fashion Design Award 2026」副審査員長にはアーティスト 篠原ともえ氏が就任しています。

