株式会社NEXER・着物のクリーニングに関する調査
株式会社NEXERのプレスリリース
■着物のクリーニングはどうしている?
着物は日本の伝統衣装であり、その美しさを長く保つためには適切な手入れが欠かせません。
しかし、着用機会の少なさや、専門的な知識が必要なことから、手入れ方法に悩む所有者は少なくありません。
とくに、汗やシミを放置すると虫食いやカビの原因となり、大切な着物が台無しになることもあります。
ということで今回はリナビスと共同で、事前調査で「家に着物を常備している」と回答した全国の男女100名を対象に「着物のクリーニング」についてのアンケートを行いました。
※本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社NEXERとリナビスによる調査」である旨の記載
・リナビス(https://rinavis.com/)へのリンク設置
「着物のクリーニングに関するアンケート」調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2025年11月1日 ~ 11月5日
調査対象者:事前調査で「家に着物を常備している」と回答した全国の男女
有効回答:100サンプル
質問内容:
質問1:着物をクリーニングに出したことはありますか?
質問2:普段は着物をどのように手入れしていますか?もっとも多い手入れ方法をひとつだけ選んでください。
質問3:その理由を教えてください。
質問4:着物をクリーニングに出さない理由を教えてください。
質問5:着物をクリーニングに出すとしたら、どんな点をもっとも重視しますか?
質問6:その理由を教えてください。
質問7:着物の手入れが不十分で着用できなくなったことがありますか?
質問8:その理由を教えてください。
※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
■30%が、着物をクリーニングに「数年に1回出すことがある」
まずは、着物をクリーニングに出したことがあるか聞いてみました。
着物所有者の約4割がクリーニング未経験でした。
数年に一度出す「時々利用層」が最も多いものの、約4割が一度もプロの手入れを受けていないことは、手入れ不足のリスクを示唆しています。
着物管理における専門的な手入れの必要性が、所有者間で十分に認識されていない可能性があります。
次に、普段は着物をどのように手入れしているかを聞いてみました。
「とくに何もしていない」所有者が3割と最多で、日常の手入れが不足していることが分かりました。
次に、それぞれの回答理由をくわしく聞いてみました。
「とくに何もしていない」その理由は?
・どうすればいいか知らない。(40代・女性)
・方法がよくわからない。(50代・女性)
・着る機会がない。(60代・女性)
「定期的に専門クリーニングに出している」その理由は?
・大事にしたい。(20代・男性)
・汚れが残っていると、カビやすいから。(40代・女性)
・きちっとしたメンテには専門職が必要だから。(60代・男性)
「家族に任せている」その理由は?
・自分では管理方法が分からないため。(40代・女性)
・着物の管理は配偶者がしている。(40代・男性)
「自分で手入れしている」その理由は?
・自分で手入れしたほうが確実だから。(30代・女性)
・好きだから。(50代・女性)
「とくに何もしていない」方は、「着る機会がない」「手入れ方法が分からない」といった無関心と知識不足に集約されます。
一方、「定期的にクリーニングに出す」方は、「カビ防止」や「長持ちさせたい」という明確な目的意識と専門職への信頼に基づいています。
また、手入れを「家族に任せている」層が多く、とくに若い世代や男性は「面倒」「方法が分からない」ため配偶者や親に頼っていることが分かります。
■47.4%が、着物をクリーニングに出さない理由は「頻繁に着ないので必要性を感じない」
続いて、着物をクリーニングに出さない理由は何かを聞いてみました。
クリーニング未経験者の最大の理由は、「着る機会の少なさ」による必要性の欠如です。
費用が高いと感じる層も一定数いますが、「頻繁に着ない」という認識が手入れの必要性自体を低く見積もっている主因のようです。
次に、着物をクリーニングに出すとしたら、どんな点をもっとも重視するのかを聞いてみました。
重視する点は、「丁寧な取り扱い」「仕上がりの品質」「料金の安さ」がほぼ同率で拮抗しました。
次に、それぞれの回答理由をくわしく聞いてみました。
「丁寧な取り扱い(生地を傷めない)」その理由は?
・クリーニングで着物が傷ついたら嫌だから。(20代・男性)
・値段も気になるけど、洋服と違い特殊なものなので、丁寧さなどが気になる。(40代・女性)
・着物は高価なので丁寧に扱ってほしいから。(50代・女性)
「仕上がりの美しさ・品質」その理由は?
・長く着続けていきたいから。(40代・女性)
・仕上がりの良さが大事だと思う。(40代・男性)
・着れなくなったら困るから。(60代・男性)
「料金の安さ」その理由は?
・安い方が助かるから。(30代・男性)
・着物のクリーニングは値段が高いので。(50代・女性)
・着物の手入れにはお金がかかる為。(70代・男性)
「しみ抜きなど専門的な技術力」その理由は?
・専門的なクリーニングは好ましい。(50代・女性)
・汚れが気になるときにクリーニングに出したいので、汚れを落とす技術を重視する。(60代・女性)
・自分では出来ないから。(60代・女性)
最も重視される「丁寧な取り扱い」は、「高価な着物を傷つけたくない」という切実な思いが背景にあります。
「仕上がり」についても、「長く着続けたい」という目的意識から「美しさ」や「クレーム対応」といった品質への厳しさが見られます。
また、「しみ抜きなど専門的な技術力」は、自分で手入れが困難な汚れへの期待の現れです。
一方で「料金の安さ」も欠かせない要素であり、高価な着物だからこそ、価格以上の安心感と技術力を求める傾向が明確です。
■15%が、着物の手入れが不十分で着用出来なくなったことが「ある」
続いて、着物の手入れが不十分で着用できなくなったことがあるかを聞いてみました。
着物所有者の約7人に1人が、手入れ不足により大切な着物を着用不可にしてしまった経験がありました。
次に、着用できなくなった理由は何なのか具体的に聞いてみました。
着物の手入れが不十分で着用できなくなった理由は?
・首元のシミがとれなかった。(30代・女性)
・虫食い。(40代・女性)
・シミが酷くなって着ることが出来なくなった。(70代・男性)
・型崩れ。(70代・男性)
着用不可になった主な原因は、「虫食い」「シミ」「型崩れ」といった、着物特有のダメージでした。
とくに「シミがとれなかった」や「虫食い」は、着用後の放置や長期保管中の手入れ不足が招いた結果と考えられます。
■まとめ
今回は、着物のクリーニングに関する調査を行い、その結果について紹介しました。
着物所有者の約4割がクリーニング未経験で、3割が普段「とくに何もしていない」という手入れ不足の実態が明らかになりました。
クリーニングに出さない最大の理由は「頻繁に着ないこと」ですが、その結果約7人に1人が管理不足によって着用できなくなった経験を持っています。
クリーニングに際しては、「丁寧な取り扱い」や「仕上がりの品質」を重視しつつも「料金の安さ」も求めるという、品質とコストへの厳しい目線が伺えます。
着物のクリーニングをしたい方は、コスパとクオリティーの高い宅配クリーニングを利用してみてはいかがでしょうか。
<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERとリナビスによる調査」である旨の記載
・リナビス(https://rinavis.com/)へのリンク設置
【リナビスについて】
社名:株式会社リナビス
所在地:〒677-0052 兵庫県西脇市和田町69
代表取締役:河野 晃久
Tel:050-3628-4810
事業内容:「おせっかい」な無料サービス(最大12ヶ月保管、送料無料、無料シミ抜き・毛玉取り・ボタン付けなど)が充実した宅配クリーニング事業
【株式会社NEXERについて】
本社:〒171-0013 東京都豊島区東池袋4-5-2 ライズアリーナビル11F
代表取締役:宮田 裕也
Tel:03-6890-4757
URL:https://www.nexer.co.jp
事業内容:インターネットリサーチ、SEO、WEBブランディング、レビューコンテンツ、リアルショップサポート、WEBサイト制作